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美声学ブログ(松尾篤興のブログ)
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12月8日、今日は何の日

128日、今日は何の日

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今から71年前の昭和16128日、旧日本軍は宣戦布告の通告無しにハワイ真珠湾の米軍艦隊を急襲し太平洋戦争が勃発しました。以降昭和20815日の終戦までの間、日本は2発の原爆被害を受け、軍人1,740,955人、民間人393,000の犠牲者を出したのです。
大戦開戦の時私は6歳でした。小学校に入ったばかりの頃でしたが陸軍の兵隊がきて教育勅語を教えました。意味不明ではありましたが皆一生懸命暗唱したのを覚えています。
初めの頃は戦況が良かったのでしょう。戦勝パレードや提灯行列が行われるのが楽しみでもありました。
月日が経つにつれパレードや提灯行列も無くなり、防空訓練の日々に明け暮れるようになり、戦況も思わしくなくなったのでしょう、市街地のど真ん中にあった天神から南の市街地のはずれ、六本松という所へ疎開して間もなく福岡市は米軍の大空襲に遇い、博多の街は一面焼け野原になってしまいました。そしてその2ヶ月後には終戦を迎えたのです。
あれから半世紀以上の月日が経ってしまいましたが、一説には300万人とも云われる犠牲者を出したこの大戦は当時一億と云われていた日本人口の3%を失った事になるのです。
戦争は私達から色んなものと人々を奪いました。幸いと云おうか私の身の回りの戦没者は叔母さんのご主人だけでしたが、その事もあってか、終戦後も暫くはこの叔母さん一家と六本松の疎開先で同居していたものです。
 
戦争は終り、教育勅語を覚えた子供達は、新しい平和憲法と云うものが制定された事を知らされました。そこには鬼畜英米、一億火の玉、などと教わったキャッチコピーはなく、取って代わった言葉と云えば、基本的人権、世界平和、戦争放棄、などでした。
世の中は平和になり、経済は成長し日本も豊かになったのでしょう。終戦後に読み耽ったアメリカの漫画ブロンディに出てくるような電気冷蔵庫やテレビや乗用車、ダグウッドが食べる何十重ねのサンドイッチなどは決して夢ではない現実の日々が訪れるようになったのです。
経済大国とまでに云われるようになった日本、バブル景気が終り、リーマンショックの余波を被り、阪神淡路大震災に続いて東日本大震災の被害を受けました。右肩上がりの国力は何処へやら、国民の念願であったはずの政権交代は無残にも実を結ばず、景気の低迷と同時に外交問題も思う様な展開を見せてはいません。
世の中不景気になり外国との関わりが上手く運ばなくなってくると又候顔を出すのが国威高揚(国威発揚)の4文字でしょう。中国や韓国さらに北朝鮮の態度は余りにも怪しからん、日本も軍隊を持ち核兵器を開発してこれらの侵略行為を防ぐ抑止力を持たなければならない、と云うわけです。
自分の事は自分ですると云うのは古くから日本人の美徳とする所でありました。ですから国防問題も自力の軍隊と核兵器で抑止力を向上させようと云うのは日本人好みの威勢の良い言葉に違いありません。では果たして核兵器を持てば外国の侵略を防ぐ抑止力になり得るのでしょうか。
日本には自衛隊と云うものが1954年に設立されました。それまでは警察予備隊と呼ばれる小さな組織でしたが、今や戦車760両その他多数の火砲を所有する陸上自衛隊、ヘリコプター搭載空母、ミサイル搭載イージス艦、潜水艦など保有の海上自衛隊、F15など多数の戦闘機を配備した航空自衛隊。これらを諸外国の人々が目にすれば何と云うのでしょう.間違いなくArmyではないでしょうか。
だから名称は自衛隊であろうと国防軍であろうと、はたまた軍隊であろうと何の変哲もないではありませんか。世界の人々はこれらをJapanese Armyと呼ぶのですから。この呼び名が無いのは日本の辞書だけなのです。
そこで現在盛んに叫ばれている日本の抑止力ですが、幸いな事に現在世界で大戦と呼ばれる様な大掛かりな戦争は第二次世界大戦の終結以来勃発してはいません。しかし残念な事にテロによる武力行使や地域紛争は後を絶たないのです。これらの戦闘は核兵器ではない通常兵器による武力行使であるのをみると、流石にいくら緊迫した情勢でも核兵器を使用するような愚かな行為はどのケースを見ても行使しない智慧を人類は持っているものだと考えざるを得ません。
よしんば一方が核兵器を使ったとしましょう。だからと云って瞬時に報復の核兵器攻撃を仕掛けたならば両国とも崩壊の憂き目に遭う事は火を見るよりも明らかな事なのです。
アメリカ開拓史時代の銃社会を語るならば未だしも、やられる前にやるべきだ、と云う時代錯誤の考えは自殺行為そのものであると云う認識を持たない限り現在の核兵器に対する認識を有するとは云い難いのではないでしょうか。
こう考えてくると果たして核兵器の所有は抑止力に繋がるのでしょうか。未だに銃社会を容認しているアメリカは銃による死者数だけを取ってみても、銃を認めぬ日本の銃による死者数とは比べ物にならぬ位多い事を確りと認識しなければなりません。もしも核兵器を抑止力としてでも保有する事はそれだけ核戦争の危機を招く機会が増える事に繋がるのです。
世界は今、世界の国々が核兵器廃止へ向けて進んでいる現実を直視しなければなりません。国際連盟これは戦争の世紀と云われた20世紀を経験して来た国際社会の智慧であり、人類の英知なのです。
勢いのある言葉に乗せられて核兵器や軍事力の増強を容認してはいけません。彼等は有事の時と、ありもしない架空のシチュエーションを作り上げて軍事産業の普及による甘い汁を吸おうとするシロアリでしかない事を見極めるべきでしょう。彼等には愛国心のかけらもないのは疾うにお見通しで、更に云ってしまえば愛国心ほど厄介な代物は無い事はノーベル賞作家バーナード・ショウの次の言葉を見ればあきらかです。
「人類から愛国心を叩き出してしまわないかぎり、あなたがたは決して平穏な世界を持たないだろう」
 
 
 

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