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タミフル以外にも異常行動の事例 厚労省部会で報告
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動などの因果関係について、臨床面から検討する厚生労働省の作業部会の初会合が14日開かれ、他のインフルエンザ治療薬服用後にも異常行動を起こした事例があることが報告された。
これについて厚労省では、「異常行動が起こる頻度もはっきりしておらず、ただちに注意喚起する必要性は考えていない」としている。
「塩酸アマンタジン」(商品名・シンメトレルなど)については、1998年11月にA型インフルエンザに関する効能が追加されて以降6例(うち死亡2例)、「ザナミビル水和物」(商品名・リレンザ)については、2000年12月の販売開始以降10例の異常行動が報告されていた。
タミフル服用後に異常行動を起こした事例は、新たな報告も含め、199例となっている。
医薬品を服用しなくても、異常行動を起こした事例も報告されており、記者会見した座長の鴨下重彦・国立国際医療センター名誉総長は、「インフルエンザそのもので起きるのか、薬の作用によるものなのか、症例を整理して、比較検討することが必要」と述べた。
(2007年5月15日 読売新聞)より転載
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