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今から9年前に新人として入社してきた女性がいた。
私の居たグループの隣のグループに配属になり、
付いた先輩が悪く、いつも怒鳴られていた。
その女性は気性が激しいらしく、
何かと言うと、その先輩に言い返しては揉めていた。
そして、ほどなく異動となった。
私にはその時の印象が強く残っており、
彼女に対して、良い印象は持っていなかった。
いつしか、彼女の存在自体を忘れた。
練馬に異動した際、
座席表に彼女の名前を発見した。
同じフロアだった。
今だ悪感情が消えない私は、
彼女と話すこともなく、その機会もなく、何の接点もなく、
今月で数ヶ月が過ぎた。
先週金曜、
私がトイレからフロアに戻る時、
ちょうど出勤してきた彼女と会った。
彼女は子持ちであり、
保育園の関係で、若干、出勤が遅い(ようだ)。
彼女がセキュリティ・カードを取り出し、
入口のロックを解除するのを私は後ろで待っていた。
彼女の鞄は(女性の鞄はと言ってもいいであろう)
いろいろなものが入っているらしく
セキュリティ・カードはすぐには取り出せなかった。
「あ、私が開けますよ」と言って、
私は自分のカードでロックを解除し、
自分が先に入って、彼女のためにドアを押さえた。
(これは別に相手が女性だからやったわけではなく、
相手が男でも子供でも、私は普通に実行する。
よほど気に入らない奴で無い限りは・・・)
彼女は、非常に恐縮至極だった。
今日、退勤時、
「皆、お先にね」と自分のチームの若者に声をかけ、
私は出口に向かった。
出口に向かう途中、彼女とすれ違った。
「お疲れ様でした!」と元気な挨拶が返って来た。
これまでは、一度も挨拶を交わした記憶が無かったにも関わらず・・・
今後、もし彼女と同じチームになることがあったとしたら、
一緒に楽しく仕事が出来そうな気がする。
この世の中の人間関係とは・・・
こんなもんだと私は思う。
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アントニオ猪木の海外武者修行時代、一緒にサーキットしている他のレスラーと上手く交われずにいたのをパットパターソンが食事に誘ったことを機に打ち解けるようになり、その後パターソンは新日の常連となって、かなりの厚遇で迎えられたというエピソードを何かで見た憶えがあります。
何気ない心配り、これこそが人間関係を維持、向上させる最高の手段だと思います。しようと思ってなかなか上手くいかないことも多いですが・・・
2009/9/7(月) 午後 10:08
bsさん・・・
猪木にしては珍しく、パターソンに受けた恩を忘れなかったということなのでしょうね。いい話です!
2009/9/7(月) 午後 11:14
シチュエーションは全然違うのですが、高3時代に、クラスでちょっと怖そうなブラバン部員がいて、勇気を出してある時、彼に『バイバイ!』と言ったら、『おお、じゃあね!』と笑顔で答えてくれて嬉しかった。こんな思い出をふと思い出していました。
2009/9/19(土) 午後 8:09
ジャム兄さん、ありがとうございます。
思い切って話しかけてみると、意外やいい反応が返ってくることも多くありますね。勇気は必要なのですね^^
2009/9/20(日) 午後 8:27
この世は実力も必要ですが、人間関係のほうがもっと重要ですよね
2009/9/20(日) 午後 8:52
人生総合格闘家さん。
ほんのひとことで印象が変わることもあるのですね。
その逆のパターンのほうが圧倒的に多いとは思いますが・・・
2009/9/21(月) 午前 7:47