|
サンデン報酬・給与10−50%削減 数百人の希望退職
サンデン(伊勢崎市寿町、鈴木一行社長)は十日、二〇〇九年三月期連結決算の業績予想を下方修正し、売上高は前期比18%減の二千百七十億円、最終損益は過去最大の二百五十億円の赤字(前期は五十億千九百万円の黒字)になると発表した。世界的な自動車販売の不振と円高が主因。業績悪化を受け、年度内に数百人規模の希望退職を募るほか、一般社員を含めて報酬・給与を10−50%削減し経営体質の改善を図る。海外生産拠点や国内子会社の統廃合などの機構改革も進める。
業績予想の下方修正は昨年十一月に続き二度目。主力の自動車機器販売が落ち込んだ上、ユーロやドルに対する円高が響き、本業のもうけを示す営業損益は四十億円の赤字(前期は百七億一千五百万円の黒字)、経常損益は六十億円の赤字(同九十一億四千万円の黒字)と大幅に悪化。通期の株式配当は一九七三年の上場以来初めて無配とする。
リストラ策の報酬・給与削減は取締役と執行役員が30−50%、一般社員は10−15%。希望退職の対象は管理職が中心となる見込み。拠点の再編は、店舗設計の子会社、エスディ・メンテナンスの国内五拠点を統合する方向で見直す。一連の合理化に伴い、本社本部組織のスリム化も進める。
同社は「世界的な不況の影響で経営環境は極めて厳しい。抜本的な構造改革を行い、体質改善を急ぎたい」としている。
上毛新聞より転載
|