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住宅にロケット技術応用 特殊塗料で断熱効果
住宅リフォームの樹林(安中市松井田町松井田、宇佐美晃社長)は、宇宙ロケット開発で培われた技術をもとにした特殊塗料「ガイナ」による住宅の塗装事業を展開している。断熱や遮熱効果があるため、冷暖房の節約といった省エネ対策になる。景気悪化で住宅市場が冷え込む中、付加価値の高い商品で販路開拓につなげたい考えだ。
ガイナは、ロケット打ち上げ時の高熱から機体を守る断熱技術から誕生した。機能性塗料の開発製造を手掛ける日進産業(東京都)が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から技術提供を受けて開発。樹林は昨年五月、ガイナの県内特約販売店となった。
ガイナを住宅の屋根や外壁、内装に塗ると、特殊セラミックが表面をコーティングする。冬の断熱や夏の遮熱効果が高まり、冷暖房費用の節約につながる。また、結露防止や防音といった快適な住環境づくりへの効果が期待できる。
樹林は、これまでにガイナを西毛地域の一般住宅や病院、飲食店などに施工してきた。今後は県内全域に広げていく方針で、他の業者と連携することも検討している。
宇佐美社長は「リフォーム事業で新たな需要を掘り起こせる。多くの業者に広めていきたい」と話している。
上毛新聞より転載
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