ガーデナーの雑記帳

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カイヅカイブキ(貝塚伊吹 Juniperus chinensis 'Kaizuka'=Juniperus chinensis cv. Pyramidalis=J.chinensis var.torulosa)ヒノキ科ビャクシン属・針葉樹(常緑小高木)(樹高2〜15mくらい)日本自生(本州〜沖縄)の園芸種(雌雄異株)
(撮影:左から07.5/23/08.1/17:2枚/08.2/15)


もう30年経つ我が家の生垣のカイヅカイブキですが、
先祖返りして針葉を出しています。
強剪定したり、樹齢が経ったり弱ったりするとよく表れます。
カイヅカイブキはビャクシン属の「イブキ」の枝代わりをもとに改良された園芸品種で、
もともとこのような針葉なのです。

これは交配種などでは普通によく起こることで、
消えたはずの遺伝子形質が何らかの刺激を受けて再び表れることです。
斑入りの植物などでも、斑が消えてしまったり、というのも同じような現象です。
園芸種が何代も経て、原種に近い状態に戻ってしまうことも良くあることです。

野菜やお花などでも、よく「F1」と書いてあるものがありますが、
これも「一代交配」という技術で作られていて、野菜ならより甘く美味しくなどを目指して
交配されているもので、そのタネを採取して播いても、F1種の遺伝子を受け継ぐかというと、
そんなことはなくて、遺伝子がばらけて全く別物になるということも普通のことです。
(^.^)

今から30〜50年前にカイヅカイブキの生垣は大流行したそうですね。
今でも当時できた造成地などの生垣では良く見かけます。
よく手入れ(剪定)をされて、とても美しい生垣となっているところもあれば、
あまり剪定をしなかったためか葉張りが出てしまって道路にはみ出てしまったり、
という姿も良く見受けます。

新しく造成された住宅地などでは、今カイヅカイブキを生垣にされる方は稀ですね。
小さい苗木のうちは良いのですが、5年、10年と経ってくると、
ちょっと剪定をサボると、生長した枝が伸びすぎて、
枝切りすると新芽が吹くのに何年もかかったり、そのまま枯れ込んだりする…
本来は刈込みに耐えるのですが、必ず葉を残して剪定するワケで…
そう、結果は上記の通り。
日の当たらないところの葉は枯れて茶色くなって枯れ落ちますし…
敬遠されるのは、剪定が大変だから…手間がかかるから…
でも、これは今人気のコニファーも同じことです。
金気を嫌うコニファー類と同じように、カイヅカ〜も剪定後は穂先がどうしても茶色くなります。
カイヅカ〜はコニファー管理の縮図と言えなくもありません。
(^.^)

カイヅカイブキは放任すると枝が巻き上がるように生長して
まるでゴッホの絵のような炎が吹き上がっているような姿になって実に美しい!
脇枝がらせん状に出るためで、「火焔樹」とも呼ばれる姿です。

大気汚染にも乾燥にも潮風にも強くて、剪定さえできれば
もちろんトピアリーなど、仕立ても自由自在です。
ぜひ見直したい木のひとつだと思います。
刈込んだ枝は乾燥させてポプリにします。
カイヅカ〜もコニファーと同じ、フィトンチッド効果は抜群です。
苗木を見ると、やっぱりボリューム感のある緑葉はとても綺麗です。

最近はとにかく手間いらずの植物を、なんてお話をよく聞くのですが、
シンボルツリーに1本、またカイヅカイブキの生垣を自分で剪定するのなんて、
そんなに手間はかかりません(と思ってます)から、
良い汗を流しながら、森林浴して、フィトンチッドの香りのお風呂で
その汗を気持ちよく流すのはいかがでしょうか?
運動にもなりますし!!
剪定は年に2回はしたいもの。
春の新芽の固まる6月頃・秋の生長が止まる11〜12月頃です。
無理なら晩秋の1回だけでも。
頑張りましょ!(^o^)

ビャクシン属につくサビ病と、ナシにつく赤星病が同一菌で、
カイヅカイブキが病菌の媒介にもなるということで、
ナシの産地では赤星病防止条例があったりで、植栽が規制されている場合もありますから
気をつけましょう。
雌雄異株で春には緑色の目立たない花をつけて、雌株には秋に黒っぽい実が熟します。

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こんばんは。
我が家の庭にも5本あって、亡くなった父が虫嫌いの私のために選んでくれたものなんですよ。
冬は紫陽花の雨や風よけとして働いてくれますが、我が家は男手がありませんからね、伸びた枝は私が脚立に登って切ることに…
確かに新芽が伸びた様子は燃え盛る炎のように見えますけど、この炎がチクチクして痛いこと、痛いこと(笑)

2008/2/18(月) 午後 6:35 Takkun 返信する

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チクチクしますよね(^.^)
剪定するときは長袖に軍手は欠かせません。油断するといつの間にか腕が真っ赤になってあとからが痛いですよね〜。
以前は大鋏で造園職人さんのようにやってましたけど、今はどうしても電動のトリマーですね。父に言われて幼い頃からツゲの刈込み係を申し付かったので、生垣も本当は手刈りしたいんですが、その方が綺麗にできますし…。
思えば滑らかに刈り込む面白さが、今の植物好きの由縁なのかもしれません(^.^)

2008/2/18(月) 午後 9:01 may33124416 返信する

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我が家にもカイズカイブキがあるのですが、庭が小さいので大きく出来ません。大きいカイズカイブキが火炎状に枝を伸ばしているのも見事ですね。

2008/2/18(月) 午後 9:27 BEN 返信する

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BENさんはじめまして(^.^)
我が家も駐車場の見切りと道路沿いの生垣ですが、葉張りが出ると狭くなるので大きくできません。火焔樹風のものは昔ながらの公園とか、アパートや大きな施設などの生垣とか広いところで多く植えてありますね。絵を見てるような素敵な風景ですよね(^.^)

2008/2/19(火) 午前 8:29 may33124416 返信する

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