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大むかしのお話です。
ご近所の方 親子5人で実家である新潟県へ里帰りされました。
5歳くらいの雑種犬のランちゃんを ごはんと下の世話を頼まれました。
二つ返事で、受けたのですが 朝ごはんを上げようと持って行ったところ
様子が変です。 おしりから血が出ています。
あわてて近くの獣医さんにTELして 相談した所 「連れて来て下さい。」
そして連れて行こうとしたら 口からも血を吐いています。
再度 獣医さんに相談したら 「住所を教えて下さい。」 との事。
するとどうもご近所一画で 3匹ほど急に同じような症状で犬が亡くなっていた
のが分かりました。
猫ちゃんから媒体する病気でどうも空気感染したらしい。
病名はもう忘れてしまいましたが 一日で亡くなる恐れがあり 「早く連れて
来てください。」 との事で、ランちゃんをおとうさんが毛布にくるんで抱いて
私運転で獣医さんところへ。
「今晩が山ですね。」 飼い主さんにこの事を知らせるべく 連絡方法が分からず
ご主人の会社を知っていましたので、人事課で詳しく説明をして 本人の
戸籍謄本で実家のTEL番号を教えてもらう事が出来ました。
今現在では「個人情報」とやらで 聞くこと教えてもらえなかったと思います。
直ぐに帰るわけにいかないので 「○○さんに任せるわ。」
そう言われて 困りましたが、獣医さんにお任せする以外ありません。
厄介な病気なので、くるんできた毛布、私達の衣服、車の除菌作業、
そして我が家の犬小屋の除菌等、大変でした。
毛布、靴から衣服一式全部捨てました。
夜になって様子伺いのTELでは今夜が山と言われて、本当に心配でした。
次の朝、TELでは 「どうも峠は越えたようですね。命拾い出来たようです。」
「飼い主さんが帰られるまで、お預かりします。」
たしか三日後になって飼い主さん帰ってこられ、ランちゃんをご家族5人で
迎えに行かれましたが、ランちゃん反応が喜ばないで一生懸命周りの臭いを
嗅いでいたそうです。
獣医さん曰く 「○○さんの臭いをさがしているのですよ。」
無事に家に帰ってこられました。 よかったよかった。
「○○さん、お世話になって申し訳ない。 ありがとう。 ランちゃんの顔を
見てやって!」
さぁーどうでしょう! まだ私の顔も見えない所からもうすでに臭いで
尻尾がブンドキを描いたようにちぎれんばかりの振りようで 耳は真後ろに
顔はもう必死です。 待っていてくれたんですね。
涙が出そうになりました。
犬は恩を決して忘れないんですね。 そう強く思いました。
先日思い出話で この話が出てきたんでご近所さんと すごいね!と。
動物は癒してくれる事も沢山ありますが、こういう繊細な感情も持ち合わせて
いるんですね。
かれこれ30年も前のお話でしょうか。
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