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美声学ブログ(松尾篤興のブログ)
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Little Harmony Concert

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=早春譜(若者達によるコンサート)=

洗足学園音楽大学卒業生によるコンサートがこの数年続けられている。
私の主宰する声楽家集団Gruppo Sanpinoのメンバーでもある朽方あきのさんも出演するので、この記事を書かせてもらうことにした。
こうやって若者達が自分の小遣いを出し合い、毎年無料の演奏会を開くのを見ていると何だかこちらも清々しい気持になってくる。
大いにエールを送りたい。    松尾篤興

年賀

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あけまして おめでとうございます ことしもどうぞよろしく


 従来のホームページSanPino HomePageをただいまリニューアルしております。
 新しく声楽専門のホームページ
 美声学ネット としてお目見しますので、どうぞご期待下さい。 松尾篤興

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               (写真はリハーサル風景)

=多田美加リサイタルを終えて=

Gruppo Sanpino3人目のリサイタル「多田美加ソプラノリサイタル〜永遠の愛を歌う〜」が無事終わった。何しろリサイタルを思いついたのが2ヶ月前という強行軍。多少の不安材料を背負ったままのスタートだったが、四国にいる母親を呼んで聴かせたいとの親孝行にもほだされて、あとはやるしか無い、とばかりに走り続けた。歌う本人も含めてかなりのハードスケジュールではあったが、一番大変な思いをしたのは企画、デザイン等を担当した夫君、壮文氏だったろう。
もともと美声歌手の範疇に入る人だから放っておいてもそれなりの形にはなる咽だから世話の無い事ではあるが、ワンランク上の声を狙うとなると、これは彼女に限らず他のSanPino会員にも云えることだが、そうは容易く問屋は卸さない。
今年は3人の会員がリサイタルを開くという、リサイタルラッシュの当たり年となってしまったが、それぞれが自分の声に対するモチベーションを上げ、音楽表現の向上を計ろうとしたのだから、私のレッスンも厳しさを増したのは云うまでもない。私とて、例え身柄はアマチュアであろうとも、あわよくばプロの演奏者に一泡吹かせてやりたいという意欲に燃えていたので、これら3人のリサイタルを引き受けることにした次第である。
結果、答えが出せた部分もあったし、課題を残した所も見受けられる。しかしこれらの演奏会にトライすることにより、自分の足下を見つめ直せる事も出来たし、次なる課題も明白になっただろう。いや彼女らばかりではない、指導者としての私の立場と責任の問題もより鮮明に浮かび上がったことは間違いない。打ち上げの席で私はこう公言してしまった。
「私の夢は、プロゴルフのオープン戦に優勝したアマチュアの石川遼、声楽界にも第2の石川遼のようなアマチュア歌手を育てることだ」と。

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=根本伸子ソプラノリサイタルに想う=

今年二つ目のリサイタル「根本伸子ソプラノリサイタル」は恙無く終わった。日本歌曲二十数曲のプログラム全てが本人にとって新曲だったのは初めは無謀とさえ思われたが、1年がかりの準備期間があったからこその成果だろう。2006年3月ジョイントリサイタル、同年10月には第1回目のリサイタルを開いているので、この3年間というもの歌の精進に明け暮れたといっても過言ではないと云える。
私が主宰している歌手集団、Gruppo Sanpinoのなかで指導的な役割も果たしていることを思えば、我々プロの歌手以上の負担はあったと思われる。
プロ以上の、と云ったが日本の声楽界におけるプロフェッショナルとアマチュアの境界線を考えると、だれもがその線引きの難しさに直面する事となる。何をもってプロ、アマというのかを問いただしてゆくと誰もが正しい定義を下すのは至難の業だ、ということが判明するのがオチだ。
Gruppo Sanpinoの大部分のメンバーはアマチュアからなりたっているが、なぜこのメンバーにこれほど私は肩入れしなければならないかを考える事がある。幾つかのわけはあろう。その中で最大の原因は、二期会というプロの集団に所属し、40年間オペラに出演し続けた私が「オペラは私の道楽です」と言い切ってしまう私にあるのではないだろうか。
石川遼というプロゴルファーがいる。プロのオープン戦に参戦して並みいるプロを尻目に最年少のおまけ付きで優勝をさらってしまった。いまやプロゴルファーになってしまったが、人々は彼に自分の見果てぬ夢を託している。16才の少年がプロのオープン戦で優勝する、こんな痛快なことはないし、プロにとってこんな厄介な事はない。プロに転向しても相変わらず無謀とさえ思われる攻めのゴルフに徹しているゴルフスタイルが人気を呼んでいる。身分はプロになっても彼には脈々とアマチュアの血が流れているといってもいいだろう。
アマチュアの音楽は実に面白い。これを説明するには今述べた石川遼を引き合いに出すのが最も解りやすい。そして私の音楽の中にもこのような無謀な音楽造りを垣間みる事が出来る。私が夢見ている事と云えば、いつの日かプロを凌ぐアマチュアの歌手が誕生することではなかろうか。

ピアノの平沢由美子さん、箏の宮西希さんのご尽力に深く感謝する。

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