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前世の研究は1990年代から盛んに行われている。
精神科医が患者の治療の為に退行催眠をかけたところ、生まれる前の
記憶まで出てきてしまったというのが、そのきっかけである。そのために
前世の研究は、精神科医やセラピストによるものがほとんどである。
「前世への冒険」は霊能力者に自分の前世を告げられたジャーナリストが
その真相を確かめるという稀なノンフィクションである。
筆者の森下典子さんは、週刊朝日のデキゴトロジーの元記者であり1980年代に
その体験を本にした「典奴どすえ」で一世を風靡した。「典奴どすえ」は当時
テレビドラマにもなったのだ。
京都の霊能力者に自身の2つの前世を教えられた森下さんは、半信半疑で百科事典を
調べてみる。そして、2つの前世を裏付ける人物を発見するのだ。
1つは奈良時代に鑑真と一緒に中国から渡来した仏教僧。2つ目はイタリアの
中世の天才彫刻家デジデリオ。霊能力者の情報との一致に驚いた彼女は、
デジデリオの調査にイタリアへ旅立つ。
イタリアで彼女は知人をつてに、デジデリオの生地やその作品を尋ねて調査の旅を
続ける。それは確かに冒険と呼べるスリリングな過程である。数々の偶然が重なり
、彼女はデジデリオの人物像とその人生を解明していくことになるのだ。
前世でデジデリオの恋人だった人物が日本に転生している事が分かる。
読者は本の最後で明かされるその意外な人に驚かされるだろう。
実にエキサイティングな本である。文庫本になっているので、購入してじっくり
読む事をおすすめする。
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あれだけはっきりわかるリーディングをしてもらえれば、そこに行って確かめに行きたくなるかも。
森下さんにとっては意味があったからリーディングできる能力者、前世と現地ルポをサポートしてくれる人達とまさにその時期に強い縁ができたのでしょうね。
2008/8/3(日) 午前 10:05 [ luna2006_8 ]
まさに縁ですね。ジャーナリストだからこそあそこまで調べられたのですが、現地での協力がなければ出来なかったでしょうね。
2008/8/3(日) 午後 4:35 [ スピリチュアル野郎 ]
へえ〜、すごく興味があります。
この表紙の絵がまたそそられますね。
読んでみたいです。
2010/1/23(土) 午後 1:34
面白いですよ〜。まるで推理小説のような本です。
2010/1/23(土) 午後 5:40 [ スピリチュアル野郎 ]