沈黙のクレオパトラ

忌野清志郎に三沢光晴・・・二人が今生きていたら、どんな行動をしただろう?

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昨日は中延「ボナペティ」で、田村早苗さんのライヴがありました。
ボナペティへ行く前に、渋谷「ハードバップ・カフェ」へ寄ったのですが、
残念ながら今週いっぱいで閉店とのこと。
「ハードバップ・カフェ」については、別項の「ジャズ喫茶探訪の旅」をお読み下さいね。
思わず、熱くなってしまった記事です^^

さて、ボナペティへ行くのは4回目。
そのうち3回が田村さん目当てでございます。
19時過ぎに入店したのですが、
まだお客の姿はなく、マスターが掃除をしておりました。
一時間ほど時間を間違えたのかと思いましたよ、私は。。。

ピアノの目の前に座って演奏を待ちます。
ピアノを調整していた田村さんに、ちらりとご挨拶させていただきました。
田村さん!SMAPと話しているわけじゃないんですから、
40超の男と話すのに緊張しないで下さい(笑)

今回のメンバーは田村早苗さんを始めとして、
村谷有祐さん(b)、春名務さん(ds)、三間めぐみさん(vo)という布陣です。
あ、今日は野村保さん(ds)がいませんね。
野村さんはまたの名を「ボナペティの猛虎」として恐れられている重鎮です(笑)

演奏は3ステージありまして、すべて聴くことができました。
というか、聴いて当たり前かな。
私は今日、3ステージすべて聴いて、
かつ、このレビューを書くために、本日会社に年休を出しているのですから・・・^^

私は「ジャズには名曲は無い。名演あるのみ。」の主義でして、
曲の名前がどうしても覚えられません。もう20年以上聴いているのに・・・
昨日のライヴでも、すぐに曲名を思い出せたのは、
「プリーチャー」「虹の彼方に」「マイ・ウェイ」「イン・ア・センチメンタル・ムード」くらい。
あとは、「あれ、聴いたことあるな〜、何だっけかな〜」とか思いながらも、
そのまま聴き入ってしまいます。
まあ、モダン・ジャズは曲の「テーマ」は付属品みたいなもんで、
あとは演奏者がどう歌い、どう演奏するか、ですからね。

さあて、田村さんですが、
今回も腱鞘炎の負傷をおしての出場。
左手人差し指がぐるぐる巻きです。
ご自身のブログで、「クラシックが弾けません」と書かれておりましたが、
これではユニゾン・プレイもちょっと厳しいですねえ。。
フィニアス・ニューボーンばりの迫力あるユニゾンは残念ながらお預けとなりました。
でも、珍しい、ヴォーカルとのデュオがありました。
あとは田村さんのプレイの中で最も私のお気に入りの曲が飛び出しました。
ホレス・シルヴァーのスタンダード・ナンバー、
誰もが身体が動いてしまう、能天気極まりない(?)「プリーチャー」です。

さらには「Kumonohara」というご自身のオリジナルを披露。
この曲がものすごく盛り上がりましたね!
凄いんですよ、ホントに!ピアノもベースもドラムも。。。
田村さんのピアノもファンキーな中に、ゴスペルチックな味付けもちらりとしてある、
圧倒的な迫力に満ち満ちた演奏でした。
田村さんがあれほどのプレイが出来るということはですね、
要するにベースもドラムも素晴らしかったということですね!

ヴォーカルの三間めぐみさん。「細身なのにパワフル」
あ、別に身体ばかりじろじろ見ていた訳ではありませんから(汗)・・・すみません。
前回聴かせていただいた時のレビュー記事を見ると、
この方のスキャットが聴きたい!と書いていましたが、
昨日は出ましたねえ、スキャットが!
ちょっとだけだったのが残念!
次回は、エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンがやったように、
1曲すべてをスキャットのみでお願いします!
声量とか凄いんですよ。声の張りも、伸ばし方も。

ベースの村谷有祐さん。
テクニシャンですねえ、、、
もう・・・右手も左手も軽快に踊りまくりという感じです。
それでいて、ベース音もシンプルで切れが良い!
流れるようなウォーキング・ベースも軽やかで胸躍ります。
やはりモダン・ジャズのベースはこうでなくっちゃ行けません。
当然のことながら、基礎は完璧なんでしょうね。

よくいますよね。
トリオでも何でもかんでも、異様なほど自己主張を繰り返すベーシストが。。。
重ーい音色でわざとベースラインを引きずるように、ぼよ〜んぼよー〜んて。
妙なヴィブラートや、みえみえのチョーキングをかけてくる。
部屋の中で、一人でやってもらいたいもんですわ。ピアノもドラムもいい加減迷惑しているのに。
貴方のことですよ。「Mr.R.C.」
すこしは村谷さんを見習いなさいと言いたいです。

ドラムスの春名務さん。
何故か顔をあさっての方向に向けながら、
気持ち良さそうにプレイしております。
ひょうひょうとしたそのプレイは、
「コンボの要はドラム」ということを再認識されてくれるような感じ。
シンバルやブラシ・プレイなど、堅実なスティックさばきです。

でも、アップ・テンポでは爆発しましたね。
まさに、これがジャズ・ドラムの素晴らしさ。
ブラシ・プレイでは隠していた牙を、剥き出しにするという訳ですな。
両手両足の複雑なリズムは、モダン・ジャズにしか無いもの。
ピアノとのフォーバース・チェンジやソロ等、とんでもなく凄い!
ちょっと表現が難しいのですが、
各ドラムを「ドサ!!ドサ!!」って叩くあの叩き方、
どこかで見たんだけどな〜とか考えていたのですが、
やっと思い出せました。アル・フォスターです。

そうそう、ようちゃん飛び入りです。
私、すぐに判りましたよ。
私のブログにもたまにコメントをくださる方で、
手には小さなラッパ。
オーネット・コールマンの盟友、ドン・チェリーが使っていた
ポケット・トランペットのようなものです。
そして、綺麗な音色でフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を熱唱。
まるで喉を全開にして歌うかのようなメロディでしたね〜。
それにこの曲をジャズとして聴くのは、私初めてです。

ジャズの音の中に身を置いていると、本当にほっとします。
根っからのギャンブラーがパチンコ屋の空気を好むようなもんでしょうね(笑)
たぶん、ジャズの音って、心臓の鼓動に最も近いんだと思います。
そして、人間の血にも混じりやすいのではないかと。
素晴らしい演奏、本当にありがとうございました。

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クレオパトラさん、年休でしたか〜気合が私より凄い!(笑)はい・・純情なんで(!?)ステキな方とお話しするのは緊張するんです(本当です^^;)。いつも演奏以上に素晴らしいレヴューを感謝しています!ありがとうございます!クレオパトラさんが曲名をあまり覚えられないっていうのは意外です。もう何でも知ってらっしゃるような気がして・・しかし仰るとおり、アドリヴの世界ですから、何を演奏するか、よりも誰がどう演奏するか、ですよね!

2006/1/27(金) 午後 1:57 おんぷ♪

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ただ、演奏する側はそうも言ってられず曲は覚えなきゃ、という感じですが^^;昨日はドラムスがいつもと違ったので雰囲気も違ったかと思いますが、けっこう精神的にも暴走したかもしれませんね・・2ステの録音をさっき聴いて一人で反省会(!?)をやっていました(笑)しかしさすが、各人のツボを押さえて書いてあって感動ものです。

2006/1/27(金) 午後 2:01 おんぷ♪

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「Mr.R.C.」〜のくだり笑えますねぇ・・はい、オリジナルは、譜面を出して説明した時点ではメンバーの冷たい視線を感じたのですがまあ何とかなって良かったです・・あ、ようちゃんわかったんですね!キレイな音色でしたよね。お互いに紹介すれば良かったかなぁ・・バタバタしてて気がきかず申し訳ないです

2006/1/27(金) 午後 2:03 おんぷ♪

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私も、ジャズのリズムの中に身を置いていると、本当にほっとするんですよ。そして同時に高揚します・・だからこそ転向したのですが。あの〜こちらこそ、いらしていただいたうえに素晴らしい文章をかいていただいて、本当にありがとうございました♪コメント長々とすみません・・あ、リンクもさせていただきますね!

2006/1/27(金) 午後 2:06 おんぷ♪

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はじめまして。onpuさんの記事を読んで、こちらにお邪魔しました。kumonohara、やっぱり魅力なんですね!聴きたいなあ・・。えっ!?ようちゃんも来られたのですか!ラッパも吹かれたんですね〜。とても盛りだくさんで、楽しいライブだったんですね〜。

2006/1/27(金) 午後 2:28 angela

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クレオパトラさ〜ん、下手くそな演奏を聴いてくださってありがとうございました,(゚゚)(。。)ペコッ、かな〜り緊張していまして、途中、頭が真っ白になりました。。onpuさんをはじめ、本当に素敵な演奏で感激しました!! また、機会がありましたら、是非是非お話したいです。。

2006/1/27(金) 午後 2:39 [ - ]

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あ・・あと、「プリーチャー」は予定してなかったのですが、クレオパトラさんがお気に入りと仰っていたので演奏したんです(^-^)やはり楽しい曲ですね♪

2006/1/27(金) 午後 3:25 おんぷ♪

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onpuさん。メロディは一回聴いたら絶対に忘れないんですよ。どんなにアレンジされていても、大概は何の曲だかすぐに判るんですけど・・・曲名や歌詞は覚えられませんね〜何ででしょうねえ?

2006/1/27(金) 午後 5:31 mat*noa*

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ドラムに関しては、野村さんと比べて(まあいきなり他人と比べるというのも失礼なんですけど)どうかな?という感じで注目していましたが、とても良かったですね。特にonpuさんのオリジナルでの爆発ぶりは見事でした。

2006/1/27(金) 午後 5:36 mat*noa*

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でも、onpuさんの弾き方を見ていると、クラシック畑で修行を積んだ方だなというのは、すぐに判りますよ。私も習っていましたから。手首の返しとでも言うのでしょうか、要するに手の動き方が独学の方と、クラシックの基礎を学んだ方では全然違いますからね。

2006/1/27(金) 午後 5:40 mat*noa*

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「プリーチャー」はありがとうございました!感激です。嬉しいです。あの曲は好きですね〜。特にピアノ・トリオでの演奏というのは珍しいので、本当に聴き入ってしまいましたよ。

2006/1/27(金) 午後 5:42 mat*noa*

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あんじぇらさん。いらっしゃいませ。とても楽しいライヴでした!まあ、ボナペティでのライヴはいつも楽しいんですけどね^^是非、あんじぇらさんも今度、堪能してみて下さい。

2006/1/27(金) 午後 5:44 mat*noa*

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ようちゃんさん。とても素敵な「マイ・ウェイ」でした。フランク・シナトラばりの!皆さんの演奏も、とても素晴らしいものでしたね〜。またお会いできるといいですね!

2006/1/27(金) 午後 5:45 mat*noa*

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あ、onpuさん、そういえば、ボナペティに来る前、「ハードバップ・カフェ」という店で、マスターが私のために「カインド・オブ・ブルー」と「エリントンとコルトレーン」をかけてくれたんですよ。onpuさんの「プリーチャー」と合わせて、ジャズ好きな人たちの真心が沁みる一日でした。

2006/1/27(金) 午後 5:48 mat*noa*

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