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契約増える光回線 映像サービス多彩
今年3月末時点で、光回線(光ファイバーの通信回線)でインターネットを利用する契約が、880万にまで増えた(総務省)。
現在、インターネットは、パソコンだけでなく、テレビをはじめとするAV機器ともつながり、家庭内での存在感を増している。その傾向はますます強まるはず。
ブロードバンド映像サービスが、その代表格だ。
見たいタイトルをいつでも再生でき、レンタルビデオ感覚で楽しめる「ビデオサービス」。実際にショップに出かけなくてすみ、新作や人気作でもレンタル中の心配がない。一時停止や早送り、巻き戻しもできる。
「テレビサービス」では、音楽、スポーツ、海外ドラマ、時代劇など、専門番組を流すバラエティーに富んだチャンネルが楽しめる。たとえば、「4th MEDIA(フォースメディア)」は、8000タイトル以上のビデオ、約61のテレビチャンネルをそろえている。
こういうブロードバンド映像サービスには、高速大容量な光インターネット(光回線によるインターネット)の能力が不可欠。光回線でなければ受けられないサービスも多い。
当然、光回線を使いたいという人が多いが、新たに集合住宅向け光回線を申し込むとき、1世帯だけでは難しいのが現状だ。一戸建てなどなら、その世帯だけですむが、マンションでは利用する世帯の見込み数のほか、マンション側の承認などの問題もある。
何世帯がそろえば光回線が導入できるかは、サービス提供会社によっても異なる。NTT東日本のマンションタイプの場合、契約が見込める世帯数が最低6以上からという規定がある。
先進のITライフを満喫するため、新築マンションでは光インターネット対応を標準装備するものが増えてきた。よく「インターネットマンション」や「インターネット対応マンション」と性能表示されているが、内容はよく確認したい。
一般的に、インターネットマンションは、部屋の壁にある差し込み口にケーブルをつなげば、すぐに光インターネットが使える。サービス会社やプロバイダーが決まっていて、使用料は月々の管理料に含まれている場合が多い。インターネット対応マンションは、マンションまで光回線が来ている、ということ。あとは個別に手配する。
ブロードバンドの常時接続という性質を利用し、ホームセキュリティーへの活用も進んでいる。携帯電話をカギ代わりにする、留守時に人の気配を感じるとメールで携帯へ知らせる、などのサービスが続々登場。要注目である。
(2007年7月12日 読売新聞)より転載
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