|
今日3月25日はハウステンボスの20回目のお誕生日。
24日仕事を終えてからお祝いすべく駆けつけました。
20:20から20発の号砲とともに20分間、目玉に一尺玉20連発と、20周年にちなんだスペシャル花火があがりました。この日は花火目当てのお客さんも多かったようですね。メイン会場はウォーターマークホテル前に設けられた特別観覧席のあたりになりますが、ここオレンジ広場にも多くの方々が集まっていました。
フィナーレは大歓声とともに。やっぱりハウステンボスに花火は似合います。
ヨーロッパのロビーやポンツーンはとっても綺麗。
現在「大チューリップ祭」が開催されていますが、今のところ「大」とは名ばかりってな咲き具合なのですが。。。 代わりに白木蓮は先週・今週と見頃を迎えています。白木蓮はここ数年を振り返ってみると、年によって見頃は異なるのですが、2月末〜3月半ばあたりに(私の記録の範囲では)見ごろを迎えていました。それからしても今年は、いろんな植物において開花時期が遅れているようで、チューリップの見頃はまだまだ先になりそうな気がします。自然なものですから仕方ありませんが、ヘタするとチューリップ祭が終わる4月8日以降の方が今より綺麗かも?
来年以降は、キンデルダイクのお花畑だけでも従来の方式に戻した方がいいんじゃないかなァ。。。 昨年の12月1日にシェヘラで飲んでいた際に、こんなのがあるのですが。。と見せていただいたのがこのワイン。ホテルヨーロッパ 1992 とあります。ハウステンボスがオープンした年の生まれ年ワインです。
ボルドー・サンジュリアン第二級”シャトー・レオヴィル・ポワフェレ”の手になるワイン。シャトー・レオヴィル・ポワフェレとは良好な関係にあるようで、現在もハウステンボスのハウスワインを造っているシャトーですね。
即、この日の為にキープさせてもらいました。
20年の時を経た味わいは、愛おしくなるようなもの。。。
静かに、20年の時を想いながらグラスを傾けます。ハウステンボスの20年、私にとっての20年。
グラスの中にいろんなシーン、いろんな想いが浮かんできます。
20年前と言えば、私も今の仕事を始めたばかりの頃で、何とか軌道に乗せようと精一杯で、ハウステンボス開業のニュースに接しても、特に興味をひかれるわけでもなく。。。
最初にハウステンボスを訪れたのは、1年目か2年目だったでしょうか。。。東京から来た従弟を案内してのもの。その後も数年に1度といった程度でしか訪れていません。
私にとっての転機は、10周年の年。ホテルヨーロッパに宿泊した際におとずれます。
早朝の散歩がとっても気持ちよく。
オープンしたころはまだ苗木だった木々が成長し、私にとって作り物めいた印象でしかなかった街が時を経て素敵に成長していた事を実感したことによります。
いいもんだなァ。。。
その年は季節ごとに何度か訪れています。まだ記録をとっていなかったですし、写真も撮っていなかったので、はっきりした事はわからないのですが、季節ごとに訪れ、季節感あふれるハウステンボスの魅力を知りました。
この日、もうひとついただいたのはやはり1992年もの。シャトー・ド・ラヴィニャンのバ・アルマニャック。
アルマニャックNo.1とも評される事のある、最高峰のアルマニャック。「低温蒸留によって豊富な果実味が残り、10年を越える新樽による長期熟成によりもたらされる自然な凝縮感が、幾重にも重なった微妙なフレーバーをもたらしている」といいます。
10年+20年。30年以上前に産声をあげた友が、時間と空間を超えて私の前にいます。
30年前、私は何をしていたかなァ。。何を考えていただろう。。。
いろんな飲み方があると思いますが、時に一人静かにグラスと対話する時間は、とても貴重なもの。確かな大人の時間がそこにあります。
私はふだんブランデーを飲む機会はほぼないのですが、ブランデーを飲むのは特別な時間。
オヤジが好きだったなァ。。。
ブランデーを好んだ亡き父を偲びながらグラスを傾けるひととき。記憶の中で今の私と同年齢のオヤジに静かに語りかけます。オヤジの記憶を温め、自らの今を考え反省し、残された時間に思いをいたします。
オランダ村が好きだった父なら、私以上にハウステンボスを好きになっていた事でしょう。今隣にオヤジがいたらどんなだったことでしょう。。。
私が本格的にハウステンボス好きになった切っ掛けは、ここシェヘラザード。初めてシェヘラザードのカウンターに座ったのは、10周年の年にホテルヨーロッパに泊まった時。2度目に訪れたのはその1年後。
当時おられたバーテンダーのSさんが私の事を覚えていて下さったのに驚き、感動した事によります。
それ以降、ハウステンボスに来るというより、シェヘラに飲みに来るといった時期が続きました。Sさんや女性バーテンダーのYさんには本当にお世話になりました。お二方に、ハウステンボス初心者の私は、いろいろなハウステンボスのお話をお聞きしながらグラスを傾けるその時間がとっても心地良いものでした。
この日花火の後はムーンシャワーでマジックバトルを楽しんだ(オススメです)後にシェヘラに来たのですが、ちょうどアンカーズラウンジでナイトコンサートの後半が始まるあたり。
私にとって、ホテルヨーロッパ宿泊が”ホップ”だったとすると、”ステップ”はシェヘラザード。そして”ジャンプ”はアンカーラウンジの「ウォーターコートコンサート」になります。
03年夏。 クラブトロピカーナが熱く盛り上がった夏。ハイラ・モンピエさんの歌声が熱くオレンジ広場に響いた夏でしたが、アンカーズラウンジにおいては、プライアン・ロベルト・ウィ・ロメーロ氏のギター演奏に重なるハヴィエル・オルモ氏の神々しいばかりの歌声が衝撃的でした。
アンカーズラウンジの空間に素敵にマッチしたその歌声にすっかり魅了された私は、残りの期間、週3回コンサートに足を運びました。写真を撮っていなかったのが残念ですし、当時の音源があればなァ。。。そう思います。その後可能な限りオルモ氏のCDを購入しましたが、アンカーズでの歌声に勝るものではありませんでした。
私にとって伝説の夏です。
ナイトコンサートが終了した後、シェヘラザードでメインバー・コンサート。この日はアルパートさんのピアノソロ。アルパートさんのピアノはハウステンボスで数聴いたピアノの中でも最上の部類。面立ちはどこかジャズ・ピアノの巨匠ビル・エヴァンス氏を思わせる氏のピアノは、素敵に端正なもの。
日本人好みのナンバーを、実に綺麗な音色で聴かせてくれ、シェヘラザードの優雅な空間をさらに上質なものに昇華させてくれています。
やっぱりシェヘラは素敵です。 もっとゆっくりシェヘラで過ごしたいところでしたが、この日のラストはオークラウンジへ。
この2月11日にワインサロン&バーとしてリニューアルしたオークラウンジには2席だけですがカウンターが。
私にとってハウステンボスのお誕生日の記憶としては、ヴィノテークがその中心にあります。かつてバースデー・オフを行った想い出と想いが甦ります。
オークラウンジにはその際にとってもとってもお世話になったNさんとIさんのお二人のうち、Iさんがおられます。25日を迎える瞬間としては私にはオークラウンジ以外ない、そんな気がしました。
あらかじめ、25日をここで迎えてよいか了承を得ていましたが、何をいただくかは特に考えていませんでした。
グラスワインもいろいろとあり、カクテルもウィスキーなどもいろいろと用意されていますが、この日私が選んだのは「ジュブレ・シャンベルタン・ヴィエーニュ・ヴィーニュ 2000 / セクション・ニコラ・ポテル」
ワインのボトルリストにある中で、比較的手ごろなお値段だったことと、ジュブレ・シャンベルタンのワインが好きな事。そしてヴィエーニュ・ヴィーニュであること。
平均樹齢が50年以上(30〜40年以上という話もあるようですが、明確なヴィエーニュ・ヴィーニュの表示基準はないという話も。ニコラ・ポテル氏は平均50年以上としているようです。)の古木に実った葡萄から造られたワイン。
この日は時の流れをいうものを感じながらグラスを傾けました。平均年齢50年以上というのは、わが身を思わせるというもの。昨年震災後の福島を訪れ、若くして次のステップへと心ならずも旅立って行かれた方々の前に、己の半世紀におよぶ生き様を恥じた事を思い出します。せっかく与えられた時を有為に過ごすことが出来ているだろうか。。。忸怩たる想いと、残された時を如何に活かせるか。。。
50年という時を見事に結実させたこのワインをいただくと、再びその想いが甦ってきます。もっともっと頑張らんば・・・
ハウステンボスの50周年は、私は祝う事が出来ないだろうなァ。。。と、今後のハウステンボスに改めて想いをいたします。
苦難の思春期を乗り越え、見事に成人したハウステンボス。今後がとっても楽しみ。
生まれ変わってもハウステンボス好きになりたいので、千年の街・ハウステンボス。どうか素敵な街であり続けて下さい。
様々な想い、幸せな気持ちを胸に、将来に想いを馳せながら素敵な眠りについたのでしたzzz
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用







