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建築家・坂倉準三の軌跡 東京で展覧会
写真
Ok邸のらせん階段(1954年)
日本の近代建築の第一人者として知られた建築家、坂倉準三(1901〜69)の展覧会「モダニズムを住む―住宅、家具、デザイン」(読売新聞東京本社など主催)が、東京都港区のパナソニック電工汐留ミュージアムで開かれている。実際に手がけた家具も展示され、幅広い活動に触れることができる。9月27日まで。
坂倉は東京帝大卒業後、1929年に渡仏。20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエのアトリエで働き、37年の「パリ万博日本館」などで高い評価を受けた。39年に帰国し、神奈川県立近代美術館、新宿駅西口広場・地下駐車場、友人で芸術家の岡本太郎の自宅(Ok邸、現・岡本太郎記念館)などを手がけた。
その一方で、家具の製作やデザイン活動にも力を注いだ。48年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で行われた家具の国際コンペにも入選している。
会場では、図面や写真、模型、家具など約220点を展示し、それぞれの分野での活動を紹介。食堂いすやテーブル、飾り戸棚など約15点の家具も並べられ、生産システムまで含めて家具製作に取り組んだ様子が見られる。
またグッドデザイン運動に参加したり、国際的な交流を進めたりといったデザインにかかわる活動も伝えている。
月曜日と8月11〜16日は休館(8月10日、9月21日は開館)。午前10時〜午後6時。一般700円、大学・高校生500円、小・中学生300円。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)へ。
(2009年8月7日 読売新聞)より転載
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