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公示地価 下落幅4年連続縮小
住宅地 前橋、高崎で下げ止まりも
12年連続最高価格地点の商業地「高崎市八島町63の1」付近
国土交通省が22日発表した公示地価(1月1日現在)によると、県内の地価は平均で前年比2・7%下がり、15年連続の下落となった。しかし、下落幅は4年連続で縮小し、一部では変動率0%と下げ止まりを示した。評価にあたった不動産鑑定士の永田真氏は「今後は、利便性、快適性、収益性の良しあしで二極化が進む」としている。
調査地点は449地点で、市町村合併による見直しなどで前年より18地点減少した。継続比較できる440地点のうち432地点で下落したが、住宅地で前橋市の3地点と高崎市の4地点、商業地で太田市の1地点は前年と同じだった。
全用途の平均価格は1平方メートルあたり5万6300円で、最高価格は、JR高崎駅近くの商業地「高崎市八島町63の1」の42万8000円。12年連続の首位だが、前年比2・7%下落し、ピーク時(1996年)のほぼ6分の1の水準まで落ち込んだ。
■住宅地■
平均下落率は前年比2・3%と4年連続で縮小したものの、平均価格は4万8800円でピーク時(92年)の半分以下だった。市町村別の下落率は、富士見村、草津町、沼田市、嬬恋村、下仁田町、大泉町が上位を占めた。周辺都市部より割高感がある上、人口減や地域経済の低迷などが響いた。一方、前橋市で11年ぶり、高崎市で8年ぶりに変動率0%地点がみられた。
■商業地■
平均下落率は前年比4・0%で6年連続で縮小したが、平均価格は8万2600円でピーク時(92年)の約7分の1となった。市町村別では、温泉地のみなかみ町や草津町、近接地区への大型商業施設進出の影響を受けた吉岡町などが下落率上位に並んだ。都市部では、「前橋市千代田町4の2の11」が下落率トップの10・3%を記録する一方、東武伊勢崎線太田駅近くの「太田市飯田町1318」は商業地で唯一の変動率0%となった。繁華街での賃貸需要が高まっているためで、太田市では15年ぶりの下げ止まり。
◆価格上位5地点
【住宅地】
〈1〉高崎市柳川町147―3
〈2〉前橋市大手町1―10―4
〈3〉高崎市竜見町3―2
〈4〉高崎市岩押町16―2
〈5〉前橋市南町4―21―3
【商業地】
〈1〉高崎市八島町63―1
〈2〉高崎市連雀町84
〈3〉高崎市栄町17―24
〈4〉高崎市通町52―1
〈5〉前橋市本町2―2―12
◆下落率上位5市町村
【住宅地】
〈1〉富士見村 ▼3.6%
草津町 同
〈3〉沼田市 ▼3.4%
嬬恋村 同
〈5〉下仁田町 ▼3.3%
大泉町 同
【商業地】
〈1〉みなかみ町 ▼7.3%
〈2〉吉岡町 ▼5.5%
下仁田町 同
〈4〉前橋市 ▼5.2%
吉井町 同
草津町 同
(2007年3月23日 読売新聞)より転載
しかし 館林では、まだ下落!?
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