松下宏の見たクルマ、乗ったクルマ、会った人

東奔西走を続ける自動車評論家・松下宏が見た、触れた、乗ったクルマと、出会った人たちのほか、見た映画について随時書いていきます。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

7月25日は朝から河口湖周辺でビアンテの試乗。早起きをして8時からプレゼンテーションを受けた後で2.3L車と2.0L車の両方に試乗しました。全体的な走りの印象はマツダ車らしいもので、キビキビしたハンドリングと軽快な足回りによってけっこう良く走ります。エンジンはもっとトルクが欲しいと思いましたが、全体的な印象としては背の高い重量級のクルマとは思えないような走りでした。さらに乗り心地や安定性も悪くないし、静粛性の高さは特筆されるものでしたから、まあ良くできたミニバンといえるでしょう。

ただ、このように良く走るミニバンにするのなら、なおさら横滑り防止装置のVDCは標準装備にすべきですし、前にも書いたように全席に3点式シートベルトとヘッドレストが用意されていないのでは本当の多人数乗車のクルマになりません。

デザインはまだ相当に違和感があります。ファミリーユーザー向けのミニバンとは思えないくらいに怖い顔をしているからです。まあデザインは見ているうちに慣れてきますから、出た当初の印象は違和感があるくらいのほうが良いのかも知れません。それよりも大切なのはオリジナリティがあることで、ビアンテがほかのどのクルマにも似ていないデザインを採用した点は高く評価していいと思います。

昼前までに試乗を終えて東京へ。河口湖を出発するときには27度だった外気温計が、都内に入るころには39度から40度にまで上がってきました。この日の暑さは殺人的ともいえるものでした。

前の晩は枕が変わったためか、またしても熟睡に失敗し、最初は寝てすぐに目を覚ましてしばらく眠れなくなり、明け方にまた少しだけ眠りましたが、すぐに起床時間になるという具合でした。最近は良くないことがあって心身ともに調子の悪い状態が続いているため、それも眠れない理由のひとつかも知れません。内気な小心者で心が弱いので、ちょっとしたことですぐに落ち込んでしまい、なかなか立ち直れません。

とはいえ東京まで戻ると暑さによる疲れもあってさすがに眠くなり、取り敢えず仮眠。夜になって起き出してTOHOシネマズへ『ハプニング』の先行上映を観に行きました。この日は『告発のとき』『レッドライン』の2本が最終日だったのですが、その2本には時間が合わず、ちょうどタイミングの良い『ハプニング』を観ました。ホラー映画というにはさほど怖い映画ではなく、なんか変な映画という印象。植物が風を媒介にして人間に影響を与え、自殺に追いやるというようなことなのですが、あまりにリアリティがないし、映画の中でそれが証明される形にもなっていません。これでは怖がることもできないという感じでした。

映画といえば、ビアンテの試乗会場で同業の国沢さんに会ったとき、『松下さん、最近は相当ヒマみたいね。映画ばかり観て』と言われてしまいました。当たっているからあまり言い返すこともできませんでしたが、好きな映画を観ることができるのは私にとって決して悪いことではないので、“ほっといてんか”という感じです。だいいち今どき忙しくて仕方ないという自動車評論家はそうそういないでしょう。かく言う国沢さんも執筆していた雑誌10誌のうち5誌がなくなってしまったとか。

この記事に

閉じる コメント(1)

顔アイコン

誠実さあふれる文章、いつも楽しみにしております。
時に、国沢氏とは例の対談以来傍目には!?面白いことになっていて、
私のような一部の好事家(国沢ウォッチャー)の注目の的です。
業界正常化のためにこの際、膿は出し切ってしまいましょう。
松下氏のご活躍を心より応援させていただきます。

2008/7/26(土) 午後 4:56 [ day*a*ke*092* ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(1)


.


みんなの更新記事