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自分でプチリフォーム ホームセンター活用
無料講習会や相談コーナーも
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DIY講習会で床のビニールシートの張り方を講師から教わる参加者(東京都稲城市のユニディ若葉台店)
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リフォーム相談コーナーでは、専任の女性従業員(奥)が対応してくれる(東京都江東区のスーパービバホーム豊洲店で)
自宅の外壁の塗り替え、壁紙や床の張り替えなどのプチリフォームが静かなブームを呼んでいる。自分でする場合や業者に依頼する場合のいずれでも、初めての人にとって強い味方として期待されているのがホームセンターだ。無料の講習会を開いたり、女性客向けの相談員を置いたりするなど対応を充実させている。
「床に敷いたマットを替えるだけで、トイレや台所が快適で心地よい空間になります」。東京都稲城市のユニディ若葉台店で6日、DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)教室が開かれ、講師の女性が模様替えの方法を実演した。
ビニール製のクッションフロアを取り出し、テープや金具で固定。「マットのつなぎ目に水が入るとカビになって大変。この専用接着剤で埋めてください」と説明し、参加者も実技に取り組んだ。
たまたま来店して参加したという40歳代の主婦は「トイレや台所の床をきれいにしたかったけど、やり方がよく分からず、これまでは売り場を素通りしてきた。今度は自分でやってみたい」と話した。
ホームセンターなどでつくる日本DIY協会(東京・千代田区)の講師、油田加寿子さんは「趣味のように自分でする楽しさに加え、節約できることもあって、こうしたリフォームは定着した。今後も、退職した団塊世代が、ゆとりのある時間を活用するため、ますます盛んになるのでは」とみる。
ホームセンターのリフォームコーナーでは、扱い方法が簡単な壁材、床材などの材料や道具が豊富にそろっていることが多い。客向けの講習会では、内装タイルの張り替え、ペンキ、壁土などの塗り方などでも、職人レベルの技術を教える店もある。売り場には、同協会認定のDIYアドバイザー資格を持った専任の従業員を配置するケースも増えている。
プロの技、コツなどの情報をリフォームに関するホームページに載せている石井敬一さんは「高度な技術が必要な場合でも、ホームセンターの教室で習って挑戦する人もいる。職人さんの人件費が要らないので、費用はかなり抑えることができる」という。
自分でする場合でも、材料や工具について具体的に尋ねてみたい。業者に依頼するケースでも、基本料金がいくらなのかを確認しておきたい……。こうした、さまざまな相談に対応できるよう、窓口を充実させている店もある。
スーパービバホーム豊洲店(東京・江東区)では、リフォーム用品コーナーにオープンスペースの相談カウンターがあり、専任の女性従業員もいる。入店客が利用しやすい雰囲気の中で相談してもらい、トイレ、浴槽など各コーナーの担当者につないでいる。業者の紹介も行っている。
同店フロアマネジャーの長原伸一さんは「気軽に立ち寄れるのがホームセンターの魅力。店内の専門家に話を聞きながら、色々なメーカーの商品の価格や品質を比較、検討できるところを上手に活用していただきたい」と話す。
(2008年3月12日 読売新聞)より転載
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