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コロナ製ストーブ、636万台の給油タンクをリコール
経済産業省は17日、住宅設備機器メーカー「コロナ」(新潟県三条市)製の石油ストーブと石油ファンヒーター用の給油タンク約636万台のリコール(無償点検・修理)を発表した。
重大な製品事故の報告がメーカーに義務付けられた昨年5月以降、リコールになった台数としては最多。
同省によると、リコールの対象は1987年〜2000年に製造されたワンタッチ式給油タンクで、商品名は「よごれま栓タンク」。タンクの給油口のふたの留め具とピンがかみ合いにくく、逆さにした時にふたが開き、灯油がこぼれてストーブの火に引火する恐れがある。
昨年5月以降、このタンクを使用するストーブとファンヒーターで計8件の火災が発生し、同12月には新潟県で、今年2月には愛知県でそれぞれ1人が死亡している。このうち昨年12月の京都府の火災は、タンクを逆さにして石油ストーブに戻す際にふたが開いて灯油がこぼれ、ストーブの火に引火したのが原因とみられ、同省は残る7件についても、ふたが開いて灯油に引火した可能性があると見て調べている。
2001年以降に製造されたタンクは留め具とピンがかみあって完全にロックされる構造になっている。
コロナでは「暖房器具を使う冬場を前に、安心してストーブを使って頂くためにリコールを実施することにした」と説明している。問い合わせは同社(0120・623・238)。
(2008年9月17日21時59分 読売新聞)より転載
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