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首都高がETC優遇の新料金案、現金は都内一律1200円
距離別料金の導入を検討している首都高速道路会社は20日、新料金案を公表した。
東京都内で現在、一律700円の普通車は、距離に応じて400〜1200円となる。いずれも、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)の利用を前提にした料金体系で、現金払いの場合は上限料金1200円が適用される。来年10月をめどに実施予定だが、距離によっては大幅な値上げとなるため、利用者の反発も予想される。
新料金案は、ETC利用の普通車について、都内のほか、一律600円の神奈川県内では400〜1100円に、一律400円の埼玉県内では300〜550円とし、利用距離に応じて、初乗り料金に50円刻みで上積みする仕組みだ。
都内の場合、利用距離が3キロ未満では現在より300円安い400円になるが、19キロ以上から現在の料金を上回り、32・5キロ以上は500円の値上げの1200円になる計算だ。
一方、ETCを搭載しない現金支払いの利用者は、それぞれの路線の上限料金を入り口で支払わなければならない。大型車の料金は普通車の倍となる。
首都高のETC利用率は平均約76%(今年7月)だが、国土交通省によると、都内で登録されている四輪車両のETC搭載率は約64%(8月末)にとどまっている。同社では、ETC未搭載車については、電子マネーを使った支払い方法を取り入れるなど、軽減策も検討している。
同社では、ホームページで利用者の意見を募集し、来春までに最終案をまとめる。
(2007年9月20日22時58分 読売新聞)より転載
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