|
前橋赤十字病院 ドクターヘリ運用へ連携訓練
館林市で行われた合同訓練
前橋赤十字病院(前橋市朝日町)の救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)が来月十八日から本格運用されるのに伴い、県内十一消防本部と連携した合同訓練が各地で始まった。出動要請の手順や離着陸時の安全確保、無線交信の方法などを事前に確認し、緊急時に備える。
東毛地区で最初の訓練は二十七日、館林市の市役所東広場で行われ、館林地区消防組合の関係者ら約八十人が参加した。
三階屋根から男性が転落し、頭部を負傷したとの想定でドクターヘリが出動。ヘリの拠点となる同病院高度救命救急センターへの連絡方法と館林消防本部、地上で待機する支援車、救急車との無線交信手順などを確認した。
訓練では、同病院から広場までの所要時間はわずか十八分。ヘリへの担架搬入なども実際に行い、救急隊員らが一つ一つ手順を確かめた。
同病院総務課によると、ドクターヘリは救命救急の専門医、専門看護師と操縦士、整備士、通信担当の五人が病院に常駐し、午前八時四十五分から日没三十分前まで運航する。
ドクターヘリの出動要請は通常、現場に到着した救急隊員が搬送に要する時間や患者の状態などから判断するものとされるが、同病院は「他県の例を見ても出動後のキャンセルが三、四割あるのは当たり前。一刻も早く措置が行えるよう、一一九番通報の段階で判断し、出動要請してほしい」(総務課)と話している。
上毛新聞より転載
|