★松谷龍馬(まつたに たつま)のページ★

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、松谷のデビュー作『バーバの夏休み』が、この1月に出版発売になりますことは、これまでも

ブログで紹介して参りました。

早速、文芸社のホームページで確認しますと、一月の新刊の中に入っています・・・嬉しい。

しかし、「話題の新刊」という所には何度見てもないのです・・・「そうか注目はされてないかぁー

・・・注文もあまりきてないんだろーなぁー」などと考えていると、正直、少々落ち込こんできました。

家内に「注目されてないようだ・・・」というと「当たり前、世の中なめたらあかん。次の作品書き」と

叱咤激励してくれたのです。
 
松谷の今回の作品は、教育の現場にいて感じていること、こうあって欲しいと言うことの一端をかきまし

た。教育現場で17年働かれた後、作家に転身された灰谷健次郎さんのようでありたいと心のどこかで憧

れて書いたものです。落ち込みつつ書庫の灰谷さんの著書を手にすると、帯びに灰谷さんのあの野性味の

ある、それでいて優しそうでもある写真が載ってました。

不思議なものですが、元気が出てきました。灰谷さんの「子どもに学ぶ」という教育哲学は、松谷も信じ

るところ。

そのような教師であり作家でありたい。

新たに、決意し次回作の構想をねることにしました。

現在このブログで連載している『新今昔物語』は、芥川の亜流といってきりすてることもできる作品なん

ですが、純文学を志向したものです。

次回作は、やはり、教育と社会をテーマにし、灰谷さんの世界をさらに進めよう・・・

これが新たな??決意。

初仕事は、入試問題の作成(おっと自宅で入試問題を作っているとばれては・・・)、失礼、入試問題

サンプルの作成。午前8時から(食事時間をのぞきます)ずっとパソコンにはりついています。

今年もあわただしくなりそうなそんな予感・・・

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、今年初めての更新ですが、今日は正月らしくおせちとお雑煮を食べました。松谷は京都育ちですの

で白みそです。しかもお餅の数を三が日基本的に増やして行かねばならないというローカルルールがある

のです。一日の設定は、丸餅3個にしましたので、あすは最低3個、望むべくは4個ということになりま

す・・・こんなルールある地域の方いらっしゃいますか??ほかにも面白いローカルルールがございまし

たららコメントください。

 さて、朝食ののち、奈良の某神社に家内と初詣にでかけました。由緒正しきその神社は大変盛況で本殿

にたどり着くまで小一時間ぞろぞろとゾンビの行進のように(正月から比喩がいけてませんが・・・)ぞ

ろぞろ歩き、立ち止まり、またあるき・・・といった塩梅で少々せっかちな松谷はため息をつくことしば

し、本殿にたどり着き無事にお賽銭を奉納し、家内安全、小説完売をお祈りしたのです。

 その後、順路にしたがって移動して、毎年恒例のおみくじをひきました。私は9番をひきまして中吉、

家内は20番をひきまして中吉、そういえばさっき通りがかったカップルのおみくじもちらりと見えたが

中吉・・・はて??昨年の一年の漢字は「偽」でしたが、まさか神様も「中吉偽装事件」などおこされは

すまいな、などと不信心なことを考えて、笑いを噛み殺したのですが・・・神様はなかなかお上手で同じ

中吉でもさまざまな中吉があるのですね、つまり大吉と言っちゃー喜びすぎる、凶といってもおちこみす

ぎる。「ようはあなたの努力と信心です・・・」と。中吉・・・すばらしい。努力しようじゃありません

か。

 ところで松谷が中学3年生の1月1日のお話。

 その当時は、部活の親友達と伏見から歩いて、伏見稲荷、八坂神社、平安神宮・・・とその他目に付く

ジンジャを全てお参りしてゆくというなんとも若者らしい計画を実行していたのです。そのとき伏見稲荷

でひいたおみくじが「吉凶わからず末吉」というもので、後にも先にもおめにかかったことのない変わっ

たものでした。そのつぎに八坂神社で、「凶」を引いたのです。正直な神様です。KYといってもいい。

平安神宮ではおきまりの中吉で、うーん、あまりおみくじを引きすぎるのも考えものか・・・と思いなが

ら、三条河原を歩いていると、体格の良いガラの実に悪いお兄さん達にかこまれまして・・・なんとその

お兄さん達は「お金をかして・・・」とにこやかに且つ威嚇的にいうではありませんか。「かして」とい

われても返ってくるあてのないものは「ちょうだい」というのと同じではないか・・・理不尽な・・・と

思いまして、私がお金をお貸しするするいわれのないことをこんとんとかたりますと「お前、哲学者

になれるわ」と、顔面にパンチをちょうだい致しました。鼻血がぽとり、ぽとり・・・松谷も反撃したの

ですが、受験を控えている身・・・大事にはしたくない・・・と反撃の意欲もどうも盛り上がってこな

い・・・結局、いくらかカツアゲされ・・・その後警察へ被害届・・・友人の何人かはパトカーにのせら

れ・・・そのとき松谷は思ったのです。理屈っぽい私のことを「哲学者になれる」といった不良さんの口

上はなかなおもしろいが、恐るべきはおみくじ。「吉凶わからず末吉」などというわけのわかるようなわ

からないような言葉で暗示し、「凶」と真実を告げ、「中吉」とそれでもまあまあの一年になるよとなぐ

さめてくれている。

 それ以来、松谷はおみくじをひくのにちょっとした恐怖を感じるのです。一種のとらうまです。

 それを思えば「中吉」は、とても素晴らしいお告げなのです。めでたしめでたし。

     (四)

 小平は、いつものように一条大路に入って東に進み、大内裏をこえて堀川小路を南に向かった。
 目指すは、六町ほど先、当時、頼通の邸宅であった高陽院の前あたりから堀川院のあたりにかけての人通りの多い場所。

 ふつう平安京で、「市」といえば左京と右京にそれぞれ東市と西市が、官営で設けられており、商いはここ以外では出来ない決まりであった。
 東市は現在の西本願寺あたり、西市は現在の西大路七条の東北方付近にあったとされる。つまり朱雀大路を中心として七条東大路近辺と七条西大路近辺というふうに左右対称に設営されていたのである。もっとも西市は右京の開発が遅れたこともあって衰退し、それとは対照的に左京の発展に伴い東市が交易の中心となる。発掘調査などによると、まさに小平が生きた摂関政治時代は、西市のみならず東市の遺構、遺物の出土も極端に少ないらしい。旧記には「今日、関白并に春宮大夫家に虹立つ。世俗の説に依て売買の事あり」という記事が見える。ここでいう関白は、もちろん頼通、春宮大夫は、堀川右大臣こと頼通の異母弟頼宗のことである。この記事から官営の市以外に市が開かれることもあったとわかる。
 また、それは時の権力者の邸宅近辺で、人通りも多い場所であったとういうことが知れるのである。むしろこのような市が中心をなしたのかもしれない。このことは律令による支配がゆるやかに運営されていたことをうかがわせる一方、実際問題として、平安京の南端に近い部分に市があっては、北の方に住む平安貴族にとっても至極不便であったという実益上の問題を反映してのことと思われる。さて、話を小平のことに戻そう。

 小平が一条大路に入ったのは、だいたい巳の刻のことであったろうか。西の空には、鱗雲が薄くたなびき、空は青く高く凛としていた。涼やかな風が心地よかった。
 幾町か歩くうちに、人通りがやけにすくなく、おそらく検非違使の役人と思われるものの、東へ西へと忙しく行き交うことはなはだしいのに気がついた。
 小平はごくりとつばを飲んだ。口べたな彼は、検非違使の役人に話しかけられることを極端に嫌った。話し下手な彼を相手に、検非違使の役人どもは、いらだちを隠すことをためらわず、人間の尊厳を傷つける暴言を吐いたことも一度や二度ではなかった。そんなとき小平は拳をぎゅっと握りしめ、それでも笑顔で

「へえ、へえ、……田舎もので、ものを知りませんもんで、すまんことです」

と頭をさげて、やり過ごすのであった。小平は、そんな卑屈な自分に嫌気がさすこともあったが、さきの笑顔と歌を思い出すと心の平静を取り戻すことができたのだった。小平は背を丸め、なるべく目立たぬように道端を歩いた。
 堀川小路を右に折れたとき、小平の不審は、さらにつのった。

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日本の年始を彩る一つのアイテムに年賀状がありますね。

これを作り、書き、出す、というのが結構たいへんなここ数年です。

学生時代は、趣味のようなものとして楽しんでいて小話をつくって各行の頭の文字をつなぐと「あけまし

ておめでとうございます」となるように工夫して見たり、和歌三首詠んで各句の文字をつなげると「あ

けましておめでとうございます」となるような折り句の歌にしてみたり・・・といろいろしていたもので

すが、最近は出す事自体が億劫で、どんどん減らしています。そのうち0になればいいと正直おもってる

んですが、それはそれでさみしいような気もしますね。「へー彼の所の息子さんこんなにおおきくなった

んだー」とか「家族が一人増えてるぞー」とか、転居先不明・・・「いきてるか?!生きろー」とか。

 さてさて、家内と結婚してからの年賀状は、以前のものと比べるととても可愛いものになりました。

 というのも家内がお気に入りの絵本から干支の動物を選び出して、文名の利器をもって加工するわけで

す。今年はレオ=レオニの『おんがくねずみ ジェラルディン』から一枚とって私がアレンジしました。

印刷完成、手書きでメッセージを数行書き入れて投函を年内にすますという奇跡的なことがことしはでき

てホットしています。

 その原画をアップしてみます。かわいいでしょう??


 絵本てとても大切だと思っています。今でも時々家内と一緒に読んでなみだしたり、わらったりしてい

ます。松谷の家の書架には絵本のコーナーがあるんです。

 友人にお子さんができた時の贈り物も『いないいないばあー』という絵本とプラス何かと決めてるくら

いです。

 私は子供の頃、絵本など買ってもらえない環境で育ってますのでなんだか絵本をみてるとこういうもの

を一緒によんで読み聞かせをしてもらってる子供を想像してうらやましくなります。

金魚鉢と心と金魚

 まるい透明な金魚鉢

     その中に漂う……


 周りは明るく見えるのに

     少し歪んでいるではないか
 
 その歪みに気が付いてしまったとき

     外に出たいともがきはじめた

 金魚鉢に守られていたはずなのに

     金魚鉢は大きな壁となって

 外に出ることを拒み続けた……


     漂っていた心は傷つき涙を流しはじめた
 
 その涙が金魚鉢を満たしあふれでた

     あふれ出た涙が川に流れ海につながるのだよと

 誰かの声を聞いた心は

     いつまでもいつまでも涙を流し続けたんだとさ


 くだけろ金魚鉢……
      
     心はうち震え振動しはじめたんだとさ

 むかしは誰もがいくつもの金魚鉢を壊していたのだそうだ

     金魚鉢の中で

 泣くことを忘れてしまった多くの心に

     金魚というめでたい名前をささげようじゃないか

     

     2007年12月29日   松谷龍馬

 


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