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まあ、長いこと更新を停止していますがサボってるわけではありません。
いろいろ忙しくて書けなかったんです!!!(言い訳だな・・・)
スタッフ日記が更新されるようになったので、そちらも読んでみてください。病気のことなどは書いてません(笑)
最近、透析の問い合わせが非常に多く、また透析を行うことも多いので
少し書いてみようかと思い立ちました。イメージだけでも伝われば良いかと思いまして。
透析とはなんでしょうか??
「外部にある人工腎臓に近いもの(ダイアライザー)に血液を通して、体の老廃物を排出する。」
難しい言葉になってる気がしますが、獣医学的にはこんなところでしょう。
書けば簡単。適切に行うのは至難。理解も困難。
人の透析に関する本も読んでいますが、内容を理解するのがすごーく難しい。
だけど
透析を行う獣医以外が内容について深く理解する必要はないと思います。(logとか指数関数とか数学だらけ)
なので理屈をグダグダ書いたりしません。(知りたい人も少ないでしょうしね!)
結局は
「毒素を出す。」
その程度で十分でしょう。
やっていることは単純なんですが、全身のバランスを調整しなければならないので扱いが難しいというべきか。
さらに、せっせと勉強して、理論どうりに透析を行っても結果がついてこないこともある。
うまく尿毒症から脱出させて、回復し、元気になってくれる子もいるし、(嬉しい。治療しながら笑みがこぼれます)
どうやっても悪化の一途をたどってしまう子もいる。(悲しい。治療しながら泣けてきます)
結果の差は、何が違うのだろうか?結局は生命力がどれほどあるかなんだろうか?わからない・・・。
なんだか愚痴みたいになりましたが、透析は適切に行えばとても効果的な治療法です。
点滴治療で反応しない急性腎不全の場合には積極的に考慮しても良いでしょう。
慢性腎不全に使えるかどうかは、本人の残存腎機能によりけりかと思いますが
可能性にかけるという意味ではトライさせてもらうことはあります。よく相談してからですけどね。
透析していると、腎臓ってすごいなぁ・・・。って感じてしまいます。
あの小さな臓器の代替に心血をそそいでも追いつけない。どの臓器もそうなんですけどね。
透析で助かる子が増えるといいなぁ。と思いつつ、燃え尽き症候群になりそうな今日この頃です。
透析って一日5−6時間かかるので獣医の体力的にもキツイ治療なんです。頑張らなくては・・・。
written by Vet Miyake
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ご無沙汰しています。FIPの件では大変お世話になりました。
あの後、4月にもFIPでもう1匹天国へ逝ってしまいました。
そのコ(約生後8ヶ月でした)を保護した時からまるで我が子のように可愛がっていた先住猫が立て続けの不幸を感じ取ったのか、体調を崩して入院してしまうほどでした。
腎臓系で今も毎日お薬を飲んでますので、今回の記事も興味深く拝見しました。
透析を行うほど、悪くないので今の所助かっていますが、本猫も獣医さんも飼い主も大変ですよね。
2010/9/12(日) 午前 8:04
>モモ母さん
FIPは何と言っていいか、非常に難しい病気としか言いようがありません。獣医としても辛い病気です。いつか薬が見つかるといいのですが、まだまだ道のりは険しそうです。残念です。
2010/9/13(月) 午後 6:00 [ MATUBARA Animal Hospital ]