内腸骨動脈瘤手術入院記
昨年6月、以前胃癌で胃を摘出した影響を受けて、胆嚢に砂が溜まっているとの事で胆嚢の検査を受けている折、偶然にも左右内腸骨動脈瘤がみつかり、胆嚢の方はひとまず置いておく事として、動脈瘤の処置に取りかかる事になり、発見から1年ぶりに右内腸骨動脈瘤にステントグラフトを装着する手術を受ける事となった。
この手術を受けるまでに、今年の1月と3月に心臓の検査、カテーテルによる動脈瘤内コイルの挿入等の検査入院をすませているのは云う迄もない。カテーテルで動脈瘤内にコイルを挿入してはみたものの、動脈瘤への血流を塞ぐには不十分ということで、今回のステントグラフト装着に踏み切った次第。
上の写真は手術後ICUから個室へ運ばれてきた直後のものだが、このときすでに激しい悪寒に襲われ、40度以上の高熱であったのは手術終了と同時に胆嚢炎を併発していた事があとで判明した。
私もまさか胆嚢炎を併発するとは夢にも考えず、激しい悪寒に耐えるために体中に力を入れていたので、腹部の痛みが残ったのはそのせいで腹筋を痛めたのだろう、と思っていたが、その痛みも右脇腹へと移ってきたのに疑問を覚えた。右脇腹肋骨の痛みといえば若しや胆嚢かと思い、その旨医師に告げると翌日から胆嚢の検査を受ける手筈となり、胆嚢炎併発の私の考えが的中する事となる。
4,5日あとに胆嚢に管を差し込み、胆汁を体外に排出する手当を受けたが、炎症がひどく熱は下がる気配もない。
抗生物質の点滴と胆嚢の洗浄を繰り返すが平熱に至るまで随分時間を費やしてしまった。
入院後24日目にして一応仮退院と云う事になったが、胆汁ドレーンのチューブをぶら下げたままの生活を胆嚢摘出の手術を受けるまで強いられる事となる。
右の写真は仮退院で帰宅した時のものだが、カミサンのアイディアで右手に花束よろしく、胆汁ドレーンを抱えた生活で、どこへゆくにもこの花束を肌身離さず持ち歩かなければならない。胆嚢の炎症がおさまるまでは摘出手術は無理との事なので、摘出手術の検査なども含めて、あとひと月ほどはかかるものと見なければなるまい。
入院に際して多くの方々からお見舞いのお言葉を頂いたことに深く感謝の意を表明する次第であります。
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