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向井千秋さん里帰り「記念子ども科学館に新資料を」
つつじが岡公園で観光客らに囲まれる向井さん
館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋さんが二十三日、一年ぶりに里帰りし、安楽岡一雄市長を表敬訪問。向井千秋記念子ども科学館(同市城町)に、つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)などで保管する宇宙開発の関連資料を、新たに提供することを申し出た。
同館にはJAXAや向井さん個人から長期貸与される資料などが展示されている。今回の申し出は日本人宇宙飛行士に関連した物品が中心になる予定。向井さんは日本の宇宙開発の歴史がたどれるような展示を希望し、「資料を散逸させないためにも、科学館を拠点に活用してもらえれば」と話している。
向井さんは昨年十月に同機構の宇宙医学生物学研究室長に就任。「国際宇宙ステーションの日本実験棟が本格的に機能するようになる今年は、日本の宇宙開発にとって大きな年。実験棟の研究室をいかにうまく活用するか考えるのが自分の仕事」と、新たなテーマも披露した。
その後、市長らの案内で県立つつじが岡公園を見学。自身が宇宙から持ち帰り、地上で発芽した「宇宙ツツジ」の成長の様子などを確認した。園内に居合わせた観光客たちは突然の向井さんの登場に大喜び。向井さんも記念写真に笑顔で応じていた。
上毛新聞より転載
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