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第51回宝塚記念(GI)

  春のG1はこれが最後になるが、前半戦、印象的な活躍を見せた馬はちょっと思い出せないが、このメンバーではやはりブエナビスタが端的に言って最有力。牝馬ながらこの馬を凌ぐ存在は見当たらない。
  ジャガーメイルは天皇賞(春)を勝ったが、ここは2200m。2400m以上あれば・・・という気がして、どうも2200mでは微妙に取りこぼしがありそうで怖い。同列に論じられないが、同じ怖い思いをするならロジユニヴァースの復活に駆けてみてはどうか、と思っている。日経賞惨敗後は天皇賞を見送って、ここへ向け、追い切りを順調にこなして体勢はほぼ万全に整った。W杯前の不調から、本戦で一変した日本代表の姿とダブるような気もする。
 安田記念のスマイルジャックはうまく内をすくったがおしい3着だった。それにしても勝ったショウワモダンは大金星で、鞍上の後藤騎手も言っていたが、調子の良さだけでG1を勝てるとは思わなかった。やはり競馬は調子が大きな要因となるということを痛感した一戦だっただろう。リーチザクラウンは骨折が判明し、復帰は未定となってしまった。大変残念な結果となってしまった。春のG1は宝塚記念を残すのみとなり、ほぼ終わりに近づいているが、このエプソムカップも良く見ると案外面白いメンバーだ。個人的に3歳時から注目していたゴールデンダリアから入りたい。この馬のデビューは3歳で遅かったが、皐月賞には間に合わなかったものの、素質の高さでトライアルのプリンシパルSを快勝、ダービーでも6着と健闘した(この年勝ったのはウォッカ)。その後、セントライト記念でも2着と力のあるところを見せつけ、菊花賞に名乗りを上げるかと思いきや、脚部不安発生で頓挫した。しかし今年は産経大阪杯を2着、新潟大賞典は快勝し、この頓挫が逆に、古馬になって活躍することとなった。人気になってしまう可能性が高いが、それでもここは狙いたい。
 相手はメイSでショウワモダンの2着と好走しているシルポート。目下好調なのはもちろんだが、能力もショウワモダンを基準に考えれば当然上位に浮上する。

第60回安田記念(GI)

 先週のダービーは本命馬を推奨して、散々の結果だった。少なからず、このブログに目を通して頂いた方々には本当に申し訳ない。波乱の原因は色々ありそうだが、言い訳無用、痛恨の思いで一杯である。今週は本当に何とかしたいという気持ちで検討したい。話が競馬から離れるが、近頃の日本の状況は、どうももやもやしてすっきり気分の晴れることがない。W杯前の日本代表は韓国、イングランド、コートジボワールにすべて負けを喫し、この練習試合前の段階では個人的には1次リーグ突破、あるいは目標のベスト4も十分あるのではないかと思っていたが、今の日本はアルゼンチンのメッシが入っても勝てそうに無い。優勝を目指すチーム作りと、一次リーグ突破や、ベスト4を目指すチーム作りは違う。競馬と似ているところがあるから面白い。つまり優勝を目指すチームは決勝戦へ向けてチームの状態を最高に持っていくのに対し、例えば一次リーグ突破を目標とするチームはほぼ初戦にチーム状態を最高に持っていく。その意味で、多くは優勝を目指すチームが多い中、日本は決して高いといえない目標を設定していたから、いわば競馬のトライアル勝ちを狙っているようなもので、十分その可能性があると踏んでいたのだ。しかし、ここ最近のチーム状態ではほぼ絶望的である。私が岡田監督の立場であれば、いくら日本サッカー協会の会長が続投せよといわれようが、どんな批判を受けようとも自分から監督を降りるだろう。他方、政界も混乱を呈して、とうとう鳩山総理辞任に至った。もはや国民の理解、支持は到底得られず、代表を変えたところで民主党の来たる参議院選挙の歴史的惨敗は見えており、即座に衆参同日選挙に踏み切って、国民に信を問うべきだろう。そのいさぎよい態度の方が、民主党の支持を回復せしめる可能性がある。いずれにしても、今の日本は閉塞感が覆い尽くしている。何でも良いから国民が希望を持てるようにしてほしい。話は戻るが、このところの自分の見解も日本の状況に似て暗くなっているから、ここで会心の一発を狙っていきたい。リーチザクラウンが前走の読売マイラーズCでマイル路線に転換後ようやく結果を出した。調子もここへきて急速に良くなっていることがはっきりとした勝因だろう。コンゴウリキシオーという馬がやはり3年前に読売マイラーズCで急速に調子を上げて、安田記念ではダイワメジャーのパワーに屈したものの2着の好走を見せている。通常こんなときには素直に狙っていいが、またしても一番人気になっている点だけが気になる。リーチザクラウン中心はいいとして、逆転の目があれば、と考えてみたが、スマイルジャックではないかと見ている。東京コースではダービーで2着があり、スケール、パワーともに十分。リーチザクラウンと同様に、後にマイル路線に転換を図り、重賞は1勝(関屋記念)だが、結果を出している。ムラなところもあるが、リーチザクラウンと同枠だから、しっかりとマークしながらインでロス無く競馬出来れば、三浦騎手の大金星もありそうだ。

第77回東京優駿(GI)

 関東地方は土曜夕方から雨の予報で、馬場状態の見通しがやや微妙。しかし雨の影響はそれほど大きくないとみて、検討してみたい。無敗でダービーに臨むペルーサが、一番人気になりそうな様相を呈してきたが、このペルーサとヴィクトワールピサがともに対戦しているヒルノダムールを基準に考えると、若葉Sでペルーサが1/2馬身差での勝利に対し、皐月賞でヴィクトワールピサは1馬身1/2差での勝利だったから、馬場差や斤量を無視すれば、ややヴィクトワールピサが優位だろう。しかし、ペルーサはダービーと同じ舞台(青葉賞)を既に経験して、余力残しで4馬身差の圧勝をしている。先週のオークスが1位同着だったからではないが、この両頭も甲乙付け難い。予想では例が無いが、この2頭をともに本命にしたい。すべてにおいて言える事だが、特にこの両頭の決着は当日の対戦においてしか勝負をつける他無いだろう。これに続く候補はやはりヒルノダムールと、末脚が侮れないゲシュタルトに好走の芽がありそうだ。

第71回優駿牝馬(GI)

 オークス当日は関東地方は雨の予報で、降水量にもよるが、やや影響を考えたい。3歳牝馬ではマイル戦(とりわけ桜花賞)での力量が、プラス半マイル(2400m)でもほぼそのまま反映しているから、やはり桜花賞上位の組は優勝候補と考えていい。その中で、雨の影響を考慮すると、やはり昨年のブエナビスタのような追い込みが決まる確率は低い。オウケンサクラの先行力に注目している。桜花賞では初めて逃げをうったが、安藤騎手の絶妙な騎乗もあって、あわやというシーンだった。(2着) これは雨に加えて、プラス半マイルということを考えると最も優勝に近い存在ではないかとみている。当然、これまで3着以下無しのアパパネも相手筆頭となるが、その他にもここまで準パーフェクトといえるサンテミリオンやトレノエンジェルは怖い。特にトレノエンジェルは渋った馬場が合いそうだから注意が必要だろう。

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