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今から30数年前になるが、小学生から中学を卒業するまで、ボーイスカウト活動をやっておりました。キャンプが好きで、よくテントを担いで近所の山に行ってました。当時は今のような軽量のテントではなく布製の重いテントで、6人用ともなるとおそらく2〜30kgあったと思います。そんな活動が認められてというか、たまたま世界ジャンボリーというボーイスカウトの世界大会が日本の富士山のふもとの朝霧高原で開催され(第13回だったと思う)、参加することができました。当時確か中学3年で、高校受験の勉強そっちのけで、その年の春頃から、ミーティングや訓練キャンプに没頭してました。
大会当日から2〜3日は何事もなく、順調に過ごしていたし、確かコロンビア?かどこかのスカウトと交流のキャンプファイヤーを開催していたときに、イギリスのBBC TVが取材に来ていて、TVに私のゆかた姿が撮影されていたようでした。(日本の民族衣装を持参しようということで、全員ゆかた姿でコロンビアのスカウトをお迎えしました。)
そんな楽しさが一転して、台風が関東地方を襲ってきました。夜中に簡易ベッドで寝ていると、誰かが寝返りと共にベッドから落ちたとたん、「ボチャン・・」・・・
そうです、テントサイトが台風による集中豪雨で、床上浸水?状態です。あわてて皆を起こし、懐中電灯であたりを照らすと、そこここに浮いた荷物やみかん・・・
誰ともなく、記念写真を写そうと、ファインダーを覗くと・・カメラの中にも水が・・・
そこから全員避難することになり、着の身着のままで、自衛隊のトラックで近所の高校へ・・
体育館で雑魚寝・・
何でもボーイスカウト発祥の国の英国スカウトは、本国からの指令で、避難せず・・というまことしやかな噂話も・・
その翌日は、本来であればメインアリーナで、天皇陛下(昭和天皇)をお迎えしてのイベントが予定されていたのですが、結局陛下はその避難所にお見えになり、ちょうどご到着されたときに私を含めて数名が、すぐそばを通られる陛下に遭遇しました。そのときの小生の姿はというと、パジャマに腹巻、頭にはヘッドバンド式の懐中電灯をしてるというなんとも異様なスタイル(ほかのメンバーも似たり寄ったり)
で、「天皇陛下万歳!!」と小声で言いながら、お迎えしたところ、右手を上げてお答え下さいました。
なんともこっぱずかしい、体験でした。
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