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「10月1日」 新たな制度、サービス始まる
新たな制度やサービスが県内でも1日から始まった。郵政民営化や、地震発生を大きな揺れの前に知らせる緊急地震速報など全国的なもののほか、暴力団員を県営住宅から排除する新たな県条例なども施行された。
写真:写真説明
窓口で利用者に応対する職員(1日、前橋中央郵便局で)
■郵政民営化■ 前橋中央郵便局(鈴木義雄局長)では、「民営会社発足記念」の限定消印を用意し、記念切手も販売した。午前中に郵便局を訪れた近くの主婦柴崎幸子さん(81)は、「国鉄や電電公社が良くなったように、郵便局も一層のサービス向上を期待したい」と話していた。
窓口業務を担う郵便局株式会社によると、1日現在で県内の郵便局は、普通局20、特定局282、簡易局38の計340局。後継者不足で今年3月末に旧倉渕村と旧榛名町で簡易局がそれぞれ1局閉鎖となったが、今回の民営化に伴う閉鎖はなく、各局ともすべての業務が引き継がれ、預金や保険のサービスも、今までと同じ窓口で提供を受けられるという。
■緊急地震速報■ 緊急地震速報は震度5弱以上の地震を対象とし、テレビやラジオで流される。前橋地方気象台は、「将棋倒しなど2次災害の恐れがあるので、とにかく慌てないこと。係員がいれば指示に従ってほしい」と注意を促す。県消防防災課は直接速報を受信できるようになっているが、「放送室に飛び込んでも間に合わない」として、設備の有効利用を今後、検討するという。受信設備のない県内の公共施設や集客施設の多くは、「揺れ出すまでの数秒間に、どうやって危険を知らせたらいいのかわからない」と、当面は様子見の構えだ。
■暴力団排除■ 暴力団員を県営住宅から排除する県営住宅管理条例は、今年4月の東京都町田市の都営住宅で起きた暴力団員の立てこもり事件を受けて、自民党県議が提案したもの。入居者が暴力団員であることが分かった場合、県が部屋の明け渡しを求めることができ、県警も暴力団員が県営住宅を使用していることを把握したら、県に通知する。
■健全育成条例■ 県青少年保護育成条例を全面改正し、この日から施行された県青少年健全育成条例では、正当な理由なく、深夜に青少年を連れ出したり、映画館やカラオケボックスなどに立ち入らせたりすることを禁じており、違反には罰則規定が設けられている。
(2007年10月2日 読売新聞)より転載
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