松原動物病院 獣医奮戦記

大阪府松原市の松原動物病院から発信中!!獣医の視点と奮闘を記します!!

犬に多い病気

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こんばんわ。
 
めったに記事を書かないVET TMです。
(ウラ松原動物病院http://ameblo.jp/matubarahos/は今日も元気です!)
 
こちらは真面目なことしか書かないので不人気ですが(いや、更新しないからなのか・・・?)
気にせず書いていきます。今日も真面目です(`・ω・´)
 
先日、診察中に飼主さんと話をしていたのですが
歯にいいから、キシリトールを与えたらどうなるんやろうか?
とおっしゃっていて
 
「ダメ。絶対ダメ!!キシリはダメ!!!」
 
と指導したので、知らない人も多いようなので
キシリトール中毒について書いてみます。
 
キシリトールは基本的に人には無害です。
なので、砂糖不使用の製品などにたくさん使われています。
「歯に優しい」系統で皆さんも良く知っているでしょう。
 
これ、犬に食べさせると中毒になることがあります。
たべると、低血糖になるのですが重症になると急性肝不全を起こして死亡する例もあるようです。
 
犬では0.1kg/kg以上の摂取で低血糖を起こし
0.5g/kg以上の摂取で肝毒性が現れる危険性があると報告されています。
ただ、個体差はあるようで必ずこの量で!というわけではなく
体質によって変ってくる部分もあるようです。
 
アメリカの調査では、年々誤摂取の報告が増えてきているようなので
日本でも意識しないと増えるのかもしれません。
 
実際に、キシリトールを含有しているペットグッズを販売している所もあるようなので
基本的には危険の可能性があるものには手を出さないほうが無難でしょう。
 
猫はキシリトール中毒を聞かないけども、どうなんだろうか?
そもそも、猫はあまり甘みを感じないと聞くが・・・。うーん。避けたほうが無難・・・か?
 
written by vet TM
 
こんにちは
 
今回は4月という事で・・・・
区・市役所に「飼犬の登録」をしている方は、毎年3になると「狂犬病の予防注射のお知らせ」の葉書が送られてくる事と思います。これは日本では4月の初めが「狂犬病予防週間」として定められているからです。
狂犬病について分かりやすく記載していこうと思います!!
 
実際どうして狂犬病予防注射が毎年必要なんでしょう??
いやいや・・・その前に・・・・
狂犬病ってどんな病気なの
 
狂犬病Q&A 
 
「先生?狂犬病って聞いたことはあるんですけど、どんな病気なんですか

A「狂犬病は、ウイルス性の病気で、感染動物の唾液中に多量のウイルスが含まれているため、咬傷により伝染します。発症するまでに潜伏期間があるんですが、潜伏期間の間にワクチン接種を受けて適切に治療すれば発症は防げる可能性はあります。しかし、神経症状をともなって発症すると100%死んでしまう恐ろしい伝染病です

 
Q「犬だけに感染するんじゃないんですか
A「人を含めて、哺乳類すべてに感染する病気です昭和31年以降、日本国内で発症はしてませんが、海外で犬に咬まれて帰国し、国内で狂犬病が発生したことは平成18年にありますね。ニュースにもなりました

 
Q「じゃぁ、毎年予防注射をうつ必要はあるんですか
A「日本では、過去50数年発症してませんが、狂犬病にはまず、毎年予防注射をうたないといけない法律があります。そして、先ほどお伝えしたように海外では未だに蔓延している病気の一つですので、海外との輸入や輸出などを行ってる日本には、いつ何時検査を受けてない犬が入ってくるかわかりません。国策として人を守るため、又犬が必要以上に危険視されないために予防注射は国から義務付けられているんですね

Q「そうなんですねでも他の哺乳類にも感染するのに犬だけ接種が義務付けられているんですか
A「ウイルス感染源の8098%が犬である」という理由から、ヒトとの接触の機会が一番多い「犬」に対して、狂犬病予防注射を接種することが、根拠のある現実的な対応策とされています。このような理由から、日本では「犬」だけが狂犬病予防注射の対象になっているんですね
「狂犬病は、世界で発症してるんですか
「先ほど話にも出たように、他の哺乳類にも感染するので、ヨーロッパでは、犬だけでなくキツネ、また南米やアメリカではコウモリやアライグマなどが重要視されています。北海道のロシア船などには犬がよく乗ってるそうで、国が監視を強化してるみたいですね狂犬病が発症していない国は、近年10数カ国しかなく、発展途上国をはじめ、まだ狂犬病は防げていない国はいっぱいあるんですね。
 
 
アドバイス病院嫌いにならないためにも、子犬の時から注射=後からご褒美(おやつ・遊んでくれる)などの習慣付けをすることで、より快適に病院や外に連れて行けるようになるのではないでしょうか?当院はしつけ教室も行っていますので、ぜひわからない点あれば、ご質問ください 
ワンちゃんやネコちゃん、そのほかのペットさんは大事な家族の一員ですよね。しっかりとした病気や習慣などの知識を持ってあげることで、大事な子たちの命を救う早期発見につながるはずです。日々、言葉の喋れない子たちは、行動で飼い主さんになにかを訴えているはず。見逃さずに、いつもと違うとおもったら、お知らせください。
お電話でもかまいません。お気軽に
 
 
コメント;このブログを通して、より飼い主様にわかりやすく説明するために勉強し、更新していこうと思っています。頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします
by
新VT 橋村

先日、京都の神経病学会に参加してきて、珍しい病気を知りました。


犬種特異性が高いもので、ウェルシュコーギーにのみ今のところ認められている

「舌萎縮」といわれる、舌がペラペラになってしまう病気です。

若い年齢で発生して、治らない予後不良の疾患と言われていますが、

必ずしも若い年齢だけで発生するわけでもなさそうです。



昔は多発性の神経麻痺(舌咽神経から舌下神経など)と考えられていて

神経病の範疇に入っていますが、

今回聞いてきた講演では、病態としては

「自己免疫疾患」

と説明していました。

自己免疫疾患とは、自分自身を自分自身が攻撃するという、困った状態のことです。

つまり、舌がペラペラになってしまうこの病気は

舌の筋肉(舌の構成はほとんど筋肉)を敵だ思い込んだ自分の攻撃の結果なのです。

攻撃は舌の大部分を脂肪に置換してしまい、その運動機能を低下させてしまうのです。



恐ろしい・・・、なんとも恐ろしい病気です。

自分は見たことのない病気ですが、未知なる病気がたくさんあるなぁーと痛感しました。

神経の分野は特にコミュニケーションがとれない動物では難しい分野です。

コミュニケーションがとれる人医学でも、

まだまだ解明されていない病気が多いのですから当然といえば当然ですが。。。

犬にもうつ病ってあるのでしょうか?(専門分野でないからよく分からない・・・)


神経病学会で珍しい病気を聞いたので、報告してみました。

舌の動きが悪いコーギーさんが「もし」これを見たら、早めの相談をしてくださいね。

いないことを願ってますが・・・。


written by vet MIYAKE



今日は腫瘍認定医の先生達は獣医がん学会に出席しています。
出勤獣医を確認してくださいね!!

てんかん管理編

発作ににも色々な形があります。(今回は脅すような内容ですが、可能性のお話です)


起こり始めると、次々に発生してしまう「群発発作」(2−3日に集中して発作が発生してしまう)
連続性に発作が発生することで生じる「発作重積」(5−10分経っても終わらない発作)

これら群発発作と発作重積は「死」にもつながってくる可能性があり、注意が必要です。

たくさん発生してくる状態であれば、
やはり病院で発作を止めるという処置が必要になるでしょう。

一般的には座薬の形で{ジアゼパム}という薬が処方されていることが多いですが
使っても、上手にコントロールができない場合は、病院に行って処置をしてもらうほうが安全でしょう。

入院して脳圧を落とす処置や、発作を止める薬の持続点滴などで
脳を休めて、安定化した状態までもっていけるように治療をしていきます。

これでコントロールができないと、非常に厳しいですね・・・。

脳腫瘍などの症候性のてんかん発作は難しいですが、通常の発作であれば
ある程度のコントロールするのは十分可能です。
しっかり対応できれば、それほど怖い病気ではありません。
獣医と相談して、良い治療プランを作っていきましょう!!



発作中にどうすれば良いか?


と、よく聞かれますが、正直どうしようもありません。
抱いてあげたり、冷やすと良いのか??
と言われますが、それで痙攣がおさまるというデータはないようなので、


「意識がないので咬まれたり、物を壊したりすることがないようにしてあげてください。
危険でないと判断できるなら抱いてあげても良いですが、よく注意をしてください」

と、自分はお話しています。
発作が起きて、落ち着いたあとにジアゼパムの座薬をいれてあげると
発作群発を防ぐことができるかもしれません。
落ち着いたあとにゆっくりと入れてあげると良いでしょう。

発作後に体温が明らかに高い場合は冷却も良いでしょうが、冷やしすぎないよう注意してくださいね。


Written by vet MIYAKE

てんかんの治療

話がずいぶんと間があきましたが、まだもう少しコメントします。

てんかんの治療についてお話します。

もっとも、治療が可能なのは「特発性のてんかん」である場合です。



脳に腫瘍や、水頭症などの物理的な異常がないのならば

お薬を内服してもらうことで、てんかんの発生頻度を減少させることができます。



代表的なものにはフェノバルビタール、KBr、ゾニサミドといった成分が使用されます。

基本的には飲み始めると、生涯飲んでいくと考えてもらうようにお話しています。

このタイプの薬は常に飲んでおくことにより、体のなかの有効薬物濃度を一定以上に保つように

してあげないと、すぐにコントロール不能に陥ってしまうからです。

(すぐに飲ませるのをやめて発作で担ぎこまれる動物も多いのですが・・・。)

また、定期的に血液中の薬物濃度も調べさせてもらうことがあります。副作用の防止のためですね。



こうやって、お薬を飲んでもらうことになるのですが、一番の飼い主の悩みは

「発作がやっぱり起きる」

といことに尽きるでしょう。お薬を飲んでもらう時にお話をしますが、



「発作の回数が半分以下になることを目標にしましょう、なかなかゼロにはならないです」



と伝えはするんですが、やはりゼロになってくれないと飼い主は悩んでしまいます。

難しいところなんですが、受け入れてあげるか、他の薬との併用を試してみるか・・。

薬を飲んでもほとんど回数に変化がないなら薬の変更、併用を考えますが、

一月に1−2回の場合だと(今まで5−6回起きていたのが減って1−2回)

どうしても相談しながら治療方針を模索することが多くなります。


僕達としても、ゼロにしてあげたいのですが治療の目的は



「発作の回数を減らす、または発作の短く、軽くする」



という所にあり、「ゼロにする」といわけではないことをご理解ください。



もうひとつのてんかん。症候性てんかんはコントロールが難しいことが多いです。(特に脳腫瘍)

手術で腫瘍が取れるのも、ほんの一部の腫瘍ですので難しいです。

これは治療は病気によってそれぞれ異なるので割愛します。


私は見たことはないのですが、薬が効かない

「難治性てんかん」

が存在するそうです。これは怖いですね・・・。次回は対処と生活管理について書こうかなと思います。


Written by vet Miyake

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