建仁寺 【けんにんじ】 臨済宗建仁寺派大本山 鑑賞ポイント・・・方丈、法堂【双龍図】、庭園など 〜歴史〜 建仁2年(1202)、茶祖として有名な栄西が、中国の百丈山にならって、初めて京都に建立した 禅宗寺院。年号をとって建仁寺と命名された。京都五山第三位の地位を経て、最盛期には50余りの 塔頭寺院をもつ広大な寺域を誇ったと言う。 しかし、応仁の乱からはじまる兵乱で寺は荒廃し、天文21年(1552)の大火で、伽藍のほとんどを 焼失した。桃山時代になって、安国寺恵瓊によって再興され、創建時には及ばないものの、 京都有数の大寺院となっている。 〜俺的見どころ〜 ここはかなりの見どころがある所です。 その前に俺はこの場所に行くのにかなり苦労した。 方向音痴ではないのだが、祇園の町の中にあるこのお寺は北から向かうのは止めておいた方がよい。 俺は門が見つからずに2度3度祇園の町を歩いていたからだ。 絶対に南から向かうべし(笑) 伽藍配置は南の勅使門から方丈まで一直線に並んだ配置で、その脇に塔頭が立ち並ぶという感じです。 勅使門の先には三門【望闕楼】がある。この望闕楼は大正十二年、静岡県浜名郡雄踏町山崎の 安寧寺から移建した物である。 空門・無相門・無作門の三解脱門。「御所を望む楼閣」と言う意味で「望闕楼」と名づけられた。 楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と十六羅漢が祀られています。 三門の先には法堂があり、そこの天井には双龍図が描かれております。 さて、ここは仏教特有の見立て思考を駆り立てられるものが多く存在しております。 庭園をはじめ、天井図、火灯窓など禅寺で心の修行をするにはかなり良い場所ですね。 本坊入り口にて受付を済ますと、いきなり現れる風神雷神図屏風が出迎えてくれる。 俵屋宗達の真作として、しかも晩年の最高傑作とされております。二曲一双の屏風前面に金箔を押し、 右双に風神、左双に雷神を描いています。国宝と指定されています。 通常は複製を置いてあるみたいです。 そこを進み、右手に表れるのが、○△□乃庭や潮音庭【三連の庭】である。 ○△□乃庭は単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、 地(□)水(○)火(△)で象徴したものとも言われる。 潮音庭【三連の庭】は建仁寺本坊中庭にある。中央に三尊石その東には坐禅石、周りに紅葉を配した 枯淡な四方正面の禅庭である。 そこから方丈に向かうと広大な庭園が目の前に現れる。 方丈は慶長4年(1599)恵瓊が安芸の安国寺から移建したもので、優美な屋根が印象的な禅宗方丈建築。 本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像。白砂に緑苔と巨岩を配した「大雄苑」と称させる枯山水 の前庭は、大らかな味わいがある。 そこから法堂に向かう途中に火灯窓と言う窓がある。そこから大雄苑が眺められるのだが、 それをどのようにイメージするかは個人個人違うであろう。 法堂は明和2年(1765)上棟。仏殿兼用の「拈華堂」。五間四間・一重・裳階付の堂々とした 禅宗様仏殿建築。正面須弥壇には本尊釈迦如来坐像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。 また、その天井には平成十四年(2002)創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれた。 この双龍図もまた見立てなのかもしれない。 そう考えさせられるぐらい、このお寺の心地よさと言ったらない。 ここは何度でも訪れたい寺だ。 所在地・京都市東山区大和大路四条下ル小松町584 電話・075-561-6363 交通・京都駅より市バス20分、東山安井下車徒歩5分 拝観時間・10時〜16時 拝観料・500円 |
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