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「猫コロナウイルス体内変異説」
について、1つ前のトピックでお話をしましたが、これに反する証拠が報告されているようです。
Circulating virulent/avirulent strain hypothesis.(Meredith et.al. CDC EID. vol.15.no.9,2009)
手元の資料には強毒株感染説と解説されています。
あれこれ詳しく説明すると分かりにくくなるので、要点を説明すると
FIPの症例と、健康猫のコロナウイルスを遺伝子解析してみた結果として
「強毒な猫コロナウイルスが水平感染してFIPが起きる」
という結論に至ったということです。
ただ、この研究者達は「猫コロナウイルス体内変異説」に対しても否定的ではないようです。
結局のところ、感染経路ははっきりしないが
突然変異もあるし、水平感染もある。どちらも警戒をしないとダメ!!
ということなのでしょう。
FIPウイルスは感染すると必ず発症するというものではなく
発症する、発症しないは猫本人の免疫力にかかっているという事になります。
どうしたら防げるのか?ということになりますが、
突然変異説では、生後1ヶ月でコロナウイルスを持っている場合が多いので回避困難ですね・・。
強毒株感染説では、FIPの猫には近づかない!!これしかないのでしょう。
同じ家から何頭もFIP感染ネコが出るなら、
強毒株ウイルスを出している無症状ネコが病原体キャリアとして存在しているかもしれませんが
これを検出するのは難しいでしょう。
コロナウイルスは弱毒も強毒も見た目は、全く同じウイルスだからです。
感染が成立してからでないとFIPであると診断できない。
PCRでの結果=FIPと言い切るのも難しいらしいので、またつづきを書きましょう。
では。
written by vet MIYAKE
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六月に雨の中、路地をビショ濡れでウロウロしている子猫を見兼ねて飼う事にしました。
動物病院で、約1〜1.5ヶ月と言われました。
とにかく元気で、我が家の先住ネコに噛みつきまくりの毎日でしたが、やっと最近仲良く出来るようになったとこで、とても可愛い時期でした。
月齢4ヶ月、朝まで元気だったのに仕事から帰宅すると痙攣でヨダレにまみれて倒れてました。
急激な発症で胸が張り裂けそうでしたが
延命治療は苦しませるだけだと、痙攣の連続に安楽死を選びました。
死後の処置で鼻から黄色い汁(黄疸)
オシッコは溶血、、などからfpiと診断されました。
三カ月のシアワセを貰ったと考えるようにしましたが、リンちゃんは拾われてシアワセだっのか?と考えてしまいます。
こんな急激な発症もあるんですね。
2012/9/24(月) 午後 0:17 [ りんのママ ]
>忙しくて対応できませんでした。申し訳ないです。
原因にもよりますが、神経徴候は突然起こる事もあるので難しい問題ですね。ただ、家族に出会えた事は幸せだったと個人的には思います。
2012/10/25(木) 午前 9:51 [ MATUBARA Animal Hospital ]