松並木通信

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平成30年4月25日の ラジオ松並木通信@ASH の放送後記。
この日の放送は、私メインパーソナリティの寺下良真が、今季の日本プロ野球の展望についてお話ししました。

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ここでは、放送内では語れなかった 今季の埼玉西武ライオンズ打線の秘密 について語っていきたい、と思います。

現在の埼玉西武ライオンズは、大方の専門家の予想を覆して首位を快走しております。
その原動力はなんといっても、12球団中圧倒的随一 と称される攻撃力(打線)にあります。
その得点力はもちろんのこと、一気にビッグイニングを演出してしまえる破壊力は、他球団にとって脅威でしかありません。
先日などは、8回表で8−0で負けていたにもかかわらず、終わってみれば逆転サヨナラ勝ち。
敵守備陣(投手陣)が少しでも隙を見せれば一気呵成に襲いかかる様は、他球団に不断の圧力を強いることとなり、それがまたライオンズに数多くのチャンスをもたらす好循環を生んでいます。

では、なぜこのような打線が出来上がったのでしょうか?
ライオンズ打線の破壊力の秘密とは何なのでしょうか??
ライオンズ打線は単純に調子が良いだけなのでしょうか???

結論から言うと、ライオンズ打線は現状ですら、けっして本調子ではありません。
実は絶好調なのは、源田選手と山川選手くらいなものです。
あとのメンバーは調子は普通か、むしろ絶不調なのです。
特に、中村選手(元本塁打王)、メヒア選手(元本塁打王)、金子選手(元盗塁王)は紛れもなく絶不調です。
それでもこれだけの破壊力!
その理由は「打てないときのバッティング」「走者としての意識」にあるのです。

ライオンズ打線はけっして本調子ではありません。
ゆえに、実はランナーが出ていないときは、けっこうあっさり終わってしまいます。
実はランナーなしの状態ですと、球界最高の安打製造機の秋山選手と、絶好調源田選手(昨年新人王)の2選手以外からは安打すら出ません。
ところが、四球、失策、たまたまの安打など、アウトカウント関係なくランナーが出ると、とたんに打線が活性化し始めます。
止まらなくなるのです!
その理由は、走者と自身の長打力からくる圧力による「投手側の選択肢の限定」にあります。
つまり、ライオンズ打線を相手にする場合、ランナーを出してしまうと打者と対戦する攻め手の選択肢が限られてしまうのです。
それをライオンズの各打者は利用し、打っているのです。
また不調でタイミングがどうしても取れない場合でも、攻め手の選択肢が限定されるので、なんとか攻撃優位の状況を維持できるような打撃には徹することができます。
それゆえ途切れないのです。

ライオンズ打線が大量得点する(ビッグイニングをつくる)ときは、きまって四球か失策が絡んでいます。
これをもって「改善すべきだ」と安易に意見する方もいますが、事はそう容易ではありません。
なぜならライオンズ打線の構成は、そもそもこの四球を奪い、失策を誘いやすいように、はじめから設計されています。
ランナーがいるときはなおさらです。
守備側からすれば、ライオンズ打線を抑え込むのは容易なことではないのです。

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【ライオンズ・理想オーダー】
1.秋山(中) NPB最多安打記録保持者、昨年首位打者
2.源田(遊) 昨年新人王
3.浅村(二) 元打点王
4.山川(一) 現在打点・本塁打ランキングトップ
5.森 (捕)  高卒新人連続試合本塁打記録保持者
6.中村(三) 過去6回本塁打王
7.外崎(右) アジアプロ野球対抗戦MVP
8.メヒア(指) 元本塁打王
9.金子(左) 元盗塁王

代打:栗山 元最多安打 、松井 元盗塁王他

とまあ、タイトルホルダーがズラリ。
おまけにこれでいて平均年齢が20代という若さ。
個々の技術が秀でいている中で、それが打線として機能しているわけだから・・・正直、(メヒアを栗山に代えて)このまま日本代表にしても良いくらいの理想的な打線なのです。

最後に、こんなライオンズ打線の攻略法ですが、これは実はシンプルです。
①ランナーを出さない。
②ランナーを出してもランナーをいっさい気にしない。
①は難しいにせよ、②は案外ききます。
②のように投球・守備すれば、案外ライオンズ打線は残塁の山を築いてくれるのです。

正直ライオンズの投手陣は、そんなには固まっていません。
非常にハイレベルな投手は揃っているのですが、それがしっかりと機能するところまで役割を確立できていないのが現状です。
もしこれが確立してしまうと、おそらくライオンズは独走するでしょう。
その確立のキーマンとなる選手は、高橋光成選手です。
彼が復帰して安定してローテーションに入ってくると、(もし他の主力負傷者が出なければ)おそらくライオンズに勝てる球団は存在しないでしょう。
それほどまでに今季のライオンズは強いですね。

最後に、次週のラジオについて。


【次週 平成30年5月2日(水) の予告】
テーマ:なぜ地方活性案件でイベント集客が是とされるのか?
放送時間:17:00〜17:58
松並木通信HP:http://yakata.space/?p=461
放送媒体:AIR STATION HIBIKI
周波数:FM88.2MHz
インターネット:http://listenradio.jp/
(「全国のラジオ局」→「九州・沖縄」→「AIR STATION HIBIKI」)
企画・制作:「松並木通信」編集部
制作:著作:「松並木通信」編集部、AIR STATION HIBIKI

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