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菓子1個購入で CO2 10グラム 削減
スーパー・ベイシア全店
県内などでスーパー91店舗を展開する「ベイシア」(前橋市、高山正雄社長)は2日、「カーボンオフセット」付き食品の販売を全店舗で始めたと発表した。ポテトチップスなどの菓子6商品が対象で、1個購入すれば10グラムの二酸化炭素(CO2)削減に貢献したことになるという。
対象商品は「湖池屋」(東京都)の「ポテトチップスのり塩」など4社の菓子で、価格はいずれも100〜300円程度。4社は、これらの商品の製造過程などで排出するCO2の一部として、国連認証の排出権(CO2を出す権利)を購入。購入費に見合った排出枠が政府に寄贈される仕組みで、これは国の削減分に算入される。商品の販売価格に排出権購入費分の上乗せはしていないが、購入すればこの取り組みに協力したとみなされるという。
カーボンオフセット付き菓子を販売しているのはベイシアだけといい、同社は、消費者の関心は高いとみて、7月からは対象商品数を増やす予定だ。収益の一部で植林事業なども行う。
伊勢崎市内の店舗では、対象商品を並べた陳列棚にカーボンオフセットなどの説明文を掲示して取り組みをPR。値札のわきには、テレビやシャワーなどの日常の場面でのCO2排出量も表示し、「10グラムの削減」を呼びかけている。
■カーボンオフセット■
日常生活や企業の生産活動などによるCO2の排出分を、植林や様々な環境事業に資金提供するなどの方法で帳消ししたり、埋め合わせたりする活動のこと。排出の少ないところから買う排出権も埋め合わせの手段になる。
(2008年6月3日 読売新聞)より転載
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