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肉眼でも見える彗星
ぐんま天文台発表明るさ通常の40万倍に
写真:写真説明
突然明るさが増し、肉眼でも見えるようになったホームズ彗星(ぐんま天文台提供)
県立ぐんま天文台(高山村中山)は27日、「ホームズ彗星(すいせい)」の明るさが通常の約40万倍になり、肉眼でも見えるようになったと発表した。彗星の核から一時的に大量のちりやガスが噴き出す「アウトバースト」現象が起きたとみられるという。同天文台では28日に大型望遠鏡を使った観望会を開き、一般客にも楽しんでもらうことにしている。
同彗星は火星と木星に挟まれた軌道を周回し、現在はペルセウス座にある。イギリスで発見された1892年にも1週間だけ明るくなったという記録があり、同様の現象が起きたとされる。ただ、今回は当時の明るさを上回っており、「観測史上例のない急増光」(同天文台)という。
同天文台は25日夕、150センチ望遠鏡で急増光した同彗星の撮影に成功。すぐに暗くなることが予想されるため、28日に観望会を開催することを急きょ決めた。同天文台は「アウトバーストで彗星が肉眼で見られるようになるのは珍しい。観測を続け、原因を探りたい」と話している。観望会は午後7〜10時。「県民の日」のため入館無料。
(2007年10月28日 読売新聞)より転載
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