素敵なハウステンボス(ナイト)ライフ のんべ風カヌー添え

HTBは立派に成人し順風満帆な様子。HTBの今後がますます楽しみです。

散策・情景

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ハウステンボスはとっても散歩が楽しい街。四季折々いろんな風情が楽しめ素敵です。お気に入りの散歩道を見つけられると楽しさが増します。
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 今年も光の街が開幕しました。ハウステンボスはナイトライフも大きな魅力ですが、やはりこの時期は格別。見どころ満載で1夜では、その全貌を楽しむ事は出来ず、私もまだまだこれから繰り返し楽しむ予定ですが、とりあえず20日夜に私が楽しんだ光の街をご紹介したいと思います。

光のカフェ&バー

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 光の街は点灯式から楽しむのが一般的で、ライティングパレードに参加するのもお勧めですが、のんべな私は今年初登場の光のカフェ&バーでその時を待つことに。
 オリジナルカクテル・光のカクテルをいただいていると。。。
 
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 今年の光のアートガーデンは光のウェーブ。550万球を使用しているアートガーデンに敷き詰められイルミネーションのうち、光のカフェ&バーをからサークル部分サイドのイルミネーションが虹色に変化していきます。
 テラス席もありますが、ガラスに囲まれた真新しい店内で、カクテルなどをいただきながら光のアートガーデンの移りゆく光の情景を楽しむのは、これまでになかった魅力ですね。この光のカフェ&バーにつきましてはメインブログの方でご紹介します。
 
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 ゆったりといつまでも飲んでいたいところですが、見どころが多いので、名残を惜しみつつ店外へ。
 
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光のアートガーデン

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 光のカフェ&バーの向こうにはこちらもハウステンボスの新しい魅力、光の「白い観覧車」。営業開始は11月25日からという事で、この日はまだお客を乗せて動いてはいませんでしたが、夜は7万球を超えるLEDによって光の観覧車として魅せてくれています。
 
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 賛否はいろいろとあろうかと思いますが、いろいろなパターンで楽しませてくれます。
 
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  100万球を使用しているという光のイルミネーションウォールが見えます。高さ6メートルの光の壁画で、光の物語が表現されるとか。
 
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 記念撮影スポットでもあります。
 
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 光のアートガーデンをもっとゆっくり散策したいところですが、先を急ぎます。

光の塔&光の運河

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ハンスブリンカー橋から見るドムトールンと光の運河
 
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トールン橋付近から見上げるドムトールン
 
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 視線を転じると。。サンヴァンサン祭の際に実に久々に登場したホイリゲが、光の街となり「オイスターテラス」として営業していました。
 
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シンゲル橋の上にはピュアグリーンツリー。
 
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ハーフェン橋からみたドムトールン。
 
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迎賓館とドムトールン
 
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ホテルヨーロッパ
 ホテルヨーロッパはロビーも素敵になっていました。後程ご紹介します。
 
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アムステルフェーン
 
 光の街の散策の途中で立ち寄りたいナイトスポットがいろいろとあります。ムーンシャワーのマジックショーも魅力ですし、カフェ・デ・ハーフェン、グラン・キャフェ、按針、パロット。お好みにあわせて。

光の宮殿へ

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オレンジ広場
 
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 ご存知デリーフデ号。ヤン・ヨーステンやウィリアム・アダムス(三浦按針)を乗せて、日本に到着した初めてのオランダ船を再現したもの。ハウステンボスに数ある撮影スポットの中でも代表的なものの1つですね。
 
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 このデリーフデ号の前にワンピースレストラン&ショップのシャボンディハウスがありますが、シャボンディハウス内及びデリーフデ号のところはワンピース関連の記念撮影のスポットにもなっています。
 
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 それぞれ時期により違うものになっています。
 そして、とっても驚き、喜んだのは。。。
 
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 デリーフデに乗れる(といっても船出はしませんが)ようになっていました♪
 デリーフデ号乗船体験
 GW期間限定で解禁!20年目にして初めて”デリーフデ号”に乗り込める!
【期間】4月29日〜5月8日
【時間】10:00〜18:00(最終受付)
    ※雨天中止
【料金】 大人¥500
      小人¥300 (4歳〜小学生)
    オープン記念タイムサービス 12:00〜
      大人¥300 小人¥100
 
    ※安全の為幼児は乗船できません
 
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  乗船において人数制限があり、しばらく待ちます。10分程度(場合によってはそれ以上になるかも?)は待つつもりで。この位置からみるデリーフデは初めて♪反対側からならシーカヤック(現在利用できないのがとっても残念)体験で間近に見たことがありますが
 
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 デリーフデ乗船体験は、私は待ち望んでいたもの。実現出来ないの?と何度も訊いた事があります。そう言えば、このブログでも書いてましたね。
 
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 乗船体験が出来ないのは、傷んでいて修繕が必要だという話を聞いた事がありますが、キチンと手入れされたようで、状態はとても良いように思えました。
 
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 船尾の方に操舵輪があります。これを手に記念撮影する人も多い事でしょう。
 
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 さすがにマストには登れません。
 
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 記念撮影用に用意してありました。
 以前から思っていたのですが、時折行われるイベントツアーで、コスプレを楽しまれている方々が楽しそうに記念撮影されている姿を嬉しく思うにつけ、デリーフデを解放したら、と。デリーフデをバックに撮るのもいいですが、これだけ造りこまれているのですから、乗船していただいて撮影出来たらどれだけ喜んでいただけるものかと。
 
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 船首にはエラスムス像。この角度から見るのは当然初めて。
 
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 「デリーフデ」とは「博愛」という意味ですが、建造当初は「エラスムス」の名が冠されていたとか。マゼラン海峡を通っての航海(新ルートの開拓をめざした)は困難を極め、豊後の臼杵湾に瀕死の状態で漂着した時には110名の乗組員は24名に減り、まともに立って歩けるのはわずか6名だったとか。この出来事が日蘭交流の最初の出来事でした。漂着したなかに英国人ウィリアム・アダムス(三浦按針)とオランダ人のヤン・ヨーステンがおり、2人は後に幕臣となり江戸に屋敷を構えています。
 漂着したデリーフデ号は江戸まで運ばれ、幕府により解体され、エラスムスの船首像は栃木県のお寺に保存されたとか。ハウステンボスのデリーフデ号とエラスムスの船首像は史実に基づき、オランダのメルウェーデ造船所で忠実に再現・復元され1991年に完成しハウステンボスへとやってきたものです。
 
 これだけのものを造っておいて、20年間乗船体験を行わなかったというのは・・・ハウステンボスらしいというか。。GW期間中だけでなく、楽しめるようになる事を。少なくともコスプレツアー(分野?により、デリーフデに興味のない方たちもおられる事とは思いますが)の方たちが来られる日だけでも乗船体験が出来るようにお願いしたいものです。
 ワンピースイベントに関連付けるように期間限定で乗船体験を行うだけでなく。これだけのものは他にない、素晴らしい財産なのですから。
 
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 ディオニソスでグラスワインをいただくのも、のんべの楽しみ。詳しくはメインブログの方でご紹介したいと思っていますが。。。
 
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 GW期間中のスペシャル企画として、オーパスワン!がグラスワインで楽しめるようになっていました。
 
 GW祭
 当店一押し!商品
 グラスワイン10種類の内、オーパスワン2004 ちょい飲み50ml1杯をなんと!びっくり特別価格¥2,600
 
 これまでにもオーパスワンはGWなどの期間にスペシャルワインとしていただく機会がありましたが、¥5,000だったかと。1杯の量は控えめですが、試しに飲んでみるにはちょうど良い感じで、¥2,600は嬉しい価格。3本限定ですから、お早めに。私やお仲間ののんべだけで1本あけてしまいかねないですから。。。;;まァ実際には遠慮気味にボトル半分位かな?
 
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 ワインと言えば、「イタリア”食”フェア」(4月29日〜5月8日)が行われているワールドバザールで「ワインで巡る世界一周の旅」の無料試飲が行われていました。
 
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 サンヴァンサンに比べるようなイベントではないように思いますが、無料試飲とあって賑わっていました。ワイン好きな方は是非、車をおいて、あるいはハンドルキーパーの方とハウステンボスへ。
 
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 まったく知らなかったのですが、ワールドバザールで奥土居美可さんのライブが行われていました。
ホラーゾーンの方へ行こうかと運河沿いを歩いていると、聞き覚えのある歌声が風にのって。。。どう考えても奥土居さんだよねぇ?と思いつつ足を運びました。聞こえてきていたのは、アイル・オールウェイズ・ラブ・ユー。ラッキーな事にこれが1曲目だったようで。
 2曲目がフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン。3曲目はスマイル。ラスト4曲目がミスティと、多くの人にとって聞き覚えのあるスタンダードナンバーを素敵に歌い上げて下さいました。奥土居さんのライブは5月4日もあるようです。13:30〜と16:00〜の2回、約30分。無料ですので、是非お楽しみあれ♪
 
 
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 ここに書いた以外にも、大人気の劇団スイセイのショー(5/4、5/6、5/8は「ザッツ スイセイミュージカル 1」)やフラメンコショーなど楽しみ満載のハウステンボス。5月3日にはスペシャル花火も。 
 是非、お楽しみ下さい。
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 4月29日は好天にも恵まれ、多くの人で賑わっていました。好調な出だしのGWのハウステンボス。その様子を少しご紹介したいと思います。
 ただし、滞在時間のかな〜り多くを飲食に費やしていますので、イベント・アトラクションは今回あまり楽しんでおりません。目玉である5Dワンピースのサウザンド・サニー号はかなり行列(サニー号は整理券が必要だったようで、早めに発券所に行かれる事をお勧めします。のんびりしていると乗れないかも)が出来ていた事もあって、もう少し落ち着いてから利用しようかと思っていますので、今回はご紹介できませんし、マーチングバンドフェスタイタリアンフラッググランディーバ バレエ団 in ハウステンボスゆるキャラ運動会は今回時間が合わず。。お気に入りのマジックキャッスルもVIP席は早い時間に売り切れになる状況で、立ち見も多かったようです。
 リニューアルしたジパング探偵倶楽部も、購入はしたけども実際に楽しむのはこれから、なので今回はご紹介できず。。
 乗り物系では、上記サウザンド・サニー号の他、水陸両用バスでのダックツアー(これも予約がいっぱいだったようですね)、ヘリコプター遊覧飛行(こちらは先日Iさんの御好意で、便乗させていただきましたので、ご紹介したいと思っていますが。。)もあり、美術系ではハウステンボス美術館でアートになった花展が開催されています。パレスではティーサロンパレスも引き続き営業しているようですので、こちらもメインブログの方でご紹介したいと思っているのですが。。。
 見どころ多いGWのハウステンボスの一端をご紹介できればと思います。
 
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 バスチオンのお花畑もまだまだ見頃です。
 
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 新登場のお店です。ニュースタッド地区にハッピーポップコーンが登場。選べるフレーバーが売りのお店のようです。
あまい系  : 手作りキャンディーでコーティングされた甘くて美味しいポップコーン達♪
 1.キャラメル  ほんのりバニラのキャラメル。甘い香りが最高!
 2.ミックスジュース レモン・バナナ・ストロベリー・オレンジ・ピーチ・グレープの6つの甘酸っぱい味!
 3.プリン     ジューシィなくるみと甘〜いプリンの組み合わせ。
 4.チョコレート 濃厚チョコレートをたっぷりコーティングしました!
 5.イチゴミルク 優しいミルクと甘酸っぱいイチゴ味がマッチ!

おつまみ系 : 楽しくて美味しい味がたくさんあるよ♪おやつやビールのお共にぴったり!
 6.うめかつお  あっさりテイストのポップコーン!くせになる和風味です。
 7.塩バター   定番ポップコーン。ほんのりバターの香りで、ふっくらさくさく、みんなに大人気。
 8.ガーリックバター ガーリックの香りがたまらない!ビールのおつまみとしても人気!
 9.しょうゆバター   あっさりしたお味でお子様にも大人気!バターの香りがほわ〜ん♪
10.スパイシーカレー 甘辛いカレー味で、食欲をそそります。みんな大好きカレー味!
  ポップコーンもいろいろな味わいのものが出来るのですね。のんべとしてはおつまみ系に興味あります。Lカップ¥500、Sカップ¥300。ドリンクセットもあったかな?
 
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 ちーずワーフの1階カフェテリアもリニューアル。こちらについてはメインブログでご紹介したいと思っております。
 
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 ニュースタッド地区に各地のB級グルメ屋台が登場していました。
 岡山最強鉄板焼き(韮山焼そば、ホルモンうどん)に広島お好み焼き。
 
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 こちらは久留米やきとり(かなりデカイ!です。それなりのお値段のようですが)、宮崎肉巻きおにぎり、大阪たこやき。。
 
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 加えて、鹿児島しろくま(ご存知ない方もおられる?かもしれませんが、鹿児島名物カキ氷ですね)、宇都宮餃子のラインナップ。
 午前中からお昼にかけては、ニュースタッド地区でイベントがいろいろありますので、ワンピース目当てでなければ(オフィシャルサイトで見る限りサウザンド・サニー号の発券場所は港町地区のみで予約販売がないのが悩ましいところですね。入国インフォで予約出来れば、順に楽しみながら行けるのですが。。)、こちらでフラッグパフォーマンス(10:00〜、12:30〜。午後はアレキサンダー広場で14:05頃〜)、ゆるゆるアスレチック(11:00〜、14:00〜)、マーチングバンドフェスタ(11:00〜、14:10頃〜、ニュースタッド地区を出発してアレキサンダー広場へ向かうようですね。メインはアレキサンダー広場の方でしょうか)やニュースタッド地区のアトラクションを楽しみながら、屋台の味を楽しむのもいいかと。
 
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 ニュースタッド地区のかつてインフォメーションなどがあったところに酸素カプセルが登場していました。疲労回復、睡眠不足、二日酔い、目の疲れ、スポーツ後、美容、ダイエット、アンチエイジング、ドライブ後、受験勉強にいい?とか。現在お試し価格のようで、20分¥1,000、40分¥2,000でした。
 
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 二日酔い気味ののんべなオヤジは20分コースを早速体験してみました。でもパンフをよく読むと「二日酔い”予防”」って書いてありましたけど・・;;
 水深1メーターあたりの気圧(1.1気圧)に設定されたようです。開始早々耳抜きが何度も必要になりましたから、圧が上がっているのがわかります。高気圧酸素により体中のリンパを刺激し、リンパの流れがスムーズになり、血流も促進されるのだとか。最初の10分間は特に感じるものはなかったように思いますが、途中から(二日酔い気味で重かった)胃の動きが活発になってきました。なんだかいい感じ。効果の出方などは個人差があるかと思いますが。。。
 
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 スリラー・ファンタジー・ミュージアム(ホラーゾーン)は季節ごとに模様替えが行われていますが、記念撮影のスポットがさらに増えています。
 
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 この日オープンの5Dにはかなりの行列が、入口はこの角を回り込んだ先にあります。
 
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 こちらが5Dの入り口。
 
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 逆バンジーもこの日けっこう行列が。子供さんが楽しそうに空中を舞ってました。
 
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 子供向けの遊具も増えてきており、こちらはオレンジ広場の片隅に登場していたもの。なんだかわくわくするような世界かも。5分300円(ファミリエは200円)。
 
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 アレキサンダー広場、ユトレヒト地区他、屋台もいろいろと登場していますが、こちらは花の家前の甘味屋台。
バニラ金時、抹茶金時、黒ごま金時の3種が各¥390
 
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 左が抹茶金時で右は黒ごま金時。いい味わいです。
 
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 花の家の甘味屋台の隣には・・書道の屋台が。風然スタジオのカナウプロジェクト(全国一周中だとか)の屋台。「あなたの目を見てインスピレーションで浮かんできた言葉を詩として綴り作品にして贈ります」という書下ろしパフォーマンス。約3分で見事に書き上げてくれます。この書下ろしイベントは4月29日〜5月8日の10:00〜12:00、13:00〜15:00、16:00〜18:00、19:00〜20:00。色紙や木製プレートや和紙などの選択があり、料金は2,000円〜6,000円。興味津々で私も書いていただきましたが、なかなかお見事!この日私が書いていただいた方は5日までで、6日〜8日はコジローさんが来られるとか。
 
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   上の写真はこれまでご紹介したお庭で
 左上 ジョン・カレンさん(アメリカ)の「Pax et Bonum 平和と善」
 右上: アレックス&ロバートさん(カナダ)の「荒廃から (From Ruins)」
 左下: ニコ・ウィッシングさん(オランダ)の「心の安らぎ」
 右下: 石原和幸さんの「緑の詩 Song of Peace」

No.4 フランク・テイラー メモリアルピースガーデン

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ジョナサン・デンビー(イギリス)
 ピースメッセージ : 凛とした 明けの静寂(しじま)に 鳥さえずり
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 先にご紹介したニコ・ウィッシングさんのお庭の向こうに見えるのが、ジョナサン・デンビーさんのお庭。
ちなみに石原さんのお話によると、銅賞だと、ガーデナーの方もかなりへこむらしいのですが、ニコさんは今回金賞でベスト・デザイン賞まで受賞した事がそうとう嬉しかったとかで、「ニコはニコニコ」という日本語を覚えて帰られたとか。
 
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  ジョナサン・デンビーさんはガーデナー紹介には「穏やかな人柄とはうらはらに激しい色彩のガーデンをつくる”色彩の魔術師”」とありますが、今回は白にこだわって庭造りがされています。
 左右対称なのはイングリッシュガーデンの特徴とか。白い路面は十字架になっているようです。白い路面には大理石のチップが敷き詰められています。
 インタビューで「日本の静かで平穏な庭の要素を取り入れたい」と語っておられますが、石庭のイメージもあっての造りでしょうか。。
 
 他のガーデナーの方の作品においても日本庭園の要素を取り入れたのかと思われるようなところが見受けられました。苔であったり、飛び石であったり。。。これらはペアを組んだ造園業者さんのアイデアを取り入れた部分もあったようです。ジョナサン・デンビーさんの場合は不明ですが。
 
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 白にこだわり、白い花を集められたようですが、胡蝶蘭も使われています。ガーデニングの基本として、陽を嫌う花は日陰に、というのがあって半日陰の状態で育てる胡蝶蘭をこのように使う事は本来ありえない事なのだとか。石原さんいわく「ジョナサン・デンビーさんはお金持ち(ホテルの経営者)で、あまり賞とかにこだわっておられないからこそ出来ること」のようです。
 あえて賞レースでは不利になるのを無視してでもテーマに対してのご自身の主張を貫かれた、潔いお庭で、白にこだわったお庭は色彩的にも他とは違う存在です。
 小さくてわかり難いですが、奥のテーブル(左右にあるのですが)の上にはアフタヌーンティーのセットが。ここにもイギリスの方のこだわりが現れていますね。
 
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   白い花々の中にあって、ところどころに赤い花が。。アクセントになっている(石原さんも、赤を置く事で白が際立つ。相反するものを使うのは効果的だと話されていました)のですが、これは『血』を現しているのだとか。白と緑は平和を表し、散りばめられた赤はこれまでに流された血を表すと言います。
 静寂で、平和そのものといったお庭に不穏な・・・ジョナサン・デンビー氏の意図、強い意志(賞を度外視して?創られたお庭ですものね)が感じられます。
 ちょっと長いですが、引用してみます。「フランク・テイラー・メモリアル・ピース・ガーデン」の意味がわかるかと思います。
 イギリスのグレンジオーバーサンズにある私の自宅庭の園芸作業用部屋は、ランカシャー州のヘイウッドの町にあった教会より助け出された2枚のラファエル前派のステンドグラス窓の周りに建てられています。これらのステンドグラス窓は第一次世界大戦で戦ったヘイウッド出身の14人の住民を追悼するために作られたものです。その14人の内の一人の名がフランク・テイラーです。 (中略)
 フランク・テイラーが英国陸軍に入ったのは1915年、彼が17歳の時でした。彼の健康状態が優れず入隊年齢に達していないのにもかかわらず入隊が許可されました。そして新兵としての訓練が終わるや否や、フランスの前線に送られました。1915年8月3日、ソンムの戦いでフランクは初めての敵と対峙することになります。ドイツ軍の第二戦線があるギュモ村の要塞を奪還すべく戦いに参加しました。しかし作戦はことごとく失敗し、後にイギリスの軍事史研究家であるリドル・ハート氏が”戦慄の修羅場”と称したように大勢の兵士が亡くなっています。1915年8月14日、フランクは防空壕にいたところを砲撃され他の4人の兵隊とともに命果てました。ソンムの戦いは5ヶ月に渡って続き、両軍が打ち合った砲弾の数は3,000万発とも言われており、僅か7平方マイル(およそ18平方キロメートル)の狭い戦地で100万人もの戦死者を出しました。戦果のため1.6キロ前進するたびに、8万8千人のイギリス軍兵士を犠牲にしました
   18平方キロメートルというと、ハウステンボスが152万m2がで、1平方キロが100万m2ですからハウステンボスの約12倍の面積に3,000万発!もの砲弾を浴びせあい、100万人もの方が命を・・・
  ジョナサン・デンビー氏は17歳のフランク・テイラーの死はまったく意味のない死であったと静かに語られました。いたずらに美化することなく、無意味な死であったと。
 
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 庭の奥の中央には高さ2メートルの平和の鳩を手に抱えた天使の石膏彫像が。彫刻のモデルは後にご紹介します、ステンドグラス窓の天使で、イギリスから連れて来た職人さんに作らせたものだとか。
 柱は本来なら大理石あたりで造りたいところだったのだと思いますが、簡単に用意できるものではなく、木製でたしか佐世保独楽の職人さんに彫りを施してもらい、石膏を上から塗るような感じで作られたという話ではなかったかと。。。
 
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 天使像の両脇にはオリーブを植えた壷が。オリーブの枝は平和を表し、その根元に植えられた赤い花々は「オリーブでさえも血が噴出する」という詩の一節を表現したものだといいます。
 
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 上の天使像の奥両脇にはステンドグラスがあり、お庭の裏にまわると間近に見る事が出来ます。とっても美しいステンドグラス。イギリスから運んできたもので、上記の第一次世界大戦で戦ったヘイウッド出身の14人の住民を追悼するために作られたというステンドグラスそのものなのでしょうか。。。この写真を撮ったのは夕刻ですが、朝日を透過するステンドグラスの煌きはきっと素敵なことでしょうね。
 このような美しいものをも生み出すのが人なら、無残な事を、愚かな事を繰り返してしまうのも人。。。
 
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 白い花園は柱廊と生垣により三方を囲まれた、俗世から離れたような平穏な場所として創られています。そのような場所であってもひとたび事が起こってしまえば、無残にも平穏は奪われてしまう。。。二度と無意味な血が流される事のないようにとの祈りがこめられたお庭なのでしょう。
 この日はジョナサン・デンビー氏は多くの時間をお庭の前に立ち、訪れる人々をにこやかに迎えてくださっていました。実に穏やかなお人柄の印象です。
 遠くイギリスから、地球の裏側あたりまでお出でくださり、ワールドカップでありながら、あえて審査員のマイナス評価を受けるであろう造りをしてまでも伝えたかった平和のメッセージ。
この庭は平和についてみんなで深く考える場所です。
 今回個人的にもっとも感銘を受けたお庭の1つです。
 
銅賞受賞作品
 
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 ハウステンボスで好評開催中のガーデニングワールドカップのレポの続きです。
 トップの画像はその1でご紹介したもの。
 右上: ジョン・カレンさん(アメリカ)の「Pax et Bonum 平和と善」
 左下: アレックス&ロバートさん(カナダ)の「荒廃から (From Ruins)」
 右下: ニコ・ウィッシングさん(オランダ)の「心の安らぎ」
 
 ご紹介を忘れていましたが、カナダのアレックス&ロバート組の施工にたずさわった方のブログはこちら。工事中の様子などが書かれていて興味深いかと。
 
 ガーデナーの方々のデザインイメージと比較してみてみるのも興味深いかと。

No.1 緑の詩 Song of Peace

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石原和幸(日本)
ピースメッセージ : 花と緑で世界を笑顔でいっぱいにしたい
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 ご存知石原さん。今回のガーデニングワールドカップ開催の立役者ですね。この日は会場で訪れた方々ににこやかに、時に熱くガーデニングについて、平和への想いについて語っておられたように思います。多くの方々から写真をおねだりされ、快く応じておられました。遠めに拝見していてもお人柄が、(にじみ出るなんてものではなく)ほとばしっているようで、とてもあたたかくなってきます。そのお人柄が、多くのガーデナーの賛同を得、実現するうえでの原動力だったのでしょう。
 石原さんのブログでは製作途中の様子など、いろいろと興味深く読ませていただく事が出来ます。
 
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 どことなく、長崎の山間の田舎の風景を思わせるお庭ですが、この庭の3段の石積み(長崎ではよくある積み方で、教会や段々畑でよく見かける積み方だとか)は、原爆によって壊れた長崎の風景を表現されたのだとか。
 
 ある意味、ジョン・カレンさんのお庭と通じるものがあるようですね。
 
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 たくさんの植物は、原爆が落ちる前の美しかった長崎の風景を表現しているといいます。
 
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 私は視認出来なかったのですが、
 一番上にある石臼は、原爆が落ちて残った父の形見の石臼をそのまま使いました。
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 お庭の中央に流れる川は、長崎の浦上川で、(原爆で)沢山の人々が亡くなった上流域を表現されたといいます。
 
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 私の両親は長崎で被爆し、私は被爆2世です。
 この庭は、私が両親から聞いた思い出の風景です。世界中の争いがある所に、花や緑を増やし平和な世界を願ってこの庭を造りました。


花や緑があると人は優しくなれる
花や緑を増やすことで
争いが消え
世界中が笑顔で満ちあふれますように
 石原さんのメッセージ、願いです。石原さんの優しさが形になったお庭のように思えます。石積みは原爆によって壊れた長崎の風景を表現されたと書かれていましたが、古き良き長崎の里山の風景をも描きこんだ事で、廃墟のイメージとしてはジョン・カレンさんの作品の方がわかりやすいような気もします。審査においてはそのあたりも影響があったでしょうか。。?
 
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 私には、原爆投下直後は75年間は草木も生えないといわれた被爆の地に、逞しく緑が、花が蘇った、自然の力強さ、廃墟もやさしく包み込んでしまう慈愛に満ちた豊かさが、感じられるような気がしました。
 戦争の愚かさを繰り返して止まない人類と、逞しくも慈愛に満ちた大いなる自然の対比。。。同じ被爆2世として、いろいろと感じさせる、じげもんとして懐かしくも心地よい、そんな素敵なお庭です。
 
シルバーメダル受賞作品
 

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