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ミツバ、契約社員450人削減へ
自動車電装品製造のミツバ(桐生市広沢町、阿久戸庸夫社長)が、派遣社員との契約を更新せず、来年三月までに約四百五十人を削減する方針を決めた。世界的な金融危機は本県産業も直撃。富士重工業が群馬製作所(太田市)での減員を発表しており、非正規社員削減の動きが広まりそうだ。
ミツバは二〇〇九年三月期連結業績予想で当初、売上高が前年同期比6・6%増の二千四百四億円と見込んでいたが、最近の国内や北米メーカーの急速な減産による受注減で下方修正。最終損益は赤字を予測している。
このため、生産性の向上と並行して在庫削減などの低コスト化に取り組んでいる。社員の残業カットと派遣社員の減員で、それぞれ三億円ずつの人件費削減を見込む。
工場は国内に八カ所、県内は桐生、みどり、富岡、藤岡、沼田の計五工場ある。同社は「雇用にまで波及させたくなかったが、百年に一度とされる激変の中でやむを得ない緊急措置。削減は派遣社員個々の契約に応じて順次行う」としている。
桐生市産業経済部は「雇用の問題は一自治体には対応しきれない。国にも雇用の対策を訴えていきたい」と話している。
富士重工業は国内五万台の減産に伴い、群馬製作所で今月末に満了を迎える期間従業員と派遣社員計八百人との契約を更新しないことを決めている。
上毛新聞より転載
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