日本を狙う北朝鮮弾道ミサイル。 / 北朝鮮ミサイルの研究
3月29日にちょっと気になるニュースが出た。
「敵基地攻撃」早期検討を=ミサイル防衛能力強化も―自民
自民党は29日、党安全保障調査会などの合同部会で、敵のミサイル基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」保有の検討を急ぐよう政府に求める提言をまとめた。
北朝鮮による弾道ミサイルへの対処能力を強化するため、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」など新規装備品の導入に向けた検討も促している。30日に安倍晋三首相に手渡す。
提言は、党安保調査会の下に設置した検討チーム(座長・小野寺五典元防衛相)が中心となってまとめた。核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「新たな段階の脅威に突入した」と指摘。専守防衛を逸脱しない立場から「敵基地攻撃能力」の用語は避け、「巡航ミサイルをはじめ、わが国としての『敵基地反撃能力』を保有すべく、直ちに検討を開始する」よう政府に求めた。
時事通信 3/29(水) 17:23配信
『自民党が敵のミサイル基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」保有の検討を急ぐよう政府に求める提言をまとめた』
とのこと。
この文だけを見ると、平和主義の日本に武器はいらないとか、日本が武器を持ってまた何かをしでかすとか、あるいは戦争主義安倍晋三とか、様々な意見があるでしょうが、自分的には率直に言えばアリだと思います。
いや、無いに越したことはないですが、我が日本は北朝鮮の弾道ミサイルの脅威にさらされており、北朝鮮ミサイルの高性能化により専守防衛の限界に来ています。戦わずして滅びるです。
北朝鮮がミサイル発射を活発化させています。しかしテレビでは特に報じられる事もないため、あまり知らない人も多いと思うので、危機感と興味を持ってもらうため、専門書を読みあさって北朝鮮の弾道ミサイルについて簡単に研究してみた。
まずは、最近の北朝鮮ミサイル発射事案について。
昨年2016年から現在までのミサイル発射を一覧表にしてみた。参考資料は主に防衛省の「2016年の北朝鮮による核実験・ミサイル発射について」から。
調べてビックリ、こんなにもあったとは・・・。
2016年以前にも事案がかなり多くあるが省略 (あまりに多くて書くのが大変だった(爆)
2016年から現在までの北朝鮮の弾道ミサイル発射事案(短距離のものを除く)
| \ | 日付 | 概要 | 発射場所 |
| 1 | 16年02月07日 | 「人工衛星」と称する弾道ミサイルテポドン2派生型の発射 | 東倉里(トンチャンリ) |
| 2 | 16年03月10日 | 「スカッド」と推定される弾道ミサイル2発を発射 | 西岸・南浦(ナンポ)付近 |
| 3 | 16年03月18日 | 「ノドン」と推定される弾道ミサイル1発を発射 | 西岸・粛川(スクチョン)付近 |
| 4 | 16年04月15日 | 弾道ミサイルムスダン(指摘)1発を発射(失敗) | 東岸地域 |
| 5 | 16年04月23日 | 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発発射 | 新浦(しんぽ)沖 |
| 6 | 16年04月28日 | 「ムスダン」と推定される弾道ミサイル2発を発射(失敗) | 元山(ウォンサン) |
| 7 | 16年05月31日 | ムスダンとみられる中距離弾道ミサイル(IRBM)1発を発射(失敗) | 元山(ウォンサン) |
| 8 | 16年06月22日 | 「ムスダン」と推定される弾道ミサイル2発を発射。うち1発ロフテッド軌道 | 元山(ウォンサン) |
| 9 | 16年07月09日 | 潜水艦発射弾道ミサイル1発(SLBM)を発射。高度約10km地点で空中爆発 | 新浦(シンポ)沖 |
| 10 | 16年07月19日 | 弾道ミサイル3発(スカッド又はノドンの可能性)を発射 | 西岸・黄州(ファンジュ)付近 |
| 11 | 16年08月03日 | 「ノドン」と推定される弾道ミサイル2発を発射 | 西岸・殷栗(ウンニュル)付近 |
| 12 | 16年08月24日 | 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発を発射 | 新浦(シンポ)付近 |
| 13 | 16年09月05日 | 弾道ミサイル3発(スカッド又はノドンの可能性)を発射 | 西岸・黄州(ファンジュ)付近 |
| 14 | 16年10月15日 | 「ムスダン」と推定される弾道ミサイル1発を発射(失敗) | 西岸・亀城(クソン)付近 |
| 15 | 16年10月20日 | 「ムスダン」と推定される弾道ミサイル1発を発射(失敗) | 西岸・亀城(クソン)付近 |
| 16 | 17年02月12日 | 新型中長距離弾道ミサイル「北極星2」1発を発射。 | 西岸・亀城(クソン)付近 |
| 17 | 17年03月06日 | 弾道ミサイル4発(ノドン又はスカッドER)を発射。 | 東倉里(トンチャンリ)付近 |
| 18 | 17年03月22日 | 「ムスダン」と推定される弾道ミサイルを1発を発射(発射直後爆発) | 元山(ウォンサン) |
■ミサイルの発射距離一覧■(※↑上の番号と対応してます。大体のイメージです)
| 中距離弾道ミサイル「ムスダン」/ 北朝鮮名:火星(ファソン)10号 |
| 北朝鮮は東岸元山(ウォンサン)から弾道ミサイル2発を発射。 |
| 1発目は失敗。2発目は高度1000kmを超えた高度に達し、ロフテッド軌道と考えらえる発射形態が確認された。 |
ムスダンは現在開発中のミサイルでことごとく打ち上げに失敗しているが、2016年6月22日のムスダン発射において2発目のミサイルがロフテッド軌道での発射に成功した。北朝鮮の発表によれば高度1413.6kmに達した、としている。
で、ロフテッド軌道とは.......
以下の図を参照 ↓ ↓
ロフテッド軌道では、通常の軌道(ミニマムエナジー軌道)よりも高度を高く取り、ペトリオットPAC3やイージス艦発射型SM3などの迎撃ミサイルや、米韓が配備するTHAAD防空ミサイルの射程が届かないとされている。
この事に関して、2016年9月号の軍事研究が参考になるので一部を抜粋。
↓↓
(ムスダンに対するパトリオットPAC−3の迎撃に関して)
・・・先述の中央日報(韓国誌)の記事は、ムスダンを「(韓国)軍当局はパトリオットミサイルでは迎撃できないという結論を出した。パトリオットの速度がマッハ4.1であるため、倍以上も速いムスダンを迎撃するには限界がある」として、韓国内に配備されている米韓両軍の主力迎撃ミサイル・システムであるパトリオットPAC2ミサイルや、最高速度1700m/秒(マッハ5)とされるPAC−3ミサイルでも迎撃は難しいとしている。
ちなみに、PAC−2ミサイルの到達高度は60m〜24km。PAC−3ミサイルの最新型、PAC−3MSEは36kmだ。迎撃を試みるとしても、ことの成否は一瞬の出来事となってしまうだろう。
(中略)
しかも、ロフテッド軌道で日本を狙うなら、ムスダン弾頭の到達高度は1000kmを超えるだろう。前述の通り、韓国軍当局がパトリオットミサイルでは迎撃できないという結論を出したのなら、航空自衛隊のパトリオットPAC−3でも結論は同じかもしれない。
( 現時点においてのムスダンに対するSM−3(イージス艦発射型迎撃ミサイル)での迎撃について )
・・・また、現在、海上自衛隊のこんごう型に搭載されているSM−3ブロック1Aや米海軍のイージスBMD艦に搭載されているSM−3ブロック1Bは、迎撃実用到達最高高度が約500km程度とされており、ロフテッド軌道のムスダンは、それをはるかに上回る事になるだろう。そして、SM−3ブロック1Aや同1Bの到達高度までムスダンの弾頭が降りてくるのを待っていれば、それが大気圏外なら、それなりに重力で加速されている事になる。
軍事研究2016年9月号・フジテレビ解説委員兼ホウドウキョク「週刊安全保障アンカー」著:能勢信幸、『北朝鮮ムスダン、ロフテッド飛翔に成功 一千kmの超高高度から日本直撃!』から抜粋
| 専守防衛の限界。現状において、敵地を攻撃しミサイル発射を阻止するしかない! |
| 現状において、敵地を攻撃しミサイル発射を阻止する以外に手立てが無い。 |
ムスダンの由来について、ムスダンは旧ソ連の潜水艦弾道ミサイルR−27(米国防総省の識別番号:SS-N-6)に北朝鮮独自に手を加えたもので、R−27より3m以上長くし、燃料や酸化剤を増量し射程を延長したとみられている
ムスダンの脅威度について。
現在、海上自衛隊のこんごう型に搭載されているSM−3ブロック1Aや米海軍のイージス艦に搭載されているSM−3ブロック1Bは、迎撃実用最大高度が約50km程度とされているため(所説あり)、完全に射程圏外である。950kmも高度が足りていないとか・・・。
そう、優れた防空ミサイルも無力である。射程圏内まで落下してきたところを狙うという方法をとるそうだが、ターミナル段階では(着弾直前のコース)弾頭のスピードが極めて高速なため迎撃するのが難しい。(ミッドコース段階で撃ち落とすのが理想とされる)
現状では「ムスダンのロフテッドに対する迎撃は困難」とあり、専守防衛の限界を呈している。
なお、射程距離は2500km〜4000kmと推測されているが、ロフテッド軌道の成功で日本全域をムスダンはまだ開発中らしいが、完成したら日本にとって大きな脅威となり、やっかいな存在となりそうだ。
ムスダンの射程距離2500km〜4000kmの最低の距離半径 ↓↓
2016年6月23日のムスダン発射の様子 / 労働新聞 ↓↓
| 新型弾道ミサイル「北極星2」/ 米呼称:KN-15 |
| 北西部の平安北道亀城(ピョンアンブクドウ クソン)市の郊外から東に向けて弾道ミサイル1発を発射。 |
| ミサイルはロフテッド軌道で打ち上げ、最大高度550kmに達し、発射地点地点から約500kmの日本海上に落下した。 |
| 北朝鮮メディアは発射したミサイルは「北極星2」と明らかにした。 |
北極星2の発射映像。 ↓↓
| 北極星2は、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)「北極星1」を地上配備型に改良したもので、北極星2は北極星1の系列(SLBM)と思われる。 |
これは2016年8月24日に行われたSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の「北極星1」の発射映像。このミサイルを地上発射用に改良したのが「北極星2」
↓↓
<北極星2の発射方式、コールド・ローンチについて>
北極星2はキャニスター(発射筒)からミサイルが飛び出し、20〜30m上がったところで点火し、炎を吹き出しながら上昇する。この発射方式を「コールド・ローンチ」という。
コールド・ローンチは空中で点火するので地表や発射台への影響は小さくて済む。
対して、地表に立てた状態のままで点火し、ロケットの推進力で上昇する発射方式を「ホット・ローンチ」といい、 ホット・ローンチでは発射の際にロケットの高温の排気が地表に吹き付け周囲に広がるので、発射台の周辺が焦げる。ホット・ローンチ方式のムスダンの発射では発射台のダメージが大きく何回か発射台ごと燃やして爆発させている。
(コールド・ローンチ方式の北極星2。ガス圧で飛び出したところでミサイルに点火している↓↓)
| 北極星2は製造が難しいといわれる固体推進剤方式で、固体推進剤方式の弾道ミサイルのメリットは、取り扱いが容易で車両に搭載して迅速に移動し、すぐに発射という点。 |
固体推進方式の弾道ミサイルについては軍事研究2017年4月号に詳しく書いてあるので、けっこう面白いので参考までに抜粋。↓ ↓ ↓
製造の難しい固体ロケット 軍事評論家 野木恵一 /軍事研究2017.04月号
現在用いられている代表的な固体推進剤は、ポリブタジエンなど合成ゴム系のバインダー(結合剤)に、酸化剤の過塩素酸アンモニウムと、燃料となるアルミニウム粉末などを混合したコンポジット系だ。
バインダーは推進剤の形を保つと同時に、それ自体も燃料になる。固体推進剤ロケットの排気煙が白熱するのは、アルミニウム粉末が燃焼しているからだ。北極星1/2もこのコンポジット固体推進剤を用いているのだろう。
固体推進剤ロケットの製造法は、プリンかゼリーのような菓子作りにも似ている。温かい材料を混合してよくかき混ぜ、型に注いで冷やし固める。
実際の固体推進剤ロケット作りでは、どろどろに融けた合成ゴム(ポリブタジエンなどの融点は70度〜120度くらい)に過塩素酸アンモニウムやアルミニウム粉末を混合して、弾体となるケーシングに注ぎ込む。後はゆっくりと冷まして推進剤が固体化するのを待つ。
菓子と同じく混合不十分でムラやダマがあってはいけないし、弾体に注ぐときに気泡が混じってもいけない。温度管理を間違えて、固化した推進剤にひび割れが生じてもいけない。
通常はケーシングの中央に中子があって、推進剤が固まった後で引き抜かれる。推進剤は竹輪のような、中心に穴の開いた形状になる。この穴が外側に広がるように燃焼し、ケーシングの内面に達したところで燃焼が終わる。
しかし推進剤にムラや気泡、ひび割れがあると、燃焼は不整になり、最悪の場合、瞬時に爆発する。YouTubeやインターネットを検索すれば、固体ロケットが打ち上げ直後に大爆発して、無数の推進剤のかけらが燃えながら発射台周辺に注ぐさまが見られる。
固体推進剤ロケットには独特のノウハウが必要で、液体ロケットよりむしろ製造が難しいともいう。北朝鮮がどれだけ失敗を繰り返したのかは不明だが、北極星2を500km飛ばすところまで進歩したのはたいしたものといえよう。
北極星2の性能についてまとると、
まさしく最強にして最凶の弾道ミサイルだ。開発中の核兵器を搭載して日本を攻撃すれば、どこから撃ってきたのかも分からないし、攻撃武器を持っていない日本は反撃すらできない。
北極星2も開発中の段階らしいが、完成したならば日本の安全保障を揺るがされる、大きな脅威となりそうだ。今回2月の発射は意図的に高い弾道(ロフテッド軌道)だったが、通常の軌道ならば射程1200km程度に届いていた推測されている。
図に表すと以下のようになる。今回の飛翔を赤線で示す。赤丸は通常の軌道をとった場合のイメージ ↓↓
| 大陸間弾道ミサイル テポドン2(派生型)/北朝鮮名:光明星 |
| 2016年2月7日午前9時30分ごろ、北西部沿岸地域の東倉里(トンチャンリ)から南方向に向けて、「人工衛星の打ち上げ」と称した事実上の弾道ミサイルを1発を発射。 |
2016年2月の人工衛星と称するテポドン2(派生型)の発射映像↓↓
発射の様子を生放送するテレビ ↓↓
| 発射から約10分後の9時41分頃、沖縄県上空を通過。Jアラートにより警報が発令された。 |
2016年2月7日 北朝鮮ミサイル発射直後の臨時速報↓↓
| 発射したミサイルは、2012年に発射したものと同様のテポドン2派生型で、2012年と同様の態様で飛翔させ、地球周回軌道に3段目の推進装置を含む何らかの物体を投入したと推定。 |
| 地球周回軌道に投入された物体は、何らかの通信や、地上との送受信を行っている事は確認されず、当該物体が人工衛星としての機能を果たしているとは考えられない。 |
東倉里(トンチャンリ)の発射台と、この写真では光明星3号。 ↓↓
テポドン2の燃料は液体推進剤方式で、1・2段目は、燃料にケロシン80%にガソリン20%の混合物、酸化剤は四酸化二窒素。3段目は燃料が非対称ジメチルヒドラジン、酸化剤が四酸化窒素と思われる。
命中精度は、衛星の軌道投入の精度から推測するに、 半数必中界(CEP)が高くはなく、誤差が数キロメートルになる事から通常弾頭を搭載する意味がなく、 必然的に核弾頭を搭載する事になる。
脅威度については、現在のテポドン2号/光明星は発射台上で何日もかけて組み立てて推進剤を注入している事から発射場所の特定が容易なため、発射準備中に爆撃機や巡航ミサイルで攻撃する事で発射を阻止する事が可能。よって移動式の固体推進剤方式の弾道ミサイルよりは脅威度は低いとみられる。
射程距離に関しては、通常のテポドン2が約6000km、テポドン2派生型が1000km以上と推測されている。
以上まとめると、
| テポドン2は発射台で組み立て・燃料注入を行うので、発射場所を容易に特定、攻撃が可能。 |
| 脅威度は移動式の固体推進剤方式の弾道ミサイルより低いと思われる。 |
| しかし実際に使われる場合、命中精度の関係で核弾頭の可能性が大。 |
| スカッドB/ スカッドC/ スカッドER / ノドン |
| 2006年7月5日。北朝鮮が朝鮮半島東海岸から弾道ミサイル6発を発射。 |
| うち1発が北海道稚内の西南西約110km付近の日本海に着弾。 |
| 発射したのはテポドン含む(発射40秒後で失敗)、スカッドミサイル5発とみられている。 |
北朝鮮ミサイルの発射を伝えるニュース ↓↓
| うち1発が能登半島の北約200キロの日本海へ。南北に約80kmの等間隔で落下。 |
| 北朝鮮メディアは、在日米軍攻撃を担当する部隊による弾道ミサイル訓練が行われ、4発の同時発射に成功したと報じた。 |
その発射映像↓↓
北朝鮮発表によると、発射は在日米軍を攻撃する部隊が担当し、日本攻撃用に運用している事を示唆した。
射程距離は比較的短いものの、同時発射可能である事から、数発から数十発を一気に発射する飽和攻撃により迎撃が困難と推測される。
スカッドおよびノドン、それぞれの違いについて
・スカッドB/C/ERはそれぞれ液体推進剤方式で、燃料に非対称ジメチルヒドラジン、酸化剤に四酸化二窒素。
・スカッドCは推進剤タンクを大型化
・スカッドERは胴体の延長部や弾頭の重量を軽量化、射程約1000kmに強化。
・ノドンは、スカッドCのエアフレーム 及びエンジンを大型化したもので、射程約13000kmに大幅に強化
飛翔イメージ。等間隔に落下させている事から精度が向上しているとみられる ↓↓
スカッドについて要点を以下にまとめると ↓↓
| スカッドERは同時発射可能で、飽和攻撃により迎撃が困難。 |
| またTEL(移動式発射台車両)からの発射で、発射場所の特定が困難。 |
そして忘れていはいけない北朝鮮の核について。
北朝鮮は弾道ミサイルの開発と核開発を同時並行に進めているが、将来的には核兵器を小型化し、弾道ミサイルの弾頭に載せて飛ばすためである。
ここで北朝鮮の核実験について、防衛省の資料を参考に見てみる。
「2016年の北朝鮮による核実験・ミサイル発射について/防衛省」から↓↓
| \ | 地震の規模 | 推定される出力 |
| 1回目/2006年10月 | M4.1 | 約0.5〜1kT |
| 2回目/2009年05月 | M4.52 | 約2〜3kT |
| 3回目/2013年02月 | M4.9 | 約6〜7kT |
| 4回目/2016年01月 | M4.85 | 約6〜7kT |
| 5回目/2016年09月 | M5.1 | 約11〜12kT |
| 2017年3月29日現在、6回目となる核実験を準備している兆候がみられる |
上の表を見ての通り、実験の度に出力を上げてきているのが分かる。
ちなみに、広島に投下された原爆「リトルボーイ」が15kT。長崎に投下された原爆「ファットマン」が22kT。もう少しで広島原爆の威力にまで到達しようというところ。
恐らく、北朝鮮の小さな実験施設ではこれくらいが限界で、これ以上強くすると国ごと吹っ飛んでしまうのではと思われるが、最近6回目の核実験を準備する兆候が見られるという。
6回目の核実験の規模について注視される。
という訳で北朝鮮の弾道ミサイルについて調べてきた。
脅威ではないとされ軽視してきた北朝鮮ミサイルだったが、北朝鮮の日々努力のたまものか??
それが年々進化してきて、日本の脅かされようとしている。
日本と米軍が協力して、北朝鮮弾道ミサイルをイージス艦などで撃ち落とすMD(ミサイルディフェンス)作戦なんかをやっているが、北朝鮮弾道ミサイルの進化で無力化されようとしている。
個人的に思うのは、いや 多分、無理でしょう。自衛隊は専守防衛という事で、防衛する必要最低限の武器しか持っていない。核の報復に対して通常爆弾などで対処する事になるのだろう。
そこでてきたニュースが「自民党が自衛隊の敵地攻撃能力を検討」なのでしょう。米と日本が話し合いの中でMDには限界があるという事でこういう結論に至ったのかも知れない。
という訳で、
最後に長くなりましたが、自分の率直な意見を申し上げます。
ネット右翼だとか言われても構いませぬ。。。。。
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