|
“家電ネット”国際標準作り、総務省が実証実験へ
総務省は18日、冷蔵庫や洗濯機、AV機器など家庭内の電気製品をネットワークで結ぶ技術の実証実験に取り組む方針を明らかにした。
家庭内の電気コンセントを利用した電力線通信や、無線LANで結び、携帯電話で、エアコンや照明、風呂などを操作したり、録画したテレビ番組を別の部屋のテレビやパソコンで楽しめるといった技術革新が期待されている。
総務省は、技術的な問題点を探るため、9月に放送局、通信会社、家電メーカーなどで作るフォーラムを設立するとともに、2007年度予算の概算要求に7億5000万円を盛り込む。
総務省は実証実験を通じて、家庭内の機器を無線ネットワークでつないだ時に壁が通信に及ぼす影響や、冷蔵庫やエアコンの消費電力が急に上昇した場合の電力線通信への影響を確かめ、最適なネットワーク環境の開発につなげる。
これまで、家電やAVメーカー、通信会社ごとに実験が行われてきたが、異なるメーカー間や、家電とAV機器が接続された時のネットワークの安定性などは十分に検証されていない。このため、総務省が中心となって実験に取り組み、家庭内ネットワークの国際標準作りを目指す。
(2006年8月19日3時7分 読売新聞)
|