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中越沖地震臨海学校中止や延期
県内自治体 支援活動も広がる
新潟県中越沖地震の発生から一夜明けた17日、県内の自治体は、新潟県内で予定していた臨海学校の中止や延期を決めるなど対応に追われた。一方で、自治体などによる募金活動や救援物資の搬送など、被災地支援の動きも広がり始めた。
■キャンセル
市町村の小学校では、臨海学校の中止や延期が相次いだ。県教委によると、新潟県内では地震発生当時、前橋市や富士見村などの4小学校が長岡市などで臨海学校を実施していたが、いずれも16日中に無事戻った。現地に向かう途中で地震に気付いた明和町などの7校は、急きょ引き返したという。
柏崎市に臨海学校を持つ「多野藤岡広域市町村圏振興整備組合」は17日、被災状況を把握するため現地に職員を派遣。壁に亀裂が走るなどの被害が確認されたため、21日から予定していた藤岡市内9校の臨海学校中止を決めた。
■物資搬送
県は17日、新潟や栃木など5県で結ぶ相互応援協定に基づき、緊急物資を被災地に運んだ。県議会庁舎前で行われた出発式では、高木勉副知事が「200万県民の気持ちを現地に伝えてほしい」と職員を送り出した。県職員4人が柏崎市災害対策本部などに仮設トイレ70基のほか、パン5000食、水9000リットルを運んだ。募金箱を県庁1階正面玄関受付と昭和庁舎1階に設置し、募金を受け付けている。
太田市は、東毛地区の市町村の臨海学校用施設がある新潟県出雲崎町の要請を受け、上水道の漏水修繕のための水道局職員2人と市管工事協同組合員8人の計10人を派遣。藤岡市も柏崎市に毛布、カップめんなどの救援物資をトラックで送った。
玉村町などは、町内のスーパー前で義援金の募金活動を行った。職員らが募金箱を携えて「お願いします」と買い物客らに呼びかけていた。募金活動は今週いっぱい続ける予定。
18日も、安中市が毛布200枚などを柏崎市へ届ける。富岡市は出雲崎町に義援金20万円を送る予定という。
また、サッカー・J2のザスパ草津も18日から、オフィシャルショップ「ザスパーク前橋」(前橋市千代田町)内に募金箱を設置する。8月5日まで募金を呼びかける。
(2007年7月18日 読売新聞)より転載
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