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都内のコンビニ強盗容疑の男、館林で確保
館林署から池袋署に移送される葭葉容疑者(中央)
館林市内や東京都内のコンビニエンスストアで今月上旬に発生した連続強盗事件に絡み、警視庁池袋署は十四日、東京都内のコンビニに押し入り現金を奪ったとして、強盗の疑いで、板倉町出身の住所不定、無職、葭葉(よしば)清美容疑者(40)を逮捕した。葭葉容疑者は館林市内で起きた二件のコンビニ強盗への関与をほのめかしているといい、池袋署の調べが済み次第、館林署が追及する。同署が東武鉄道館林駅構内で葭葉容疑者を取り押さえ、指名手配していた池袋署に引き渡した。
調べによると、葭葉容疑者は五日午後八時四十五分ごろ、東京都豊島区東池袋のコンビニで、女性店員に刃物を示し、「何か言ったら刺すぞ」と脅して現金約七万円を奪った疑い。容疑を認めているという。
池袋署は十三日夜に都内のコンビニと書店で起きた強盗未遂事件についても手口や服装などから葭葉容疑者の犯行とみて調べる。
館林市内では三日夜に同市本町のコンビニで、六日夜に同市城町のコンビニで、それぞれ刃物を持った男に現金を奪われる事件が発生。館林署は六日夜のコンビニ強盗に関与したとして、逮捕状を取り、葭葉容疑者の行方を追っていた。
池袋、館林両署は物証などから、いずれも葭葉容疑者の犯行との疑いを強め、連絡を取り合っていた。
館林署は葭葉容疑者が都内と館林市内を電車で行き来しながら犯行を繰り返しているとみて、六日の事件以降、管内のすべての鉄道駅に署員を配置。十四日午前十一時十五分ごろ、張り込み中の同署員が葭葉容疑者を見つけて取り押さえた。
葭葉容疑者を取り押さえた際、館林駅前は乗降客や客待ちのタクシーなどで混雑しており、突然の捕物に一時騒然とした。タクシー運転手の男性は「男が一人、交番に連れて行かれた」と驚いた様子で話していた。
また、六日の事件当時に勤務していたコンビニの女性店員は「事件後は男の人の声やレジに立つのが怖かった。捕まったと聞いて本当に安心した」と胸をなで下ろしていた。
上毛新聞より転載
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