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官公庁で仕事始め 首長が年頭あいさつ
仕事始めで職員にあいさつする大沢知事
官公庁などで仕事始めとなった五日、年頭のあいさつに立った各首長からは、景気の冷え込みに伴う税収減などを心配する声が目立った。
県庁では、大沢正明知事が幹部ら約三百三十人の職員を前に雇用を含めた県内の厳しい経済情勢について触れ、「皆さんも心して職務に臨んでほしい」と訴えた。
前橋市の高木政夫市長は経済危機がもたらす地方自治体財政への影響について「(新年度の予算要求を積み上げていくと)二十−三十億円の財源不足が予想される」とし、「職員の創意と工夫で経費を節減し、厳しさに対応していこう」と呼び掛けた。四月の中核市移行と五月の富士見村との合併を控え、本年を「飛躍の年」にすると誓った。
自動車関連などの製造業で不況の暗い影が落ちる太田市。清水聖義市長は「厳しい経済情勢は今年も続くだろう」としながらも、「職員が前を向いて元気を与えなければ、市民も元気がなくなる」と引き締めに躍起。桐生市の亀山豊文市長も「雇用情勢が大変厳しくなっている。今年はさらに厳しさが増すと考えられ、職員一丸となって頑張ってほしい」と訴えた。
今月十八日の市長選に立候補しない意思を表明している伊勢崎市の矢内一雄市長は庁議で幹部職員に対し、「皆さんと過ごした日々は私の宝物。新しい市長と共に日本一の地方行政をつくってほしい」と一足早い惜別の辞。
高崎市の松浦幸雄市長は北陸新幹線の金沢延伸など交通網のさらなる充実を控え、「首都圏と日本海を結ぶネットワークの中心都市としての存在感をますます高めていきたい。県一の都市の職員であるという自覚と向上心を常に持ち、職務に励んでほしい」と呼び掛けた。
上毛新聞より転載
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