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旧海軍兵学校の見学を終えて、次は「軍艦利根資料館」へと向かいます。
地図上で見る限り、かなり距離がありそうでしたが、がんばって歩きます。
出発してすぐ、「ダンケ」ってカメラ屋さんを発見して、「ダンケwwwダンケwwww」とニヤつきながら元気に歩いていたのですが、
容赦なく照りつける太陽に、徐々にやる気が削がれはじめ、江田島小学校の前を過ぎ、はるか遠くの湾の向こうに、江田島の「ゆめタウン」の看板が見えたあたりで、とうとう心が折れました orz
このまま歩いてたら確実にぶっ倒れると判断し、一旦旧兵学校の前まで戻り、タクシーを利用することにしました。
兵学校の前には、ちょうど一台タクシーが泊まっていたのですぐさま乗車しました。
冷房の効いた車内は快適でした。
タクシーに揺られ、軍艦利根資料館に到着。
タクシーに乗って正解でした、到底歩ける距離ではありません。
下車する際に、「帰りも乗りたいんですが」と尋ねると、年配の運転手さんは「この辺タクシー居ないから待っててあげるよ」とのことだったので、ご厚意に甘えることに。
あまり待たせるのも申し訳ないので、手早く見て回ろうと館内へ。
ガラスケースの中の資料を眺めていると、先ほどのタクシーの運転手さんが中へ入ってきました。
「早くしろよ」とプレッシャーをかけに来たのかと思いきや、展示資料や利根についていろいろと説明してくださりました。
運転手さんの案内で、今度は裏手にある慰霊碑へ。
手を合わせた後、戦没者の氏名が刻まれた石碑を見ると、東北出身の方が多くて驚きました。
山形県出身の方もいて、運転手さんに「私も山形なんです」というとかなり驚かれたようでした。
ちなみに運転手さんの話によると、一番遠くではブラジルから見学にいらした方もいたそうです。
利根資料館を後にし、帰り道の車中で運転手さんが「ホバークラフトって見たことある?」と尋ねてきました。
なんでも、自衛隊のホバークラフトの基地の前を通った時、格納庫の外にホバークラフトが出ていたそうで、「滅多に出てることないから」と勧めてくださったようです。
少し遠回りになるとのことでしたが、特に帰りを急いでいるわけではなかったので案内していただきました。
江田島湾沿いから離れて、細い山道へと入り、ホバークラフトの基地へと向かいます。
途中で「戦時中に地下燃料タンクがあった場所だよ」と、車窓を案内していただきながら山道を抜けて海沿いに出ると、右手に広い敷地が見えてきました。
ホバークラフトの基地に到着、敷地内にはホバークラフトが一隻止まっていました。
正式には「エアクッション揚陸艇」と言うそうです。
震災の際には、救援物資の輸送で活躍してた船ですね、江田島に基地があるとは知りませんでした。
再びタクシーに乗り込み先に進むと、ホバークラフトの基地のすぐ隣には、古い船の解体場がありました。
自衛隊の艦艇の解体も行われているそうで、潜水艦を解体する際には、スクリューだけは見えないようにカバーを被せて、自衛隊の人がすぐに回収していくそうです。
日本のスクリューの性能が良い(音が出ないらしい)から、機密を守るためなんだろうとのことでした。
海沿いをしばらく進み再び山の中へ、一番頂上付近で車を止めて「ちょっと降りてみて」と言われて降りると、対岸の呉市街地まで見渡せる絶景スポットでした。
ちなみに、すぐ近くに米軍の補給施設があり、足元の地中にはトンネルが掘られて、弾薬がぎっしり詰まっているそうです。
「爆発したら大変ですねぇ」なんて話しながらタクシーへ戻り、最後は戦艦「榛名」と「出雲」の慰霊碑へと案内してくださいました。
「艦これのキャラの榛名が好きだから」・・・と、かなり不純な動機ではありますが、訪れたい場所の一つでした。
場所がよくわからず諦めていましたが、最後の最後で尋ねることができて良かったです。
手を合わせたあと、慰霊碑の前で運転手さんからお話を伺うと、子供のころに小用港で大破着底していた榛名に昇って遊んだことがあるそうです。
すっかり忘れていましたが、どのあたりに榛名が居たのか聞いておくべきでした。
かなり寄り道しましたが、無事に小用港に到着。
様々案内していただき、さらに運賃もおまけしていただいて、本当にいい運転手さんでした。
本当にいい思い出になりました。
何度もお礼を言ってお世話になったタクシーを見送って、乗船券を買った後は時間まで近くのベンチでたそがれてました。
目の前には海と呉の街
振り向けば古鷹山。
風も波も穏やかで、いつまでも座っていたかったです。
ベンチでぼーっと海を眺めていると、一隻護衛艦がやってきました。
時間になり、フェリーに乗り込みます。
来るときは、車も一緒に乗るフェリーでしたが、帰りは人だけが乗る高速船でした。
乗船中、デッキには出られません、酔わないか心配です・・・
来るときに乗ったフェリーと違って、水面が近いためか、かなりスピード出しているなぁという印象でした。
フェリーに比べて揺れは大きかったですが、外を眺めていれば酔う心配は無かったです。
無事に呉の中央桟橋に到着。
夕暮れ時の海風が気持ちよかったので、まっすぐホテルに戻らず、中央桟橋の周辺を散策します。
中央桟橋のすぐ隣、大和ミュージアムの裏手にある公園へ。
ここは戦艦「大和」の甲板の艦橋から前の部分を再現した公園で、木製のデッキの上に、主砲や機銃がタイルを並べて再現されていました。
艦橋より前、さらに左舷側のみですが、かなりの広さです。
第二主砲のあたりから艦首方向、砲身も大きいですが、艦首までの距離にも驚きです。
せっかくなので、艦首まで行ってみました。
けっこう距離ありますが、実物はこれの倍以上あるわけですし、本当に巨大な船だったんだと驚かされます。
ちなみにここは「恋人の聖地」に選ばれているようで、何か鐘っぽいものがぶら下がっていました。
この日はカップルは見かけませんでしたが、ここを訪れた恋人たちは、大和の艦首で「タイタニックごっこ」したりするんでしょうか?
「ぜひ私も翔鶴さんと・・・・・・・」なんて妄想をしつつ、夕暮れの呉の港を眺めてまったりしてホテルへと戻りました。
朝から歩き回って汗だくだったので、とりあえずシャワーを浴びてさっぱりしてから、夜の街へと繰り出します。
前日の夜はグッとくるお店が無かったため、コンビニのお好み焼きで済ませてしまいましたが、せっかく遠くまで来たんですし、今晩はどこか店に入って一杯やりたい・・・
繁華街を歩き回り、色々と迷った末に、意を決して一軒の焼き鳥屋さんに飛び込みました。
「鳥好」さんと言うお店です。
入り口を入ってすぐのカウンターに腰掛け、とりあえず生を注文。
喉を潤しつつメニューを眺めていたのですが、何を頼んでいいかわからなかったので、
「迷った時はお店に任せるか」と、串盛りを注文しました。
串盛りを頬張りつつ、店内を見渡し、なんとなく見覚えがあると思って調べてみると、「吉田類の酒場放浪記」で、吉田類が訪れていた店でした。
入り口のすぐ横には、吉田さんのサインが。
一杯目のビールが無くなったのでおかわり、番組で吉田さんが食べていた「みそ炊き」も注文しました。
見た目がかなり濃そうだったので、ビールを流し込む準備をして食べてみると、見た目に反して薄味でした。
「薄すぎないかこれ・・・味しない・・・」
食感は柔らかくトロトロでいい感じなのですが、しょっぱ味も甘味も無く・・・ちょっとがっかり・・・
みそ炊きをビールで流しつつ、そういえば瀬戸内にきてからまだ魚を食べていないことに気付きました。
焼き鳥だけではなく、ご主人が釣る魚料理も食べれるとのことだったので、アジのお作りを注文。
合わせるお酒は「水龍」
航空母艦かな?
さっきまで、後ろの水槽で泳いでいたさばきたてのアジ、その辺のスーパーで買ってきたのとはわけが違います。美味しかったです。
美味しい料理とお酒に大満足でお店を後にし、いい気分でホテルへと戻りました。
呉滞在一日目終了、明日はいよいよ「大和ミュージアム」です。
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