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給食費未納1億1515万円 県教委調査
前橋市は訴訟も予定
県内の公立小・中学校での給食費未納額が2006年度末までに、少なくとも1億1515万円に達したことが、県教委の調査で13日わかった。未納額が1181万円に上る前橋市は新年度、未納の児童ら350人の保護者に対し、少額訴訟などの法的措置に踏み切る予定で、太田、藤岡の両市も簡易裁判所を通じた支払い督促を検討中だ。
調査は県内すべての公立小・中学校(516校)が対象。各校が記録が残る範囲で報告した結果、未納額は06年度が5465万円、05年度は5131万円だった。高崎市教委が合併前の旧高崎市分を把握できていないなど、実際の総額はより大きいとみられる。
学校側の認識では、未納の理由は「保護者の責任感、規範意識の問題」が6割程度と最多で、「経済的な問題」(約3割)のほぼ倍だった。約5割が「未納が増えたと思う」とする一方で、「変わらない」も4割近くで、長年の課題だったことがうかがえる。
なお、未納している児童・生徒の数は、市町村により、実人数と延べ人数を独自に選んで報告したため、実態は不明だが、県教委は「3000人程度」としている。県教委も、「場合によっては法的措置を取る」などと記したチラシを近く全家庭に配布し、収納率向上に向けた強い姿勢を明確にする。
(2008年2月14日 読売新聞)より転載
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