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県内猛暑、15人が病院に搬送
太平洋上の高気圧の影響で県内は六日、三日連続で晴れ渡り、十三観測地点のうち十カ所で三〇度を超え真夏日となった。この暑さで、少なくとも十五人が熱中症や脱水症状とみられる症状で病院に搬送された。また、五日から始まった高校野球県大会の会場でも、応援中の生徒らが意識を失うなどして手当てを受けた。
前橋地方気象台によると、最高気温は伊勢崎三四・〇度、前橋三三・七度、高崎上里見三三・五度、館林三三・一度、桐生三二・五度−など。南方から湿った空気が入り込み、湿度も一日を通して60−90%と高く、蒸し暑さが続いた。
前橋市消防本部によると、同日午前十時三十五分ごろ、前橋市朝日町の女性(86)が自宅で倒れているのを訪ねてきた娘が見つけ一一九番通報した。女性は病院に運ばれ、重症の熱中症と診断された。また、同市内の女子中学生(15)がソフトボールの試合中に倒れ、軽症の熱中症だった。
県消防保安課によると、このほか高崎で七人、伊勢崎で三人、太田と藤岡、富岡で各一人が熱中症や脱水症状とみられる症状で病院に運ばれた。すべて中等症から軽症だった。
高校野球県大会が行われた前橋市民球場では、市立伊勢崎高三年生の女子生徒が体調を崩したが、救急車の中で介抱され回復した。ほかに、応援中の生徒三人が同球場の医務室で手当てを受けたため、関係者は場内アナウンスで熱中症への注意を呼び掛けた。
高崎城南球場でも、第二試合が終わったころに、嬬恋高の男子生徒四人が「頭が痛い」などと訴え、医務室に運ばれた。
午後五時ごろからは利根・沼田地域などで雷を伴う激しい雨が降り、昭和村糸井の村道でアカシアの木が倒れ一部通行止めになったほか、土砂が歩道などに流れ込む被害が二件あった。
同気象台によると、七日の県内は上空に寒気が流れ込み、北部南部ともに曇りがちになり、午後からは各地で雷雨になる見込み。ただ、気温は前橋などで引き続き三〇度を超える予想で、熱中症への注意を呼び掛けている。
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