歴史徒然:History Tsurezure

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代

 著 者:小嶋 秋彦

 発行者:原嶋 正司

 発行所:績文堂出版株式会社
   〒101-00051 東京都千代田区神田神保町1-160
   TEL03-3518-9940 FAX03-3293-1123
   E-mail:info@sekibundo.net

 装 丁:小林 史
 印 刷:信毎書籍印刷株式会社
 発行日:2014年12月25日
 © KOJIMA Akihiko,2014 Printed in Japan
 ISBN978-4-88116-020-6 C3021
 定価(本体2,300円+税)

 ※購入希望の方は下記にご連絡下さい。
  小嶋 秋彦 電話 090−1261−7366

 ≪表紙帯≫

 「邪馬台国」と「卑弥呼」を深く理解する
 ・和人〔倭人〕はシナ大陸を最初に開化させた
 ・和人と東夷の原像―和人は養蚕の開発者
 ・魏書倭人伝の諸国地理―邪馬台国への経路
 ・邪馬台国は御木国にあった―吉野ヶ里は弥奴国
 ・卑弥呼は女王にあらずして女巫師
 ・紀元前後の西方と極東の交易―絹が
    ローマへ運ばれた
 ・卑弥呼の倭錦―貝紫の染色技術
 ・繭は石とよばれた―セリカとセリア
 ・倭人伝が記す会同〔集会〕と天安河の神集い


 小嶋 秋彦(こじま あきひこ)
  1946年   長野県生まれ
  早稲田大学文学部卒業
  東邦生命保険相互会社 
  財団法人海外技術者研修協会勤務

  1988年より歴史研究に専念
  1999年から2年「創世紀」執筆
  2002年8月 歴史学講座「創世」開講〔草加市(古代史)〕
  2006年8月 「再成塾」開講〔草加市(近世史・近代史)〕
  2006年10月 歴史学講座「創世」うらわ塾〔現さいたま塾〕開講
  2009年2月 歴史学講座「創世」葛飾塾開講〔松戸市〕
  2012年2月 「さいたま再成塾」開講〔さいたま市〕

  ※各講座は毎月1回開催お問合わせ 090-1261-7366)


 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代
  著者:小嶋 秋彦
 出典:『日本創世紀』著者「小嶋秋彦」:3〜5頁

 はじめに

  「日本の古代史には謎が多く秘められています。
     特に5世紀以前の歴史にはそれが顕著です。
     当講座はそのような不明のままになっている謎を
     『古事記』・『日本書紀』など
    日本の古代史料は元より、
    中国、インド、メソポタミア、ギリシアなどの
    古代史料をも参照しつつ解明すべく
    挑戦しております。
    よって当講座は
    古代の秘密のヴェールを切り裂く独特の
    研究成果となっております。」

  これは平成14年に
 歴史学講座「創世」を開始して以来、
 月々の案内書に記述している慣用句です。
 本書の記述方針も全くこれに同じです。

  ドイツの17世紀の哲学者ヘーゲルは
 『歴史哲学(講義)』なる著述の中で
 「歴史には三つがある」
 (『ヘーゲル全集第10巻』、岩波書店)
 と述べています。

 それによると、
 
  第一に「根本的歴史」、
 第二に「資料的歴史」、
 第三に「反省的歴史」と説いています。

 第一の「根本的」の意義は実際あった事々で
 古い時代には「今の人」はその事件などの目前に
 立会っていませんでしたので
 基本的に「知り得ないもの」と解釈されます。

 第二の歴史は
 ヘロトドスの『歴史』や司馬遷の『史記』、
 日本でいえば『古事記』や『日本書紀』などに
 記述されている事々ということになります。
 ここに留意すべきは、
  書かれた事々の内には事実を
 伝えている記述もありますが、
 虚構もそこには含まれていることを
 知っておくべきです。

 例えば、『史記』は紀元前に司馬遷が
 その父の伝承してきた
 諸々を基に纏めたものではあるが、
 第一の「紀」である
 「三皇本紀」は唐の時代[紀元8世紀]に
 その子孫の一人司馬賢が
 追加したものとよく知られています。

 第三の「反省的歴史」は
 何れもの時代でも歴史を考える個人が
 「感受想する歴史」です。

  19世紀まで、また20世紀の前半
  [第二次世界大戦に至るまで]
 全世界で記述された「歴史」を資料として
 入手するのは不可能化困難でありました。
 従って間違った解釈が
 歴史学者や愛好家によって流布され、
 「嘘」の積上げ厚く重ねられてきています。

 また研究の仕方が科学的分析法に即していて
 評価が認められるも
 内容解釈で誤り、他者に誤解を与え、
 それが増幅して
 あたかも真実と喧伝された例がかなりみられます。

 その一例として
 江戸時代の国学者伴信友の「神名帳考証」で
 「経津主」と「布都主」とを呼称が同じだからと
 同一神にしているのを指摘しておきます。
 実際は全く異なった来歴を持つ神格です。

 背景を考察せず発音が似ているからといって
 「同じ」にするのは極めて危険です。

 本書の一課題でもある
 「邪馬台」と「大和」を同根語とするのは
 誤った解釈で、
 混乱を来たし多大な浪費をもたらしています。

  21世紀に入った今日、
 「記録された歴史」資料ばかりでなく、
 多くの諸歴史現場から発掘された考古学的資料も
 われわれに提供されています。

 歴史研究家はヘーゲルが「根本的歴史」といった
 その真実の「歴史」を知り確認するための
 手段を見出すべきです。

 「こう思う」とか「こう考える」などといった
 「第三の歴史」的推測は除け、
 「記録された歴史」や
 その地方地方の先人たちが継承してきた
 彼等自身の来歴を尊重して考察し
 真相に至るべきでしよう。

 後世に遺守するために工夫した
 神名や神社の由緒、神話、
 また
  古くからの資料的に載っていないものを含めた
 地称に依拠するのも大切です。

 「邪馬台国」の由来とか「大和」の由来とか
 それぞれの言葉の真相を知るには
  その背景にある
 系譜を明瞭に説明できなければなりません。
 本書はその系譜を開示する意図です。

 この本を完読されるには
 かなりの忍耐と冷静さが要ります。
 予めそのご努力をお願い申しあげておきます。

 そうしていただければびっくりするような、
 これまで疑いもしなかった事々の驚くべき
 真実を知ることになるでしよう。

  魏書倭人伝の記述する時代は紀元2、3世紀で、
 誠に紀元5世紀以前です。

 本書は紀元前数千年から紀元5世紀に至る時代、
 日本については
 5、6世紀頃までの様相を説明しています。

 諸般の方々にご熟読いただき、
 その時代の社会情勢を
 より具体的に確認下さるよう期待します。

 また、諸地方の考古学的発掘に係わり
 遺留品を保護されている方々には
 遺品の再調査・考察をして下されば
 幸いと考えています。

 「目次」
 はじめに 3

 第1章 倭人と東夷の原像
  ―和人〔倭人〕はシナ大陸を最初に開化させた―

  (1) 「倭人」 15
  (2) 「夷」 17
  (3) 「姬氏」 20
  (4) 姒氏「姫氏」 22
  (5) 「和氏」及び「羲氏」 26
  (6) 黄帝の祖族は「彝族」 28
  (7) 黄帝の正妃「嫘祖」は和夷[倭人]の祖 30
  (8) 書経「禹貢」の養蚕の地 32
  (9) 韓半島の養蚕の地 36
  (10) 倭の養蚕の地 38

 第2章 魏書倭人伝の諸国地理
     ―邪馬台国時代の国際性―

  (1) 狗邪韓国 43
  (2) 対馬国 43
  (3) 一大国 44
  (4) 末廬国 44
  (5) 伊都国 45
  (6) 奴国 45
  (7) 不弥国 48
  (8) 投馬国 49
  (9) 邪馬台国への道程 51
   (a) 傍国(属国)の「奴国」
   (b) 彌奴国 
   (c) 斯馬国 
  (10) 邪馬台国への経路 56

 第3章 邪馬台国は「御木国」にあった

  (1) 「邪馬台」の祖語と語義 63
  (2) 日本伝承〔風土記逸文など〕 65
  (3) 御木国は邪馬台国の所在地 66

 第4章 邪馬台国の性格と卑弥呼

  (1) 黄金郷[svarna-bhumi]と
     邪馬台[jambu-dvipa] 71
  (2) 卑弥呼は「女王」にあらずして「女巫師」 72
  (3) 卑弥呼の祭場 77
  (4) 卑弥呼の居館 80
  (5) 岩倉と高御座 82
  (6) 卑弥呼は「王」ではなかった 84
  (7) 卑弥呼の「鬼道」:
     日奉郷あるいは天照大御神 88
  (8) 天照大神の故郷 91
  (9) 神武天皇勢力の祖像 92
  (10) 神武天皇勢力の東征経路 93
   (a) 高天原
   (b) 日置郡・姶良郡 
   (c) 日向・鵜戸神宮
   (d) 宇佐・宇佐神宮
   (e) 伊与
   (f) 阿波国・吉野・美馬 
   (g) 加太・日前神社・国縣神社
   (h) 十市郡と多神社
   (i) 太陽信仰は大倭経て東国へ

 第5章 養蚕と絹
     ―紀元前後の西方と極東の交易―

  (1) 倭人伝が記す倭の養蚕 109
  (2) 唐時代の「彌羅国の金蠶」 110
  (3) 漢書の海洋交易網 111
  (4) インドの海洋交易商人 116
  (5) ギリシャ語資料にみる東方の絹の産地 122
   (a) 絹の産地セリカ
   (b) セリカ名の由来と遺称 
   (c) セレスと青龍 
  (6) 旧約聖書「イザヤ書」の「地の果ての島々」 132
  (7) 伊都国の背景〔「イト」の語義と由来〕 137

 第6章 軍船で侵攻して来た西方軍事力
     ―崇神天皇と「イリ:人」―

  (1) 「神武東征」は「崇神東征」 143
  (2) 岡田宮・多祁理宮・高嶋宮 144
   (a) 岡田宮
   (b) 多祁理宮 
   (c) 高嶋宮
  (3) 天鳥船・天鳥楠船 149
  (4) 崇神天皇と「大和」 150
  (5) 崇神・垂仁・景行天皇の和名 152
   (a) 崇神天皇
   (b) 垂仁天皇
   (c) 景行天皇 
  (6) 琉球あるいは沖縄 154
  (7) 息長<気長>氏の背景 156

 第7章 卑弥呼の「倭錦」

  (1) 倭人伝が記す倭国の「絹」 161
  (2) 弥生時代の「絹」 162
  (3) 倭錦の真相 163
   (a) 吉野ヶ里遺跡の染色絹
   (b) 貝染の倭への伝来 
   (c) 貝染技術と紫色
   (d) 巻貝と有明海 
  (4) 「倭錦」は貝染の織物 169
  (5) 筑紫〔ツクシ〕の背景 170

 終章 

  (1) 白木神社:繭は「石」と呼ばれた 175
  (2) ギリシャ案内記
     〔パウサニアス〕の「セリアの島」 180
  (3) 邪馬臺と邪馬壹 183
  (4) ヤマト:大倭、倭国、大和、倭姫命、日本 184
  (5) 砥上郷〔三毛郡〕と田隈〔大牟田市〕 187
  (6) ミキ〔御木〕ミケ〔三家・三毛〕米生郷 188
  (7) アズミ族の正体 190
   (a) 諏訪
   (b) 伊勢
   (c) 出雲
  (8) 倭人伝が記す
     「会同〔集会〕と天安河の「神集い」 200

 あとがき 210

 M.K記

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