造り桜勘 とろ鮪 赤貝 細魚 季節のあしらえ
美しく涼やかな氷の器で。
手前左からトロ鮪(とっても美味)、細魚(これもいいお味)、赤貝。赤貝は亀の子に包丁を入れた苺造りに。
向こう側にあるのが桜勘(ピントの甘い写真で恐縮ですが、とても綺麗なお造里)。桜勘はあまり聞きなれない名称かと思いますが、鹿児島産の養殖の極上カンパチだとか。餌に鹿児島のお茶を加える事で、「ビタミンEが増加し、コレステロール含量が減少し、魚臭さがなくなり、身質の透明感が増した」とか。綺麗な身質で活きも良く味わいも良いお造里でした。
日本酒辛口本醸造 越後 池田屋酒造 新潟
新潟のお酒らしい端麗辛口で、米の旨みがひろがります。
肴がいいとぐびぐび進んじゃいます。
カクテル山葵
ライチリキュール・トニック・檸檬・桜シロップ
クローバー
梅ジュース・クリームソーダ・トニック・ヨギリキュール・トニック 菜の花
マンゴーシロップ・みかんジュース・トニック・枇杷酒
焼き物鰆葵味噌焼き 和牛・春鱒・筍山椒焼き 葉地神生姜
左手前から和牛(この日は宮崎産)、筍、春鱒の山椒焼き。
右が鰆葵味噌焼き。これは山葵の茎を田楽味噌に加えてあるもの。いずれもいいお味です。
ワインヴィラ・アンティノリ・ビアンコ ’11 アンティノリ
トスカーナの偉大なメーカー、アンティノリ。ティニャネロやソライアといったスーパータスカンで有名ですが、このワインはトスカーナの伝統的な固有品種を主に使用しバランス良くブレンドしたというもので、薄めの色合いで軽やかでフルーティーな感じの白。
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ ’07 バディア・パッシニャーノ アンティノリ
サンジョヴェーゼの美学を追求するピエロ・アンティノリが、サンジョヴェーゼ100%にこだわったキャンティ・クラシコだとか。アンティノリはイタリア各所に素晴しいワイナリーを所有しているようですが、バディア・ア・パッシニャーノは、畑の中にある修道院(891年から記録があるという美しく、歴史のある建物)に由来しているのだとか。
揚げ物白魚桜香天 春諸子 つつじ天 土筆 アスパラ
左手前が春諸子。琵琶湖産で、京料理では春に必ず食すとか。その向こうに白魚桜香(おうこう)天。桜の花を少し衣に入れてあります。その間に少し見えているのが土筆。これも好きな味わい。
中央のアスパラもとても美味しく、右手のつつじ天がちょっとびっくり。つつじをいただくのは初めてですが、天麩羅にすると香りが良くなかなかいけます。
炊き合わせ鱶鰭飛龍頭 春茗荷 若布 桜麩 蕨 艾(もぐさ)生姜 木の芽
鱶鰭(ふかひれ)飛龍頭(ひりゅうず。ひろうすとか、ひりょうずとも)は、気仙沼産のフカヒレを使ったがんもどき。
それぞれにいい味わいです。 ノンアルコールカクテルたんぽぽ
パイナップルジュース・みかんジュース・トニック・木の芽
若葉
グレープフルーツジュース・ピーチシロップ・ブルーキュラソーシロップ・みかんジュース・トニック
御飯物山葵菜茶漬け
わさび菜は「九州の在来種‘からし菜’の中から選抜固定、育成された品種」でわさびに似たピリッとした辛みが魅力。80度のお湯でボイルし氷水で色留めされたとかで、綺麗な色合いです。その下には鰻が。
美味しいお茶漬けでした。
香の物白菜漬け 日の菜漬け 塩昆布
甘味苺餡蜜(御多福豆蜜煮 豆富白玉 珈琲ゼリー 桜羊羹) 兜落雁 ミント 洒落た甘味で締めくくり。
今回も素敵な美食の会でした。21日が楽しみです。
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