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旅の三日目、いよいよ江田島へと渡ります。
中央桟橋のフェリー乗り場から、フェリーに乗船。
名前はなんと「古鷹」でした。
船室の席は空いていましたが、船酔いしそうだったので、デッキに立って外を眺めながら乗船しました。
出港すると左手には、さきほど高台から見下ろした造船所(大和を建造したドック跡)が見えてきます。
今度は海側からの眺めです。
陸側から見たときはまったく気付きませんでしたが、護衛艦が一隻修理中でした。
あとでググってみると、「うみぎり」という護衛艦でした。
その隣には、建造中のでっかい船が二隻。
呉到着時からちょくちょく見てましたが、裏にもう一隻隠れてました。
さらにその後ろのドックには、進水前のがもう一隻。
何を運ぶ船なんでしょうか、でっかいですねぇ。
造船所を過ぎると、今度は自衛隊の護衛艦が、
アレイからすこじまから見たときは、よく見えませんでしたが、「いせ」の隣にもう一隻補給艦が居ました。
ググってみると、陸から見たときに「いせ」の前に泊まっていた「おおすみ」の姉妹艦で「しもきた」でした。
護衛艦群を通り過ぎ、さらに沖合へ進んでいきます。
この辺からなぜか「瀬戸の花嫁」が脳内でリピートされ始めます。
初めての瀬戸内海ですが、イメージ通り、波が穏やかで風も気持ちよくて、
デッキで外を眺めながら乗って正解でした。
「瀬戸は〜日暮れて〜♪」と鼻歌交じりに景色を眺めていると、いよいよ江田島が近づいてきました。
左の山が「古鷹山」ですね。
昔の空中写真からの推測ですが、古鷹山の右手前の山の麓あたりが、戦艦「榛名」が大破着底した場所でしょうか?
江田島の港、小用桟橋に接岸し、いよいよ江田島上陸です。
ここから目的の、「旧海軍兵学校」を目指します。
小用桟橋からバスも出ていたようですが、トイレに行っている間に出発してしまったようなので、徒歩での移動になりました。
国道487号線をひたすら歩き旧兵学校を目指しますが、日差しが強く、また途中に軽い山越えがあり、汗だくで大変でした。
折り畳み傘を日傘代わりに歩き、山を越え住宅地を抜けて、旧兵学校に到着しました。
現在は、海上自衛隊の学校になっています。
正門で住所と氏名を記入して、見学者のバッチを付けて中へ。
見学者の待機場所の建物「江田島クラブ」へと向かいます。
江田島クラブの中へ入る前、ふと隣の建物を見上げると、アニメの「艦これ」に出てきたサイレンと同じものが屋根の上に乗っかっていました。
思わぬ発見に、テンション上がりましたww
建物の中に入ると、一階のロビーにイスが置かれ、そこが見学者の待機場所になっていました。
レストランや土産物屋もあり、観光客向けの施設っぽかったのですが、売店では土産物の他に、自衛隊の制服なんかも扱っているようで、学校に通う生徒向けの売店も兼ねているのかもしれません。
建物の二階には資料室があり、護衛艦で使っている砲弾やミサイルなどが展示されていましたが、写真を撮って良いのかわからず、一枚もとっていませんでした・・・
自衛隊の広報ビデオを見ながら見学開始時間まで待機して、諸注意を受けた後、案内役の後に続いて見学スタートです。
始めに見たのは、「大講堂」です。
集合場所になっていた建物のすぐ近くにあったので、真っ先に目に入ってきた建物です。
現在も入学式や卒業式などの式典に使われているとのことです。
こちら側は、皇族や貴族の方の入り口だそうで、私たち「平民」は裏手の方から入ります。
平民用の入り口も立派な物でした。
中へ入ると、天井の高い広々とした空間が広がっていました。
外は猛暑でしたが、中は日陰なこともあってか、ひんやりして気持ちよかったです。
式典で使用する際には、マイクなどは使わず肉声で行うそうです。
声がよく響いて、実際見たら迫力ありそうですね。
講堂を出て次に向かうのが、すぐ隣にある赤レンガの建物。
旧海軍兵学校の生徒館です。
赤れんがに松の緑のコントラストがきれいですね。
現在の屋根はスレートですが、昔は瓦屋根だったんだとか。
れんがで瓦屋根って、あんまり想像できませんね。
次の場所へと移動中、兵学校生徒館を背にして振り返ると、グラウンドの向こうには戦艦「陸奥」の砲塔がありました。
これは沈んだ陸奥から引き揚げたものではなく、改修時に新しい砲塔と交換した際に、教材として兵学校に設置されたものだそうです。
近くには、駆逐艦に積まれていた高角砲や魚雷発射管もあるようなのですが、残念ながら近くまでは行けませんでした。
見学の最後に訪れたのは、「教育参考館」
今まで団体行動で見て回りましたが、ここだけ自由に見学できました。
館内は撮影禁止だったので、写真はありませんが、館内には様々な資料、遺品、遺書などが展示されています。
脱帽、一礼して館内に入ると、正面の階段を上り二階へ。
昇った先には、東郷平八郎元帥、山本五十六元帥、ネルソン提督の遺髪が祀られている部屋の扉がありました。
アニメの「ジパング」に出てきたまんまで、ちょっと感動しました。
その後順路に従って館内を見て回り、山口多聞提督の遺品の帽子を見たり、同じ山形県出身でほぼ同い年の特攻隊員の遺書を読んだりして、ちょっと泣いてました。
教育参考館は外にも展示物があります。
手前にあるのが「三景艦」の32cm砲弾、奥が大和型の46cm砲弾ですね。
その後ろに見えるのが艦これでもおなじみの「甲標的」です。
そのほか、駆逐艦「雪風」の錨や、
戦艦「金剛」「榛名」が、ガダルカナル島の飛行場に打ち込んだ砲弾なんかもありました。
教育参考館の館内外に数多くの資料があり、自由に見て回れますが、時間が30分程しかなく、全部見て回るのは大変かもしれません。
実際、館内の展示は、後半のほうはあまりよく見れませんでした。
教育参考館前に全員集合して、再び出発地点の江田島クラブへ戻り、そこで解散となりました。
売店を眺めた後正門まで戻ると、横に気になっていた車が止まっていました。
自衛隊仕様の「RAV4」です。
アーミーグリーンの半ツヤ塗装がカッコいいですね。
もちろん、市販車のボディーカラーには無いようです。
地元だと一番近くに、陸上自衛隊の神町駐屯地がありますが、このタイプの車両は見たことありません。
たまに見かけるのは、白いボディーに黒いバンパーのライトバンタイプばかりです。
アレイからすこじま周辺でも頻繁に見かけたのですが、もしかして海上自衛隊限定なんでしょうか?
市販車でも需要ありそうなんですけどね。
正門で入る時に書いた名簿に退出時間を書き込み、正門の外へ出て、
次は、「軍艦利根資料館」へ向かいます。
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