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LED照明 実はお得
寿命、白熱灯の40倍 電気代は年85%節約
パナソニック電工の新製品発表会でも様々なタイプのLED照明器具展示された(東京・江東区で)=林陽一撮影
LED(発光ダイオード)を利用した照明が家庭にも広がってきた。消費電力が小さいため、電気代が安く済み、環境にもやさしい。値段はまだまだ高いが、大手メーカーもこぞって品数を増やしており、コストダウンが進めば、近い将来、照明の主役になると予想されている。(経済部 香取直武)
LEDは、電流を流すと光を発する半導体で、ろうそく、白熱電球、蛍光灯に次ぐ「第4の明かり」とも呼ばれる。小さくて軽く、長寿命な上に、消費電力が小さいなどメリットが多い。これまでにも、信号機や携帯電話のバックライトなどに利用されてきたが、いよいよ家庭照明用にも広がってきた。
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東芝ライテックは、白熱電球用の口金をそのまま使えるLED電球を18日から発売する。40ワットの白熱電球と同じ明るさ。価格は、税込み1万500円と高価だが、寿命は4万時間。これは白熱電球の約40倍、同社の電球形蛍光灯の約7倍だ。1日10時間使ったとしても10年以上は交換する必要がない。白熱電球よりも電気代が大幅に安いため、4万時間(普通の使い方で10年間程度使った場合に相当)で比較すると、2万円以上お得な計算だ(図を参照)。
パナソニック電工も4月から、住宅用LED照明の品ぞろえを80種類から210種類に拡大する。60ワットの白熱電球の明るさに相当するダウンライト(同2万5620円から)の寿命も4万時間。年間の電気代を約85%節約できるという。
課題は値段が高いことだが、製造コストは年々、安くなっている。パナソニック電工の松蔭邦彰・取締役照明事業本部長は、「2012年ごろには現在の価格の半分程度にできると思う。照明の主役になってくるだろう」と話してる。
(2009年3月11日 読売新聞)より転載
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