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FOREVER, MICHAEL

マイケルジャクソンの音楽とアート。ジャズ・ロック・ブルースなど黒人音楽の歴史とライブ魅録。

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モータウン時代にマイコーは先輩テンプテーションズの「マイ・ガール」を歌った。その歌と重なる。デュワワ・・・というコーラスはないけど、聴こえてくるような懐かしい感じのソウル。マイ・ガールから4年後。ジャクソン5はCBSに移籍し、ジャクソンズと改名した。移籍後のアルバム2作は、モータウンを継承するかのような路線のソウル。「ジャクソンズ」とこの作品が入っている、「ゴーイン・プレイシズ」。この2作は、CBS傘下のフィラデルフィア・レーベルのプロデューサー、ギャンブルとハフによる制作
1971年、ペンシルバニア州フィラデルフィア。ギャンブル&ハフは、フィラデルフィア・インターナショナル・レコードというレーベルを立ち上げた。フィラデルフィア・サウンドと称され、70年代のソウルシーンを引っ張る。『ジャズ、ゴスペル、クラシカル音楽をごく少量ずつ感じさせる、メッセージ性の強い』そのサウンドは時代の空気を反映し、また逆に時代に影響を及ぼした、といわれている。
70年代のイメージ・・・。
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「ゴーイン・プレイシズ」は彼らのレコードの中では、あまり売れなかったそうだ。私は買ったがあまり聴く事がなくて、シャッフルでかかると、マイコーの当時の張りのあるハスキーボイスと兄弟のコーラスがやはりすばらしいな、と思う佳作。ファインド・ミー・ア・ガールは中でもまさしくソウルな1曲。ホーンとストリングスの音がフィラデルフィア風ということか。レコーディングはフィラデルフィア市のシグマサウンドスタジオ。

FIND ME A GIRL (Gamble/Huff)

(拙訳)
僕の彼女を見つけなくちゃ。

ああ、ほんとに僕の彼女を見つけたいよ。

僕の夢を全部かなえてくれる女の子。
やさしくて暖かい女の子。
好きなタイプはわかってるのさ。
いろんなところを探してきたけど

どこにも見つからない。

ねえ、君。君は僕のタイプなんだ。

僕の孤独な夜を過去に追いやる運命の人。
その人ならすべてがうまくゆくよ。



それにしても70年代はハードロックバンドが音楽シーンを席巻。イギリスのクィーン、レッドゼッペリン、ピンクフロイド、アメリカのエアロスミス、キッスなどロックスターたちが華やかに活躍した時代。だから、ジャクソンズがゆるぎない人気を誇っていても、音楽性という点で主流ではなかった。(この頃、マイコーはクィーンのステージをよく訪れ、フレディと友情を結んだ。)
ソウルの全盛時代は60年代。70年には先に述べた、フィラデルフィア・サウンドがソウルの牽引力となる。どんな音かレーベルを代表するヒット曲を聴いてみよう。タイトルはずばりTSOP。THE  SOUND  OF  PHILADELPHIA の頭文字をとったわけですね。TVショーソウルトレイン(19712006)のテーマにも使用された曲。(アルバムタイトル曲のゴーイン・プレイシズはこのTSOPを髣髴とさせます。)
TSOP:
ジャクソンズの歌うソウルは、モータウンの延長線のような感じが否めない・・・。あるいはモータウンの匂いを消せない、というか。。。新しい音楽の可能性を求めて移籍したわけだから、マイコーが何となくしっくりこなかったのも当然。レコードセールスにも納得のいかなかったマイケル。CBSと交渉して、以後自分たちでアルバムを制作することを、条件付ながら、認めさせた。当時のジャクソンズはもはや自分たちの音楽を自身でプロデュースする実力を備えていたのですね。
イメージ 5ジャクソンズ時代のマイコーはいろいろ悩むことが多く、そのせいか「精悍」なイメージを受ける。しかしなんとまあ、グッドルッキングな青年であることか・・・。



参照: ロックの歴史:エピソード4; ウィキ

ジャクソンズ: GOIN’ PLACES
ジャクソンズのコンセプトアルバムは全部で5枚。これは2作目。197710月リリース。一作目と同様フィラデルフィア・レーベルのギャンブルとハフによるプロデュース。1作目は「瑞々しい青いリンゴ」。4作目のトライアンフともなると、遊び心に溢れて自由自在の境地。マイケルの恐るべき成長につれてグループのダイナミクスも変わってゆく。
マイケルによれば、このアルバムは一作目に比べ、メッセージ性の強い歌が多く、ダンスソングは少ないそうだ。
「特に大きなポップヒットはなかったんだけど、悪い出来ではなかったよ。なぜならクラブでダンス用にかけられる曲−DIFFERENT KINDOF LADY (3曲目)を入れることができたから。この歌は一面の真ん中で、ギャンブルとハフの曲に挟まれている。だから僕たちの作ったこの曲は火の玉のように目立ったんだ。それはまさしくバンドの料理という感じ。フィラデルフィア・チームのホーン隊が次から次に感嘆符を用意してくれたんだ。僕たちが望んだようにね。・・・ケニーとレオンはこの曲にデコレーションを施した。でも僕たちが自分でケーキを焼いたのさ。」 (自伝p128-129

アルバム・セットリスト:

1.Music's Takin' Over   (Carstarphen/McFadden/Whitehead) – 4:26
   音楽礼賛ソング。ホーンとリズムギターが印象的。ジャージーなRB
2.  Goin' Places  (Gamble/Huff) – 4:30
   タイトル曲。風を切って疾走している感じの曲。ベースの音が印象的。

3.  Different Kind of Lady   (The Jacksons) – 3:35
   MJのいう「火の玉」ディスコ・ソング。マイケルのステップが浮かんでくるような曲。

4.  Even Though You're Gone  (Gamble/Huff) – 4:31
   失恋を明るく前向きに歌った歌。
5.  Jump for Joy  (Biggs/Wansel) – 4:42
   とてもメロウなボーカル&コーラス。R&B+ディスコ+ソウルの贅沢な一品。


6.  Heaven Knows I Love You, Girl   (Gamble/Huff) – 3:55
リリカルで優しい作品。


7.  Man of War  (Gamble/Huff) – 3:13
   メッセージソング。兄弟全員で歌い上げる平和を願う歌。

8.  Do What You Wanna   (The Jacksons) – 3:31
   元気が出ます!


9.  Find Me a Girl   (Gamble/Huff) – 4:34
   マイケルのボーカルがスィートでとろけそうな一品。
 
このアルバムシンプルながら佳作ですねー。って凄い偉そうですが、ほんと意外によかったというのが正直な感想。なにより兄弟のハーモニーがメロウで、華やかなアレンジが少ない分、際立っている。ヤング・マイケルのアイドル然としたぴちぴちボーカルもこのアルバムならでは。特に旗印つきで好みなのが5,6, 7,8の曲。2名のプロデューサーはレコード・レーベルの人たちなので、やはり予算配分やコスト・パフォーマンスを考えたりして「地味」(もちろん手抜きという意味ではなく)になったのかなーなどと穿ってみたくなりますが。

アルバムリリース後:

マイケルは父ジョーとともにニューヨークの高層ビルの一室にいた。CBS本社の役員室でランチ・ミーティングが始まる・・・。MJは感じていた。ギャンブル&ハフとジャクソンズで作ったレコードの結果はセールス部門をがっかりさせるものだった。自分たちの落ち度ではない。おそらく、ふたりのプロデューサーが馬に合わないジョッキーなのか、あるいはジャクソンズのほうがジョッキーに合わない馬なのか。チームはこれ以上ないくらいあらゆる努力を払ったのだから・・・。
197710月。このとき19歳のMJはエピック・レコードの社長、ロン・アレクセンバーグ(RonAlexenburg)との交渉に臨む。
「ジャクソンズはもう自分たちの音楽を自分たちで作る準備が出来ている。次のアルバムはジャクソンズに全て任せて欲しい。」
そうロンに告げた。ロンは同意。ただしジャクソンズの作品をチェックするためにエグゼクティブ・プロデューサーとして、ボビー(Bobby Colomby) とマイク( Mike Atkinson)の2名をつけることにした。そうしてできたのが3作目のアルバムDESTINY (全米チャート11位のヒット)。全てジャクソンズのソング・ライティングとプロデュースによるもの。そしてMJ10月から12月にかけて映画ウィズの撮影に参加。ロケはニューヨークのアストリア・スタジオで始まった。(自伝p129130, ADRIAN p39
マイケルのソロ・スタジオアルバムは7枚(モータウン時代を除く)。あまりにも少ないと思った。でもマイケルのボーカルを堪能するという意味では、ジャクソンズのアルバム(ビクトリーは微妙ながら)5枚を加えてもよいでしょう。計12枚。そして今年11月を皮切りに今後7年で10枚の新譜が出されるという。時代を先駆けるような新鋭タレントたちが参加してくれたらいいなあ。マイケルのレガシーをどんな形で表現するのか楽しみだから。

THE JACKSONS
モータウンからCBS移籍後のファーストアルバム。‘7611月にCBS傘下のフィラデルフィア・インターナショナルレーベルからリリース。ブルージィー+ポップなアルバム。プロデューサーにケネス・ギャンブルとレオン・ハフ(二人ともフィラデルフィア・レーベルのトップ)を迎える。ジャクソンズはここに至ってようやく自身の曲を作る機会を得る。このアルバムではSTYLEOF LIFE BLUES AWAY の二曲。

ギャンブルとハフの曲作りはマイケルの格好の教材だった。ハフがピアノを弾きギャンブルが歌うのを見ているだけで、「曲の構造」を学ぶことができた。ギャンブルはメロディー作りのマスター。MJは「鷹のように」側に座って、あらゆることを観察した。二人はジャクソンズの宿泊ホテルを訪れ、アルバムの候補曲を演奏した。ジャクソンズは自分たちの曲のデモテープを自宅のスタジオで収録した。しばらく秘密にしておいて、あとで彼らフィラデルフィア・チームを驚かせたかったから。(自伝p123-126
 
アルバム・セットリスト:

1. ENJOY YOURSELF (GAMBLE& HUFF)  3:00
2. THINK HAPPY (GAMBLE& HUFF) 3:07
3. GOOD TIMES (GAMBLE& HUFF) 4:57
4. KEEP ON DANCING(WANSEL)  4:31


5. BLUES AWAY (MJ)  3:12
6. SHOW YOU THE WAY TO GO (GAMBLE & HUFF) 5:30
7. LIVING TOGETHER (WANSEL) 4:26
8. STRENGTH OF ONE MAN (McFADDEN)  3:56
9. DREAMER (GAMBLE & HUFF) 3:05
10. STYLE OF LIFE (JACKSONS)  3:19
 
以下、MJの解説です。(自伝P126-127
(1曲目)ENJOY YOURSELFはダンスに最高。リズムギターとホーンが気に入っている。
アイドル・ジャクソンズのビデオです:




5曲目) BLUES AWAY は僕が始めて作った曲のひとつ。もう歌うことはないけれど、今聞いても嫌いじゃないよ。深いうつ状態の克服がテーマ。軽めに仕上げた曲。ジャッキー・ウィルソンのLONELY  TEARDROPS 方式を目指したんだ ― 頭の中の混乱を沈めるために、外面で笑っているという感じ。

6曲目)僕の好みからすると、SHOW  YOU THE WAY TO GOの方にすこしばかり傾くかな。なぜならこの曲にはエピックレコードの人たちの、僕たちの歌への敬意みたいなものを感じるからなんだ。このレコードを通して最高の出来だった。僕はシンバルのハイハットと鳥の羽ばたきのようなストリングスが大好きなんだ。この曲はもっとヒットしても良かったよ。




7曲目) LIVING  TOGETHERには僕たちの「状況」を感じるヒントみたいなものがあるんだ。簡単に説明できないんだけど。ケニー(ギャンブル)とレオン(ハフ) が僕たちの心に沿って選んでくれたんだね。「もし僕たちが仲良くやろうとするなら、家族にならなくちゃ。いい時間を過ごそうよ。どんどん時が経って手遅れになっていくことがわかんないかい?」ストリングスは尖って、突き刺さってくる。でもそれがジャクソンズのメッセージ。たとえそれがまだジャクソンズのスタイルではなくてもね。

10曲目) STYLE OF LIFE はチトが指揮を取った即興演奏。この曲はDANCING MACHINEのナイトクラブのノリ。でもモータウン版よりもっと絞って削ってカットインしてある。



GもHもベストを尽くしてくれた。でも一方で自分たちのアイデンティティが失われていくのを感じた・・・。フィラデルフィア・レーベルの家族の一員になれたことはとても名誉なこと。でもそれだけでは十分じゃなかった。自分たちがずっとしたかったことをやるために、ジャクソンズはふたたび家族として団結し、自宅エンシーノのスタジオに戻っていくことになる。(自伝p128
 
きれいなステージ映像がありました。2・7・77と日付がありますね。4曲めの KEEP ON  DANCING。ブルース+ソウル。ファンク。中盤のブリッジでマイケル、ジャッキー、マーロンの3人のボーカル・ハーモニー。チトのギターソロ。ランディのキーボード&ボンゴ。― で盛り上がりクライマックスへ。18歳のマイケル。ジャクソンズのステージングにはやはり魅了される。




ジャクソンズ: VICTORY

ジャクソンズ: VICTORY
19847月リリース。ジャクソンズ5枚目のスタジオアルバム。スリラー後のMJ人気もあり、全米チャート4位まで上る大ヒットを記録。モータウン25でのジャクソン5再結成以降、ジャーメインが戻り、兄弟6名が参加した唯一のアルバム。サポートツアー(76129)ののち、マイケルとマーロンはグループを脱退。
アルバムトラック:
1
TORTURE
JACKIE, KATHY WAKEFIELD
4:53
2
WAIT
JACKIE, DAVID PAICH
5:25
3
ONE MORE CHANCE
RANDY
5:06
4
BE NOT ALWAYS
MICHAEL
5:36
5
STATE OF SHOCK
RANDY HANSEN, MICHAEL
4:30
6
WE CAN CHANGE THE WORLD
TITO, WAYNE ARNOLD
4:45
7
THE HURT
MICHAEL, RANDY, DAVID PAICH ,STEVE PORCARO
5:26
8
BODY
MARLON
5:06
                                                                                               
 
マイケルがリードボーカルを取っているのは、1(w/ジャーメイン)、4、5(ミックとのデュオ)の3曲。シングルリリースは1、2、5、と8の4曲。レコーディングエンジニアとして、BILL BOTTRELLBRUCE SWEDIEN 他に加え、チトが参加。兄弟のクレジットは:
  • Randy: Vo, Per
  • Jackie: Vo, Horn Arrangements
  • Michael: Vo
  • Marlon: Vo, Key
  • Tito: Vo, G, Key, Syn, Drum Programming
  • Jermaine: Vo
他にマイケルのアルバム制作でおなじみのミュージシャンが多数参加。
  • John Barnes, Michael Boddicker, Derek Nakamoto, David Paich: Key
  • Lenny Castro, Paulinho DaCosta: Per
  • Jonathan Moffett, Jeff Porcaro: Drums
  • Nathan East, Louis Johnson: Bass
  • Steve Lukather, Greg Poree, Jack Wargo, David Williams, Gregg Wright: G
  • Gayle LaVant: Harmonica
  • Murray Adler: Concert Master
  • Jerry Hey: String & Horn Arrangements
  • Mick Jagger: Vo
  • Robin Ross: Viola
 
TORTUREはジャッキーの作品。ジャーメインとマイケルの二人がそれぞれリードボーカルを取っている。ジャーメイン兄のアルバム参加はこの一曲のみ。クライマックスは二人のデュオ+兄弟のバックコーラス。
2曲目WAIT。ジャッキーの作品でリードボーカル。マイケルのバックコーラスが目立つ。
ONE MORE CHANCE。ランディの作品でリードボーカル。マイケルのアルバムNUMBER ONESに収録されている同名タイトル曲とは別物。
マイケルの作品で、リードボーカルを取っているBE NOT ALWAYSGONE TOO SOON を思わせる静かなバラード。メッセージソング。
How can we claim to stand for peace when the race is armed in strife, destroying life?



5曲目。STATE OF SHOCK。ミックジャガーとのデュオ。セクシーなR&B+ロック。
WE CAN CHANGE THE WORLD。チトのリードボーカル。
7曲目。THE HURT。ランディのソロ。ファルセットで歌っている。
エンディング曲BODY。マーロンの作品。音楽ビデオがマイケルとジャーメイン抜きで制作された。ジャクソンズのダンサー募集のオーディションと言う設定。ファンキーで楽しい。エンディングらしいパーティソング。



アイドル然としたDESTINYの頃に比べ、パワフルで男っぽいジャクソンズ。スリラーからBADのリリースまで約5年。マイケルの関わりは少ないが、その間に制作された貴重な一枚。
ジャクソンズ: VICTORYツアー
1983516日。モータウン25周年のスペシャル・ショーは、BILLE JEANに席巻された。その夜、5千万近くの全米の視聴者はムーンウォークに衝撃を受け、その歴史を刻んだ一瞬を記憶に残した。ジャクソン兄弟はその成功を喜んだ。そして、マイケルの“意志”に反して、家族を巻き込んでの再結成ツアーへと話は進んでゆく・・・。
1983930日。キャサリンとジョーの意向でボクサー上がりのドン・キングとツアーのプロモーター契約を交わす。ドンはスポンサーとしてペプシと契約し5百万ドルの後援金を得る。マイケルはこのツアーが嫌でたまらなかった。しかし、母を始めとする家族のプレッシャーと懇願により、最後のファミリービジネスだと密かに心に決め、嫌々ながら参加したのだった。何よりもこのツアーで両親や兄弟は経済的に潤う。特に父親は数々の事業の失敗で負債を抱えていた。
1984127日。ペプシのCM撮り。撮影の前にバスルームを使い、そこで手袋をトイレに落としてしまったマイケル。悲鳴を上げた。それは何か不吉な前兆のような気がしたから。そして、パイロの事故。マイケルは「チト、チト・・・」と兄の名を呼んだと言う。
198476日。945PM。カンザス市アローヘッド・スタジアム。ビクトリーツアーの幕が開いた。マイケルの体重はストレスで105ポンド(なんと48kg!)まで落ちていた。前日にマイケルは声明を出している。チケット発売があこぎなやり方(4枚セットで郵便による前払いのみの受付。しかも後日抽選)で、ティーンズのお小遣いで買えない、という一ファンからの手紙に応じたもの。プロモーターの販売方法なんてジャクソンズは知るすべもないだろう。しかしマイケルは怒りと責任を感じ、すぐやり方を改めさせ、自分のツアーでの収益(推定5百万ドル;@100で5億円)は全て寄付するとコメントした。
ビクトリーツアーセットリスト:
WANNA BESTARTIN’ SOMETHIN’
THINGS I DOFOR YOU
OFF THEWALL
BEN/HUMANNATURE
THIS PLACEHOTEL
SHE’S OUTOF MY LIFE
ジャーメインのメロディ
ジャクソン5 メロディ
ROCK WITHYOU
LOVELY ONE
WORKIN’ DAYAND NIGHT
BEAT IT
BILLIE JEAN
SHAKE YOURBODY
ということで、アルバムビクトリーからの新曲は全くない。実質、BADツアーの前哨戦である。7・14のダラスでのコンサートには、エディ・バン・ヘイレンがギターソロでBEATITステージに参加した。
BILLE JEANHQで。FOOTAGEなのでステージの建設場面やファンの声が入っている。歌は330くらいから。850くらいのMJの表情が凄くいい。
 

 
マイケル自伝には、ツアー初日の明るい記憶をとどめている(P245)。― その夜、僕たちはホテルのプールサイドを歩いていた。フランク・ディレオがバランスを崩し、プールに落ちた。それをみて戸惑った人もいたけど、僕は笑った。フランクは怪我もなく、ただ驚いていたようだ。僕たちは低い壁を乗り越え、セキュリティなしで通りに出た。誰も気づかないようだった。僕たちがこんな風に通りを歩いているなんて。
ツアー中、いろんないたずらもしたらしい(p246)。― ワシントンDCで、ホテルのバルコニーにフランクといた時。彼もいたずら好きでユーモアのセンス抜群。僕は彼のポケットから100ドル紙幣を抜いて、下を歩いている人に向かって投げた。ちょっと暴動になりかけたよ。ジャクソンビルのホテルでは、フランクが大の苦手としているマッスルズを抱えて追っかけた。フランクはパニックになり、セキュリティのピストルを奪って、マッスルズを撃とうとしたんだ。もちろん、セキュリティがなだめたけどね。
スリラー以後ファンの熱狂は増した。バルコニーにいる自分に気づいたファンは何千という群衆となり、叫び声を上げた。劇場にいっても僕がいるというだけで、拍手が起こる。それはとても名誉なことであり、嬉しいことであった。すべてのハードワークが報われたと思った。(p249
1984年。127日から9日はロスのドジャースタジアム。全米とカナダを回ったツアーもいよいよ終盤に。5ヶ月に及ぶ55回のコンサート。200万を越える観客を集めた。コンサートステージとしてこれまでに例のない野心的な企画が立てられ、実行されたツアーだった。そして最終日。SHAKEYOUR BODYの演奏中に、マイケルはジャクソンズから脱退することを宣言した。
 

参照:ADIRIAN p68-91; MOONWALK p246-249; Taraborrelli伝記;http://en.wikipedia.org/wiki/Victory_Tour_%28The_Jacksons_tour%29

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