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二輪レーサー青木宣篤さん 世界王者育成へジュニア教室
ジュニアのライダー育成に取り組む青木さん
オートバイロードレースで世界的に活躍する高崎市元島名町のレーサー、青木宣篤さん(37)が後進の育成に力を入れている。群馬から世界グランプリ(GP)へ羽ばたくライダーを育てようと、ジュニア向けのライディング教室を毎週開催。「野球やサッカーなどと違い、なかなか触れる機会の少ないスポーツ。きっかけをつくってあげることで、競技人口を広げたい」と意欲を示している。
旧子持村の「青木三兄弟」の長男として知られ、世界選手権の最高峰「モトGP」クラスのマシン開発の傍ら、実戦にスポット参戦している青木さんは、競技のすそ野を広げるため今年五月に教室を始めた。
毎週日曜日の朝、吉井町内のカートコースを開園前に借りて行う。五台のミニバイクやヘルメット、プロテクターなどの用具はすべて自腹でそろえた。二歳児から高校生まで五人のジュニア選手が練習している。
青木さんは十歳でポケットバイクに乗り始め、一九九三年に世界戦デビュー。年間最高三位を獲得した。「トップ選手の中には二、三歳で乗り始めた人もいる。小さい時からオートバイに親しめば上達も早くなる」と、ジュニア層への普及の重要性を感じている。
スクールから将来の世界チャンピオンを輩出するのが夢だが、「まずは親子で興味を持ってもらうことで、有望なライダーが出てくれば」と地道な活動を続けるつもりだ。
上毛新聞より転載
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