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このバンドな出会うまで、デスメタルに対しての俺の評価は高くなかった。NAPALM DEATHしかり、CANNIBAL CORPSEしかり、破壊力は確かにすごいのだが、どこか馬鹿っぽく、後者に至ってはグロテスクの極みで、反則とさえ思えた。今は以前に比べてデスメタルの許容範囲が飛躍的に広がったので大好きなのだが。
社会人一年目、某リサイクルショップで、洋楽コーナーで気になる一枚が。以前某メタル雑誌で名前を見たような気がする。デスメタルということは何となくわかった。その時目にした一枚こそが、 VADER 「BLACK TO THE BLIND」である。 大して期待はしていなかった。ただ、たまにはアホみたいなデスメタルでも聴きたくなったので、何の気なしに購入し、帰宅した。確か、1250円だった。 俺が期待していたのは、無秩序な展開とげろみたいな声だ。しかし― スピーカーから流れた音像に、体が反応した。何だ、この無駄にクオリティの高い音質は。そして、迫りくるマシンガンのようなやかましいバスドラムは。何より、スラッシュメタルのような分かりやすい勢い、男らしく聴きやすいボーカル(笑)。これまでのデスメタル像を完全否定する、全く新しいデスメタル。後に知ることになる、デスラッシュとも違う。何なんだ、この重厚で、知的で、暴虐の極み。 まさに、運命の出会いであった。翌日、某メタルレビューサイトで検索すると、どうやら最高傑作はこのアルバムではなく、次作のLITANYらしい。血眼になって捜し回ったのは言うまでもない。 |

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