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ハイサイ!
今日は耳の痛いお話。ひさびさの「BAD!now」ヤイビーン。
今まで素潜り写真館を通してニライカナイの世界を案内してきたが、そこは楽園だけではなかった。
様々な歪みで叫び続ける海も、利権で失われていく海も多くあった。
マーカイイチュガヤー、クヌウチナー!(どこへ行く、この沖縄!)
いまそこにある問題、あえて今まで避けてきたテーマを書いてみる。
ワシタ島ウチナー(わたしたちの沖縄)は、時の権力者たちに翻弄され続けてきた歴史がある。
それは周知の事実としてここではふれないが、その流れから派生する多くの矛盾をかかえている。
まず最初に基地問題、普天間基地の辺野古移設による大浦湾の埋め立てである。
世界平和を望むのに右も左もない、人類共通のすごくあたりまえの事。
政治家や平和活動家だけで語られるものではないし、それぞれのイデオロギーだけで解決できる問題でもない。100パーセント妥協して現在の世相をみても、残念ながらウチナーの米軍基地の完全撤廃は今の所不可能だ。
だからと言ってこの問題を封印、妥協しようとは考えない。
ニライカナイの豊穣の海を埋めてまで、移設する必要がどこにあるだろうか?
普天間基地の移設は絶対辺野古に許してはならない。
過去に名護市はいったんは受け入れを表明、北部振興策や国立高専の設立などを含め約400億円の巨費が投入された。いわゆる「アメとムチ」である。その結果多くの箱物が作られたが、結果として地域経済への影響もなく市民生活レベルから程遠い無駄なもの、望まざるものができあがった。それらは維持費だけでもすでに赤字になり財政を圧迫させている。
そこで次の問題がコンクリート行政による海の埋め立てである。
名護市から北の海は残念なことにサンゴが死滅している。
北部の海は、砂浜を保護する目的で人工岬やテトラッポットが置かれてるのをよく目にする。
人工岬を作るのに外から持ってきた砂をハマサンゴの上に被せて死滅させたのは最近のことだ。
このウチナーは残念なことに、埋め立て面積は日本一である。
泡瀬干潟、豊崎、西崎、あがり浜、結の浜などあげればきりがない。
特に大宜味村の結の浜は村の過疎対策のために埋め立てられた。スポーツ設備や国際長寿センター、宅地分譲などがすでに始まっている。聞いたところによると駐車場は500台収容らしいが、人口3500人余の村にはたして必要なのか、はなはだ疑問である。それらの下には豊穣な海があったことを忘れてはならない。
基地反対で辺野古埋め立てには敏感なウチナーンチュも、行政の埋め立てには比較的反対しないのはなぜだろうか?「ちゅら海を守る」意識の欠如だろうか?個々の利益があればそれでいいのなら「ゆすり、たかりの名人」と言われてもしょうがないように思えるのはがじゅ丸だけか?
海にとっては基地建設もコンクリート行政も同じである。
またその開発で赤土流失、結果自然のバランスが崩れ、オニヒトデが増殖するという悪循環が繰り返されている。
最後にダイビングポイントのサンゴ壊滅問題。慶良間、八重山などのオニヒトデ被害はかなり深刻だが、実はダイビング業者によるものがかなり大きい。
慶良間は言わずと知れたダイビングのメッカ。ダイビング船の規制も始まったが、なぜ規制されたのはあまり知られていない。それはダイビング業者のマナーが劣悪だからだ。
業者はモウキジュク(金儲け)しか頭になく、ツアーでの昼飯の残飯を全部海に捨てている。
魚が食べるからいいと思ってるのだろうが、がじゅ丸には魚がカレーや味噌煮込みうどんを食べるとは到底思えない。これら人気ポイントには数十隻のダイビング船が集まり、同じ事を年中繰り返したら想像がつくだろう。海が富栄養化してオニヒトデの増殖は火を見るよりあきらかだ。
また、それらの業者が率先してオニヒトデ駆除をしているのは、本末転倒もはなはだしい。
ただし中には本当に立派なダイビング業者がある事も付け加えておく。
この海はウチナーンチュのものではない。誰のものでない人類のレガシー(遺産)である。
忘れないでほしい。ワッター(私たち)ウチナーンチュはこの海の防人(さきもり)にしか過ぎないことを。
ニライカナイの海が泣いている。ウチナーンチュのチムググル(肝心)がいま問われている。
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BAD! now
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ハイサイ! ♪海の青さ〜に〜 空の青〜
ウチナーンチュにはおなじみ「芭蕉布」である。
新年早々、防衛庁が「省」に格上げされた。 自衛隊の海外派遣や北朝鮮などの脅威など政府の一方的な国防意識の表れか? しかし、国会での不充分な論議のままの昇格であることは挑めない事実である。 ウチナーの基地軽減のはずの嘉手納基地演習の国内分散移転も、 来月から新たに新型ステルス戦闘機(F22)12機の一時配備でむしろ基地強化に。 一時配備から恒久配備になった例はウチナーではいくらでもある。 「政府同士が合意すれば、びた1文まけずにやれると思ってしまうとすれば、
普天間飛行場移設の辺野古V字案も久間防衛大臣の発言で揺れている。そういう人は頭が固すぎる」(9日閣議後会見) 米政府は「すでに決定済み」として一蹴、政府は困惑、ウチナーは混乱。 久間大臣、この際「辺野古移転は白紙」もいかがなものでしょうか? ♪海もオールー(真っ青)、空もオールー(真っ青) |
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ハイサイ! 新しい書庫をチクイビタン(作りました)。 その名も「BAD! now」。 ウチナーのクレーナラン(ダメだこりゃ)やウチアタイする話を集めてみます。 ウチアタイとは、 自分に心当たりがある事やそれで起こる症状をいう。 その症状はチルダイ(無気力)になったり、チムフガン(心が落ち着かない状態)になったりする。 八つ当たりがアウトドアとしたらウチアタイは完全なインドアである。 最近、やたらとドミトリーが増えている。 ドミトリーの軒数は那覇市で前年比2・3倍の46軒。 沖縄市は50%、恩納村39%、石垣市でも35%の増となり、全体で23%増。 収容人数も17%増の1万3415人となっている。 ドミトリーとは簡易宿泊施設のことで、一泊1,000円から2,000円の低料金で泊まれるところから、 ニーセーター(若者)を中心に長期宿泊者やバックパッカー等に人気がある。 女性専用ドミトリーや個室型のドミトリーもあるが、 平均的ドミトリーはコインシャワーがあり、6畳の相部屋で二段ベッドが設置されている。 またレンタルサイクルをサービスにしている所もある。 カプセルホテルや24時間のサウナのサービスまではいかないにしても、 独自のアットホーム的なサービスをしているドミトリーも数多い。 ところが最近あまりにも乱立しすぎて、価格破壊が起こっているのだ。 なんと素泊まり1,000円を切っているのだ。1番安い所で600円というところもある。 しかしドミトリーの一番の問題は、 宿泊費の低下とともにサービスの低下、そして宿泊客の質も低下している事である。 利用客は、節約旅行者や長期旅行者、沖縄移住者、また会社の寮のかわりに使ってる人もいる。
そういう宿泊者間でのトラブルがかなり増えているのだ。 お互いのプライベートが守られないため、喧嘩や盗難なども多いと聞く。 またドミトリー経営が安易にでき、経営者が素人はだしが多いために、 ドミトリーに対しての苦情も増えているという。 沖縄入域観光客は600万人にもなろうとしている。 観光消費額調査では「宿泊費」が年々減少傾向にあり、 05年度は過去25年で最も低い2万4466円だったのを考えると、 最近のドミトリーの増加も要因の一つである。 だが何でも「安かろう、悪かろう」では、この先の沖縄観光はないだろう。 観光従事者には是非ウチアタイしてもらいたいものだ。 |
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